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年の終わりに

さて。 今年もいよいよ最後の日になりました。 休みが少なかった関係でうちはこの数日大掃除で慌ただしかったので年末休みを謳歌する余裕は全くありませんでしたが。 むしろ僕の場合家族の休みが増えると自分の自由が減(略。 色々ありましたが、自分についていえば今年は今までで一番大きな前進を果たせた年でした。 来年はさらなる前進を、特に人に聴かせられる音楽を作っていけるようになれればいいなと思っています。 世の中を見ると今年も明るい出来事というのは少なく、全体的に不安を感じる出来事が多かったように思います。 特に中国が方々に喧嘩を売って、対外的な評価をガタガタに下げてしまったのが印象的でしたが。 世情は決して明るくはないですが、だからこそ個人が前向きに考え、行動しないといけないのだとは思います。 余談ですが、今年はイタリアを中心に名バンドの復活が多かった年でもありました。 とはいえ、今年復活した一番気になるバンドは Pär Lindh Project だったりするわけですが。 他にも音楽界の話題は色々とありましたね。EL&Pの復活ライヴとYesのスタジオ入りは特に印象的でした。 クラシック音楽関連でも話題はあったのですが、これはまぁ、僕が語る話でもないしね。 自分の話に戻ります。 とりあえず、今年は一歩を踏み出した年。 来年はその一歩に続けて歩みを進める年にしていきたいです。 この年末年始は何曲か曲を作ったり新しいサイトのことを考えたり、なんか絵の練習をしたり、忙しいです。 年明けには色々と新しいところを見せていきたいなと。 それでは、良いお年を。

電気式なんたらかんたら

前から少し楽しみにしていた 電気式華憐音楽集団 のアルバム"BLACK BOX"が届きましたよ。 今まで音源でのリリースが殆ど無く、ゲームを買うか(一本も買ってない)ゲーム公式サイトのショートバージョンで我慢する以外では法的に問題のある手段でしか聴けない状態が続いていたわけですが、ようやく主要な楽曲をCDで楽しめるようになりました。 当然のことながら、基本はメタル。メタルのサブジャンルはよくわかりかねますが、メロディック・スピードメタルとかネオクラシカルとか呼ばれる類のものだと思います。 さすが萌えメタルと呼ばれるジャンルの草分け的存在だけあって、「可愛い声でかっこいいメタル」を高い完成度で体現していると言えるでしょう。 その派生ともいえる感傷的なバラード曲、正統派のポップス、電波ソングまで内容はさすがに10年にわたる活動の集大成だけあって充実。 どっちのディスクも6曲目でずっこける事請け合いで、これがメタル系リスナーに素直に勧めづらい要因でもあり、聴かせたときの反応が気になるところでもあるのですが、音楽的なレベルの高さは見事に示しています。 また、演奏は非常にハイレベルなのですが、時代を経るに従って音の質や表現力が増しているようにも感じました。歌唱の方はより明確に成長が実感できると思います。 個人的に、というかネット上でも言われているようですが、"聖 ~ひじり~"のアレンジが大幅に変わっているのはなかなか面白いと同時に、少し残念でもありました。 こちらの力強さも良いのですが、原曲の儚げな感じがこの曲には合っていたような気がします(ゲームの方に合っていたということなのかも知れませんが)。 また、予想以上に衝撃的だったのがBOX特典の"Special disc for HEADBUNGERS"。 新曲"B.M.S."は強烈なイントロから劇的なヘヴィメタルに展開する、期待以上の内容。サビのメロディが80年代のムード歌謡みたいなのが何ですが(冬のソナタという説も)、メタルにおける「クサメロ」というのはこういうものなのかも。 他は既存曲のアレンジですがどれも原曲以上にダイナミックで演奏も素晴らしく、音量を上げるとかなり気持ちよさそうです。 特に「機械人形」は、メタル

久しぶりに

昔作ったMIDIデータを漁ってみました。 始めてから三年も経ったんだなぁと少し感慨に浸りつつ、色々と昔作って駄目だった曲を聴き直したりしていました。 気付いたのは、作るのが好きな曲調というのは当時からはっきりしていて変わっていないこと、それとあの時はあの時で何かしらやりたいことがあったということ。 さすがにMIDI制作を始めたばかりの頃なので不慣れな面もあり、曲の質とか稚気が見えるのは確かなのですが、これはこれで見るべきところはあって、こんなメロディ作ってたのかとちょっと驚いたりしました。 今は最近作った何曲かにかかりきりだったのですが、それらにはない表現もあったりして、幾つかは拾い上げて作り直してみようかなと思いました。 その辺も含めると、アイディア止まりのものも含めて今作りたい曲というのが10は超えるくらいあるな……それは嬉しいことなのですが、作業は曲を考えるほど早くは進まないわけで。 うーん、ジレンマだ。 ちなみに、この前からやってた曲は一段落。もうじきお聴かせできるものに仕上がると思います。 その前に新しいサイトも作らないとなぁ。 それにしても、音楽の発想ってどこから湧いてくるかわからないものです。 直接的には楽器の弾き間違いであったり、突発的に混ざった二つの音であったり、バグってぐちゃぐちゃになったゲームの音楽だったり。 他にも外から聞こえてくる生活音、自分の立てた物音、などなど。 思わぬところから良いフレーズやアレンジが思いついたりして、時々驚きます。

年の瀬にちょっとした

プレゼントがMagentaから届きましたよ。 以前からいわれていたEL&Pの名曲"Lucky Man"がダウンロードでリリースされました。 バンドの Bandcamp ページから今すぐダウンロードできますよ。 試聴は誰でも無料で出来るのでとりあえず聴いてみては。 聴いてみた感じ、あ、これMagentaの曲だ。 当然ながらメロディはEL&Pの原曲のものなのですが、アコースティック、エレクトリック両ギターの音やキーボードの表現、ベースライン、アレンジが完全にMagentaのそれで、メロディまでMagenta風に聞こえてきます。 特に間奏と終盤の盛り上がりはオリジナルの新曲といっても通じそうなMagenta節。 来年の初めには新曲やライヴの再開、その他ニュースとともに活動を再開させていくということなので、それもまた楽しみにしたいですね。

きたー!

色々あって少し遅れていたThe Pineapple Thiefのライヴ音源ですが、12月6日にダウンロード開始されるということです。 その" Someone Here Is Live "ですが、収録曲は God Bless The Child 6:40 Tightly Wound 6:39 Wake Up The Dead 4:51 3000 Days 7:07 Shoot First 4:20 Different Worls 9:50 All You Need To Know 4:26 My Debt To You 5:51 Counting The Cost 4:09 Part Zero 6:18 Preparation For Meltdown 7:59 Show A Little Love 4:05 So We Row 8:29 Too Much To Lose 14:36 Nothing At Best 4:46 Light Up Your Eyes 9:21 Snowdrops 8:47 (Bonus Track) Total Running Time 1:58:22 となっています。 選曲的にはKScope 移籍以降の楽曲がメインですが、その条件ではベストと言っていいでしょう。 February 13thが無いのがちょっと残念ですが、そもそもライヴで演奏されていたのかどうかというところですし。 ボーナストラックのSnowdropsはどういう理由でボーナス扱いなのか定かでありませんが、原曲より大幅に長くなっていますので少し気になります。 前にも言われたように、公式サイトからのダウンロード販売限定でCD等はリリースされませんので、気になる人は是非チェックしてみてください。

もう師走ですよ。

今年も何だかんだであっという間に終わりが近付いてきてます。 この一年、やりたかったこと全てが出来たわけではないですが、色々と前に進めた実感はあるので、まあ良い一年だったといえると思います。 来年は自分にとって飛躍の年に……なればいいなぁ。 さて、今やってる曲の方が一段落付いたので新しい曲にも手を出していこうというところなのですが、今回はピアノがリードになるのでベロシティとかの設定が面倒なことになりそうな。 全部同じではよろしくないし、かといってリズムのようにこうすればそれらしくなるという基準もないので。 これくらいの曲だと自分で弾けばあっという間に終わりそうではあるんですけどね。やっぱりちゃんとした鍵盤が欲しいな。 そういえば、ピアノ系キーボードでは業界一である(と思っている) Roland が88鍵のMIDIコントローラーをラインアップしていないのはどうしてなのか、かなり真剣に聞きたいのですが。 今日は朝から気が狂ったように雨が降ってましたが、なんだか日中の天気は悪くなかったです。 別に出かけるのをすっぱり諦めるほどではなかったかも知れない。

うーん、

前回「自分で納得のいく曲が出来てる」とか書きましたが、バックトラックの時点で作り込みすぎた所為でメロディパートにどんなフレーズを入れてもしっくりこない……というか蛇足にしかならない。 まあ、メロディがないと曲として成立しないという雰囲気ではないので、このままでも良いのかなと思ってます。 自分の場合メロディ先行ではなくて和声先行で作ることが多いので、あまり気合いを入れすぎると往々にしてこうなります。 あと、ドラムのパターンが一定になるのを怖がりすぎる傾向もどうにかしないとまずいな。 今回も随所でやたら細かい刻みを入れてるし。これが自分の特徴だって言い張ってしまっても良いんですが。 とはいえこの曲のリズムは自分では(そんなフィルも含めて)上出来だと思ってます。 しかし、MIDIで曲を作っていると使える音の少なさに結構手こずりますね。 各楽器はソロだけでセクションがないですし、シンセは使いたいタイプの音が無いことも多く、ベースも種類が少ないですしね。 音源によって聞こえ方がまるで違うのも結構面倒です。今はWindowsで普通に再生されたときにきちんと聞こえるようにMSGS前提に作ってますが。 ところで、いつの間にかGarritan World Instrumentsの収録楽器リストが公開されているようです。発売がいつとかはまだわかりませんが。 ページが多すぎて流し読みしかできてませんが、要はそれだけ内容が充実しているわけでもあって。 個人的には今まで民族楽器系の音源であまり収録されてなかった和楽器が、ソフト音源でおそらく一番多く揃っているのが注目ですね。特に管楽器。 尺八、箏、三味線、太鼓、くらいしか今までありませんでしたので。 ちなみに、当該記事のURLを貼ろうと思ったのですが、サイトが繋がりにくくて参照できませんでした。 見られたら貼っときます。 (追記: 製品情報サイト が公開されたのでそっちにリンクします。まだ発売はしてないようですが) ところで、サイトでの投票には他の製品の名前もあります。 Choir、Strings、Pipe Organは既に発表済み、World Instrumentsがこの時期までずれ込みましたからいつになるかわかりませんが、そのうちリリースされるでしょう。 Historic Instruments

音楽とイメージ

最近なんだか調子が良くて色々と曲を作ったりしてました。 久々に曲として自分なりに納得のいくものが作れているので、今はとても作業が楽しいです。 タイプとしてもいろんな感じの曲が思いつく感じなので次の曲が作りたくてたまらない、という状況です、しばらく無かったことなので本当に嬉しいです。 まあ特定の曲から受けた影響という枠内で自分なりに曲を構成しているという感じで、それを抜け出せないとなかなか満足とは行かないのですが、習作の段階としては結構充実している感じがします。 きっかけはある一つの曲なので、そのきっかけを与えてくれた某バンドには感謝したいと思います。 感謝を込めて今度アルバムを買わせていただきます(笑)。 さて、それで今回感じたことは、自分の中で明確に完成図が見えていることが僕にとっては曲作りで大事なことだという。 といっても打ち込みでの話ですね。はっきりこうすればこうなるというイメージが出来ていないと、あるパートを打ち込んでいるときに、ここが曲の中でどんな風に働くのかわからなくて延々とさまようことになってしまうようです。 僕は音のイメージというのは鍵盤でいろんな音を鳴らして固めていくタイプなので、コンピューターに鍵盤が繋がっていない現状ではそこがネックになって作業効率(とやる気)が落ちているかも。 ちなみに、もう一つ僕は曲を作るときにそれが「どんな印象を与えるか」というのをイメージして取りかかります。 さっきの音楽的なイメージではなく感覚的なイメージ、例えば暗い洞窟の中を探検しているような、あるいは風で木の葉が散っていく景色のような、とか、いわば劇伴としてのシーンの想定のような感じですね。 最初にここを決めてやることもあるのですが、大抵は曲としての大まかな全体像が見えた時点でこれを考えて、そこからそれをベースに曲を構成していくという感じです。 その時点でタイトルも決めちゃうことが僕は多いのです。 それにしても自分はゲーム音楽的な指向がとてもとても強いのだということが今回の件でまた実感されました。 きっと出来た曲を聴いていただけたらそのことは同意していただけるのではないかと。

信じて待つっていうのは大事なことでね。

まあ何が言いたいかというと、 デンカレ の話ではなくて(少しあるけど)、いつか出ると待ち望んでいた The Pineapple Thief のライヴがとうとうリリースに向けて動いているようです。 最近のツアーで収録された音源のうちベストのものを二時間程度収録予定だということで、ミックス作業は出来れば11月中、少なくとも年内には行われるということで、年明け、春にはリリースになるでしょうか。 ちなみに、KScopeの方が後述の理由で多忙とのことで、リリースはダウンロード限定になるそうです。 しかしながら、デジタル・ブックレットが付属でFLACオプションも用意されるとのことなので、大きな問題はないでしょう。その気になれば自分でCDを作っても良いわけですね。 それで、KScopeが多忙な理由ですが、"10 Stories Down" と"Variations On A Dream"の 再版に向けて準備中ということです。 "8 Days"が付くかどうかについてですが、少なくとも数量限定では付くんじゃないかなぁと思うということで、確信はないようですが期待できそうです。 未だにファンには一番人気で、長いこと入手不可能で僕を含め気にしていたファンも多い作品だけに、もう再販の準備がされているというニュースは喜ばしい話です。 予約開始は12月中、楽しみに待ちましょう。 そういえば同じように待ち望んでいる再販といえば Moongarden の"Round Midnight"なのですが、こちらは再販がされているのかまだなのか、されるならいつなのか、というところがよくわからないままで、Marqueeが入荷リストに入れるという余計なことさえしていなければ普通に待っていられたと思うのですが、ちょっと混乱しています。 まあ、どっちにしてもはっきりモノが出たとわかるまでは入手も不可能なので、気長に待ちたいと思います。 新作もね!

うわぁ

前回のアップデートが8.5だった Cakewalk Sonarですが、9はどうなるだろうと思ってたら次のバージョンは Sonar X1 ですって。なんだかヴァージョン11のようにも読める名前ですが、ここから仕切り直しという気合いが感じられるネーミングです。 製品情報を見ると、大きな改善点としてSkylightと名付けられたスマートでフレキシブル(という表現がしっくりくるかなと)なインターフェースが採用されたようです。 Music Createrあたりで使われていた取っつきやすくかっこいいインターフェースがベースと思われ、これは期待していたところだけに嬉しいです。 もう一つ、ProducerバージョンにはPro Channelというヴィンテージのコンソール風なチャンネルストリップが搭載され、プラグインを使わずとも質の高いミキシングが可能になっているようです。 また、今回からラインアップにEssentialがく加わり、3バージョンの構成になったようです。 従来廉価版扱いだったクラスを正式なラインアップに組み込んだ感じでかと思います。 あまりはっきりと詳細が公開されていないので、使い勝手の面とProducerのPro Channel以外にどれだけの改善がなされたのか定かではありません(というか、それほど変わってないように見える)のですが、直接いじる表面が変わったというのはかなり体感的には大きな違いなので、これは良いなと感じます。 何にしろ、今回のバージョンアップ最大の目玉がSkylightの採用であることは製品ページを見ても明らかであり、最近のSonarが他のDAWに比べて明確に引けを取っていた部分を一気に追いついた、あるいは追い越したと言えそうなので、見過ごせない事になりそうです。 うん、実際格好いいよね、画面デザイン。

さてどうしたものか。

今まで使ってたinfoseekのスペースがサービス終了してしまったので、代わりをどうするか考えてます。 そういえば以前取得したYahoo! IDが特に使われもせずに放置状態なので、移転先はそっちで良いかな。 せっかくなのでデザインとかも変更するかも知れません。 以前から細々と問題はあったり、プロ野球チームの人事があれだったりと印象は悪化していたのですが、今回の件でこの会社を見放す踏ん切りが付いたのかなと。 infoseekメールのアドレスで登録してたサービスとか処理するの面倒ですが。 何名か、好きなサイトで同サービスを使っているところがあるので、そちらがどうなるかも気になるところ。といっても、中の人はtwitterで動向が掴めることが多い。時代ですねぇ。 僕はこのブログ(と、実はもう一つ未使用の)意外は外に向けて何かを発信できる媒体は使っていないのですが、twitterくらいは始めてみようかとも思ってます。 結構twitterが一番簡単にコンタクトを取る手段な人もいるしね。

ようやくという感あり

たしか Big Fish Audio のサイトで"Q"という製品がアナウンスされたのは大分前、サイトが旧デザインの頃であり、 Vir2 社が発足して間もない頃だったと思います。 どんなものかなーとワクワクしながらその製品情報を待っていて、その後一時は無かったことにされたのかと思うくらい情報がなかったのですが(ところでBlueは本当に無かったことにされたのでしょうか)、その製品がとうとう発表になりました。 その内容ですが、一言で言うと最近流行りの「シネマティック」をキーワードとしたサウンドデザイン系総合音源、 HeavyOCity や Sample Logic の製品群や East West " The Dark Side "等と方向性としては共通のものとなっているようです。 それらの製品を持っている人にとってそれじゃあどうなのかということになりますが、デモを聴く感じ前二社がそっち専門のメーカーであり、より積極的な「加工された」音を押し出しているのに比べるとEast West社やこれは音源の総合メーカーという性質を生かした、それぞれに特有の音の感触を持っているように思います。 あくまでデモソングを聴いた限りなのですが、これらの中で本製品が一番ナチュラルな音で、自然に使いやすい、もっと言うと「この音源を使うことでその音質が曲全体に印象づけられてしまう」感じのしない音のように感じられました。 一定のコンセプトに沿って音を作るというより、映画を演出するのに使いやすい音を様々集めたという感じでしょうか。 この内容だと音質指向の異なる" VI.One "と並ぶ総合音源と言っても良いような気さえします。 容量は16GB、この種の製品としては少なめで、画面デザインも使いやすそうですし、このような音質傾向とあれば「シネマティック」な音源をとりあえず使ってみたい人には一押しとなるのではないでしょうか。 それにしても、ここ最近のVir2製品の魅力的なことは凄まじいものがあり、少し個性的な総合音源メーカーとして存在感を強めている感じがします。 さて、Big Fishで出た音源と比較すると「普通の」ストリングス音源が存在しないことになりますが、ここを繋ぐことはあるでしょうか。

メニューから辿れるようになるまで

アクセスしやすいように、ここにリンク置いておこう。 POD HD DT-50 まぁ自分はギター弾かないですけどね。 POD X3 や Vetta II とは真逆に近いコンセプトの製品だけに、置き換えではなく共存になるかと思いますが、さて。

月からの新しい知らせ

Moongarden が新しいアルバムのリリースについて話し合う段階まで来ているみたいです。 最近活動が活発になっているので録音の類はやっているだろうとは思っていましたが、思ったより速く新作の話が出てちょっとびっくりしてます。 "The Gates of Omega"の再販などをやっていましたからもっと時間がかかるものかと。 新曲も良い出来だそうなので、その言葉を信じて待ちたいと思います。 ドラムに Mangala Vallis のGigi Cavalli Cocchiを迎えて初めての作品なので、そっちの面でも気になるところです。 ところで、実際のところ"Round Midnight"の再販はどうなっているのでしょう。 もう一方、ノルウェーの White Willow も新作の制作が進んでいるようです。 こちらもドラムに元 Anglagard のMattias Olssonを迎え、ここ二作でメンバーに定着したLars Fredrik Frøislieもあわせてこちら系の北欧ロックのオールスター的な面子になりつつあります。 制作中と思われる音源が少し前にYoutubeでちらっと聴けたと思うのですが、あのような音だとするとかなり良い作品になりそうな気がします。 そういえば Brighteye Brison も新作の制作中でしたっけ。 こちらはもう大分完成していると思うのですが、色々と残りの行程で忙しいのでしょうか。 レコーディング風景を見る限り相当良さそうなので、これも情報待ちというところ。 どれくらいが年内に出るかはわかりませんが、発表を控えている新作がたくさんあるというのは楽しいものです。

Show A Little Love

もう何度も聴いた曲ではありますが、EPとしてリリースされる The Pineapple Thief の"Show A Little Love"のビデオクリップがYoutubeにアップロードされています。 いままでで一番正統派の「ロックバンドのPV」でありまして、バンドの演奏がしっかりと映像の中でフィーチャーされているのは嬉しいところです。 ギターソロにはスライドを使っている事もわかりますね。 廃ビル(かどうかはわかりませんが、そのように演出されている)での演奏や女性の使い方など、子供向けではない映像作品としての抑制された演出が良い感じです。 そういえば、"Nothing At Best"でも女性が直接的ではない形で絡んでいましたね。 EPの方はとうとう予約が始まりました。 曲としては16分になる組曲"To Live and Die to the Familiar Sound of..."以外に新しいものはないですが、これが久々の10分超えの大作ですし、複数部構成の組曲は初めてだと思うので、これだけで楽しみです。タイトルも良いですね。 他は表題曲とアルバムから二曲のアコースティックバージョン、そして"Dead in the Water"のリミックス。 これらはこれで面白そうですし、その分価格も安めなので価値は充分だと思います。 "Open Water"は収録から漏れましたが、ブログでの記述を読むに納得するしかないでしょう。 そうそう、廃ビルといえば、愛知トリエンナーレの一部を見に行ったのですが、廃ビルが使われていたときの名残を残したまま会場として使われていて、ちょっとドキドキしました。

とりあえず転売屋は滅びろと言いたい

今更な話題ではあるのですが、 まんがタイムきらら 10月号の件です。 「けいおん!」の最終回が掲載されたことでやたらと売れて、聴くところによると発売日で六割売れたらしく、一週間後には編集部のブログでほぼ完売と書かれるような状況でした。 当然自分も購入できませんでした。 最終回ということでアニメファンがこぞって購入したか、それなら読者として良い迷惑ではあるが仕方ない、という気持ちもあったのですが、ネットでろくに読む気もないのに買った人を見てイラッとしたりはしました。 のですが、Amazonのマーケットプレイスの2000円からスタートという出品価格、更にYahoo!オークションで非常な高値で「新品」を販売している出品者の存在などに非常な不快感を覚えまして、ふざけんなと。 何得意げに「5冊ありますので」とか書いちゃってるんだと。その五冊どこかの書店で買ってきてそこを利用してる読者に迷惑かけただけだろうと腹が立ちました。 中古に高値を付けるのも出品者が自分で設定してるんだから腹立ちますが、新品を高値で売るって事はもうそれ目的で買いに走ってることが明らかなわけで。 当然、読者の中にはそうしたものに手を出すことを考えつかない人もいるし、不当な高値では手が出しづらかったり、そもそもこういう商品に手を出すのは不当転売行為を助長するような行為でもありますから、こうした商品がまともに売れるとは考えにくいです。 それは結局のところ読者に渡るはずだった発行部数の一部が転売用に確保されたままの商品として残ることを意味し、つまるところ本誌を手に取れない読者が増える結果を招くことになります。 更にこういう事をする人がいれば、発行部数が増えてもあるだけ買って行かれてしまう可能性があり、部数が増えるほど被害も増えることになり得ます。 編集部でも品薄を見越して発行部数を大幅に増やしたそうですが、結果的には転売屋を大量発生させる事態を招いたに過ぎなかったかも知れません。 出版業界の内情は知りませんが、店頭で減った雑誌の数が回復したのを見たことはありませんし、性質上雑誌の増刷というのは難しいのでしょうから(今回は複雑な付録もありますし)もっと刷って自分にも買わせろとはもはや言いません。 オークションに手を出す気もないですし、Amazon等にも善意の出品者などが見当たらない以上、今

そろそろ秋ですかね

自分の部屋が、昼間にいてもそれほど辛くはなくなってきたのに暑さが和らいできたことを感じます。 昨日は体調悪かったのに加えて日差しが強い中での移動もあったので大変でしたが。 そういえば、Tonehammerが Bowed Piano 音源を発表するみたいですね。 コンセプトそのものはSoniccoutureからワンサイクル遅れているような感じですが、そこはTonehammer、それとはまた違った形でBowed Pianoの魅力を表現してくれそうです。 実際にデモソングを聴いた感じ、こちらの方が純音に近い音が収録されているようで、Soniccoutureの複雑な響きとは異なるものに仕上がっているようです。 もう一つ、これに先立って Plucked Piano も予告されていて、これを合わせると SC Xtenden Piano より高価になるのですが、その分サンプル容量も多めみたいです。 こちらもSCとは音の感触が異なっているようです。 SCはハープシコードに近く、THはダルシマーなどに近いような表情を覗かせている気がします。 もっとはっきりいうと、この二社の音の質感に対するイメージそのままの違いです。 透明で幻想的で、非現実的な潔癖感さえ感じさせるSoniccoutureに対する、人間くさくて生々しく、現世の空気をまとったTonehammerという感じ。天上と地上の対比です。 ちなみに、もう一つ近い方向の製品を発表し続けている Cinematique Instruments はこの中間、非常に綺麗で幻想的ながら生々しい世界の空気感も感じる、というイメージが個人的にはあります。 もう一つ、今日発表された VOCALOID2 猫村いろは ですが、見た目の印象でイメージを固めてデモソングを聴くと驚く声です。 既存のVOCALOIDで何に一番近いというと鏡音レンでしょうか。個人的に、少女というより少年という感じを受けましたし、設定の類が無意味に思えてくるくらいですが、一つの製品としてはなかなか良いのではないでしょうか。 問題は見た目・設定に声をどれだけ近付けられるかですが。 ここ数日でかなり疲れていたみたいで、昨夜、というか今日はかなり長いこと眠ってしまいました。 今は体力も大分回復してきたので、もう大丈夫だとは思います。 少し基礎

オーボエの音って良いよね

さて、昨日は誕生日祝いということでレコード店に行って、 Magenta のDVDを買って帰ってきたわけですが、一眠りして公式サイトを見たらまさかのReal World Studiosでのライヴアルバムが発売になってました。 パッケージ形態は2CD+DVDとのことで、要するに Live at the Point のCD版とDVD版をまとめたような感じですね。 おそらく全体の長さも同じくらいなのでしょう。 内容としては、六人編成での最後のライヴ映像なのですが、加えてストリングスカルテットとオーボエが加わり、Magentaらしい上品な艶のアコースティック編成での再現に一役買っています。 特に、ギターソロの代わりに挿入されることも多いオーボエの音がとても心地よく、全体に落ち着いて聴ける内容に仕上がっていると思われます。 恒例の宣伝動画の他にアップロードされている"Anger"の動画では、原曲が原曲だけにその良さが特に生きています。 Winters End辺りのエレクトリック・バンド編成によるライヴ音源が公式に残されなかったのは残念ですが、これはこれで魅力的であり、Magentaの一つの側面として素晴らしい演奏だと思います。

これはいいなぁ。

Soniccouture Xtended Piano が発表になりましたよ。 2008年のBowed Pianoの上位ライブラリとなるようで(後継ではない模様)、それを含んだ五つの奏法が収録されているということです。 独特の深みのあるストリングス風なBowedは当然として、柔らかく透明感と緊張感が同居したMute、ハープシコードに似ながらも独自の個性を持ったPlucked、固く金属的なアタックが特徴のMallet、そして強烈な緊張を誘う効果音が収録されたSFXと、特殊奏法好きとしては悶えそうな内容となっています。 中でもMuteはBowedと並んで神秘的で美しい音色が映像音楽などにとても合いそうです。SFXを使ったホラーな演出は当然ですね。Malletもそちらに向いてそうです。 Pluckedはあまり深く考えずに個性的な撥弦楽器としてファンタジックな楽曲などに使ってしまってよさそう。 全体に、Big Fishの Piano Attack と並んで「非ジョン・ケージ系」プリペアド・ピアノでは最有力となりそうな製品です。 大胆で破壊的なPiano Attackと比べるとこちらはより上品な感じがします。 曲の中で使うと考えると、Vir2 " Violence "やProject Sam " Symphobia "や Cinematique Instruments との相性は良さそうですね。 最近は特殊奏法系も色々と出ていますが、これで実際の楽器が弾けないと試せなかったり、コストや人手がかかる、楽器を破損する危険があるなどの理由でなかなか取り入れられなかった奏法を多くの作者が使えるようになるのは嬉しいですね。 この系統の第一人者として、Soniccoutureにはこれからも元気に活動して欲しいです。

夢→目覚める→忘れる→絶望

久しぶりに、夢で曲を見ました。 が、例のごとく目覚めた瞬間にほぼきれいさっぱり忘れてしまいました。 覚えている情報としては、トラッド系のメロディだった(何か特定の曲と似た部分もあったような)ことと、歌詞が「行かば東 いざ西へ行かん」みたいな反対の言葉を繋げた表現や言葉遊び的なところがあってかなりシュールだったこと。 あと何かファンタジー系のストーリーの主題歌的な設定だったかも知れない。 ちなみに、当該部分の歌詞だけはっきり覚えているのはそれが印象的だったからではなく、そこで目が覚めたからだったりします。 かなり良い感じだったんだけど、今までそういう曲を再び見られたことはないのでまぁ、残念。 いつも思うのは、自分の脳のどの辺を使ったらこういうものが出てくるんだろうと。 結構自分の嗜好が現れたような曲が出てくることもあるのですが、特に今回は覚えている限り自分が思いつきそうな要素は殆ど無かったように思いますので、実に不思議です。 そしてこんなものを考えられるならどうして普段から出来ないんだろうと思ってしまいます。 こういう形で出来た曲は起きたらすぐ忘れてしまうことが多いんですね。 それこそメモを取るような余裕もなくて。 いっそ見たことも忘れてたら、とすら思ってしまうわけですが、実際そういうこともあるのかも知れません。 せめてしばらくの間憶えていられるようにならないものか。 そうだ、この前料理中に怪我をしたのですが、包丁が指に見事にさっくり食い込みまして。 やった瞬間はぽかんとするくらいみごとな刺さりっぷりで、刃を抜いたら傷口がぱくっと開いててちょっと引いたのですが、当初は血も出なくて、痛みもなかったので、特に問題ないのかなと。 それで料理を続けようとしたら血がじわじわと染み出してきて、結構な勢いだったので焦って処置しました。 それにしても、何の抵抗も痛みもなくサクッと骨まで行って、見事な切れ方だったので最初は何が起こったかわかりませんでした。要するに包丁の切れ味が良すぎたのか。 切ったのが指の根本というのも料理中の怪我としては不可解な場所ですが。

ローランド、ヤマハ、コルグ、とか

九月に入って、 Roland 、 Yamaha 、 Korg から一斉に新製品情報が発表されました。 とりあえず Korg に関してはMicroシリーズとVox製アンプの新製品が中心なので個人的にはとりあえず気にするものではないかなと。 2Box の電子ドラム"DrumIt"には少し興味がありますが。 Yamahaから 発表 されたのは、正確には Steinberg 製の" HALion Sonic "です。 製品名にHALionとありますが、正式にはHypersonicの後継製品となるようで、情報そのものは三月には他の製品とともに公開されていましたが、今回正式な発表となったようです。 面白いことに、内部的には未発表のHALion 4のエンジンが採用されているということで、こちらの開発も進んでいることが期待されます。 こうして(同じく三月に公開された) WaveLab 7 もあわせて新世代Steinbergのラインアップが出揃うことになり、とても楽しみです。 デモソングがダンス系ばかりなのはドイツのメーカー故仕方ないでしょうか。サウンドデモでは結構色々な音が入っているのですが。

アニメソングとか

なんだか けいおん!! の新主題歌がランキングで二位と三位とかで、売り上げ自体はワンツーを達成した前回よりも上回っているとのことで凄いなーと思います。 アニメソングの売り上げは最近目覚ましいものがありますが、ここまで上位に食い込み続けるアニメはそう多くない、というか、歴代主題歌がトップ3を逃したことがないというのは極めて異例ではないでしょうか。 個人的にはOPは今までの曲では一番良くできていると思います。ベースがやたら頑張ってるのが面白いですね。 EDの方は曲自体の出来は"Don't say 'lazy'"より少し上、まぁ普通レベルながら、PVとしてのエンディングアニメの出来が抜群に良く、これに引っ張られてエンディングそのものの印象はとても良いです。 主題歌が交代するごとに映像の方も質を上げていっている感じはしますし、その集大成としてこのEDは納得のいくものではないでしょうか。 曲の方も、作っている方にとって本意かどうかはわかりませんが、高校生ガールズバンドの作品として聴くとなかなか良くできていると思います。 ただ、OPが代が進むにつれてハチャメチャな弄り倒し感を強めていくのに比べるとED曲は一貫してストレートに攻めるのは、意図的ではあるのでしょうが少しつまらない感も。 何にしても、わりと定型化されたアニメソングの中ではかなりの個性派ではあり、アニメ本編の人気だけでなくそういうところもこの売り上げの一因ではあるのでしょうね。 話は変わって、The Pineapple ThiefのBruce Soordの新しい インタビューが adequacy.netに掲載されています。 当然"Someone Here Is Missing"中心ですが、バンド結成時のことにも少し触れていて、結構興味深い話も多いので、ファンの方は一読をお勧めします。 面白かったのが、ドラムのKeith HarrisonがKerry Minnearの甥だという発言。 個人的にはかなり衝撃の事実でした。

とりあえず

Moongardenの"The Gates Of Omega"と"Round Midnight"、両方とも既に再販されているようです。 今のところ World Disque 以外では発見できていないのですが、他でも購入できるでしょうか。 それと、 Project Sam からクリプトンのブログでも以前言及のあった Symphobia 2 の発表がありました。 Symphobiaの後継製品ではなく、True Strikeと同じくラインに追加される形の製品になっているようです。 ということで1&2のバンドルも期間限定で用意されており、新規ユーザーにはそちらがお得と。 スクリーンショットを見て PLAY 製品のような見た目だったので一瞬びっくりしましたが、普通にKONTAKT4でした。 まぁ、本家NIの製品ではもっとやたら凝ったデザインが多いので、これくらいで驚くことは無いのでしょうね。 デモソングを聴いてますが、当然のごとく素晴らしい音です。音の質感が生々しいだけではなく、スケールの大きさを感じさせるような響きも備わっているのが素敵。 いや、そんなことは1の時からわかってますし、音色ではなく奏法の面が主体のバージョンでしょうから、そこを気にする必要もないのでしょうけど。 気になるのは、"Reunited"と題されたデモソングにバグパイプやアイリッシュホイッスルのような音が使われているのですが、これは本製品に収録されているのかということ。 前面に出てソロを取っているので可能性は高そうですが、リストにはそれと判断できる名前はありません。 このことに関する記述も特にないので、実際どうなのかはよくわかりません。 けれど、とにかく、特に映画音楽系を作る人にとってはまた魅力的な新製品ということになるのではないでしょうか。 あとKayakの 公式サイト がリニューアルされていたことには触れるべきでしょうか。 この時代にデザインされた割にはクラシカルな作りですが。

凄いですBest Serviceさん

Best Service から色々な新製品の情報が発表されました。 数がかなり多くて大変なのですが、初出となりそうなのは K-Size FX Edition 、 Electronic Drums Vol. 1 、 Studio Box Mark II 、 Ethno World 5 Professional & Voices 、 Epic World 、そしてKomplete 7および同Elementsでしょうか。 Studio Box Mark IIは正統的なStudio Boxのアップデートのようですね。 Ethno Worldは一気に容量が二倍に増え(4 Professionalになったときもそんな感じだった気がしますが)、民族楽器系音源の決定版としての地位を更に固めたと言っていいでしょう。 ライバル候補のGarritan World Instrumentsがいつ出るかも気になるところですが。 デモは Sounds Online の方で聴けますが、さすがという感じです。 Epic Worldは Accordions みたいにBela D Mediaの Sampled Landscape の拡張版的なものではないかと思うのですが、どうでしょう。

夏ですね。

この間までの大雨で大きな被害が出たと思ったら、そのあと猛暑による熱中症や水難事故でまた多くの被害が出ているようで、この夏は大変なことになっていますね。 連休に入って 観光などに関わる交通事故も起こっていますので、自分自身も注意しないといけませんね。 さて。最近、今更というかまたというか Nil にはまってます。 といっても、"Nil Novo Sub Sole"は既に幾度となく聴いたので、今気になっているのはその前作"Quarante Jours Sur Le Sinaï"です。 気になってはいながら入手機会が無く放置状態にあったのですが、旧公式サイトの 跡地 にサンプルが残っていることが発覚したので聴いてみたのです。 冷ややかなまでに透明なキーボードとハードでざらついたギター、アクセントの強いドラムに音数の多いベースによる演奏のイメージはNNSSと同じなのですが、全体を貫くコンセプトがあるためか音の要素が多く、ゲストによる管弦や意外にメロディアスな部分などもありサンプルだけでもかなり楽しめます。 そしてサンプル6や8、9のようなヘヴィでテクニカルな演奏ではバンド全体の演奏力としてジャズロック系の猛烈なテクニックがあることがわかります。 サンプル10での男性ヴォーカルによる悲しげな歌唱などはNNSSでは聴かれない要素であり、本作が単なる準代表作ではなくてNNSSと並ぶ「もう一つの」代表作であると実感させられました。 持ってないので詳細は不明ながら、古代エジプト文明を巡る叙事的な物語というテーマ性があるおかげで一つ一つのパートがとても劇的で、演出的な部分ではゲーム音楽好きの方にも絶対に受けると思う。 ちなみに、編成的にはインスト版NilともいえるSyrinxの楽曲はベースの Samuel Maurin のサイトで 試聴 できますが、やはりというかNilのイメージそのままです。 ギターはアコースティックだけのようですが、あんまりそれを感じさせないハードな感触があり、アンサンブル全体としての音の重ね方が練られているのに加えてDavid Maurinの演奏の凄さというのもありそうな気はする。 話は変わって、Pineapple Thiefの新情報です。 九月後半にEPが発表される模様。移籍以降、アルバムの後

Violent

Vir2 のサイトで新製品- Violence の情報が公開されていました。 以前Twitterで触れていたJohn Cageを意識した製品のようです。 パッケージ画像が結構刺激的なのですが、内容も相当なもののようで、デモソングがなかなか面白いことになっています。 どれだけの音が本製品からのもので、それ以外の音がどれくらいあるのかは未確定ですが、聞こえてくる音の中には民族楽器や不思議なシンセサイザーのような音がたくさんあって、かなり刺激的。インストゥルメント・リストを見る限りおそらく全て本製品からの可能性が高そうな気がします。 パッと思ったのはBig Fish Audioから発売された Piano Attack のヴァイオリン版のようなイメージかなということ。 一台の楽器を徹底的に弄り抜いて聴いたこともないような音を引きずり出すコンセプトは全く同じで、もしかすると同じプロデューサーが関わっているのかも知れません。 それで、ソロヴァイオリン音源としてどうかということですが、リストを見る限り何も心配はいりません。 どう考えたって普通に使える内容にはなっていませんので、他製品との競合とかは無縁と言っていいでしょう。 今までVir2はそれなりに競合製品のあるスタンダードなジャンルで明確な特徴を持った製品を出して成功してきたわけですが、前作 Electri6ity はジャンルこそスタンダードながら同レベルの競合製品が存在しないところに攻めてきて、今回とうとう他に似たものの存在しない製品を堂々と投入してきたので、これからどんな展開を控えているのか楽しみなところです。 個人的には普通のソロストリングス音源は来るかと思ってたんですが、これを見てやっぱり無いかもという気になってきました。 ピアノとかはかなりの激戦区ですがありそうな気が。

最近聴き直した音楽とか

先日の"Someone Here Is Missing"以来新しい作品は買っていないのですが、その分以前買ったCDを聴き返していたりします。 でも、よく考えたらMagentaは"Seven"も"Home"も再販版を買ってないし2007年のライヴ盤もまだ手に入れてないなぁ。 ロック以外では"FRAGILE"のサントラも買ってないや。 さて、そういうわけでここ暫く改めて聴いた作品に関して、何か再発見があったかというところも含めて少しずつ感想を。 Salem Hill "Be" やっぱりアメリカンロックの最高の見本市というイメージは変わらず。何度聴いても"Beings"でジーンと来る。心が荒んだときにそっと寄りかかるのにちょうど良い。 Discipline "Unfolded Like Staircase" 曲が終わったと思ったらそこからインストに発展して更に続くという印象はやっぱり変わらないなぁ。しかし昔ほどその展開が耳につかなくなってきた。改めて聴くとメロディが本当に良い。 Kayak "Coming Up For Air" 今聴くと"Letters From Utopia"とかに比べて今ひとつな印象かな。何曲か物凄い名曲があるのだけど、それ以外が手薄な感じ。それにしても"Freezing"は鳥肌。 Frost* "Experiments in Mass Appeal" 大衆アピールの実験って不思議なタイトルだけど、全てのメロディがポップスとして申し分なし、演奏レベル高い、曲構成も練られていてとほぼ完璧な作品。凄い。 Wobbler "Hinterland" 演奏力は相当だし作曲力もかなりのものなんだけど、全てのパートがどこかで聴いたことある気がするのが致命的。イタリアンロックとかも好きなんだろうね。 Djam Karet "Recollection Harvest" 聞き込むと相当な傑作だな、と。割とアヴァンギャルドだけどあんまりアカデミックすぎない、荒っぽさを残し

おかえり日本代表、そして決勝戦

今回のFIFAワールドカップ南アフリカ大会における日本代表チームの活躍、素晴らしかったです。 周りがどれだけバカにしようと信じて応援してきた身としてはとても嬉しいです。 特に本田、川島選手を始め若い選手の活躍が目立ったことは、今後の日本代表にとって素晴らしいことだと思います。 四年後はもっと強くなれる。この思いを実感として掴めたことが今回のワールドカップ一番の収穫であり、今までの大会との大きな違いだったと思います。 それにしても、決勝トーナメントに入って、特に八強が出揃って以降の試合は凄まじいものがありました。ドイツは一回戦から強豪と当たり続けて二戦連続で4点を獲得しての勝利、ウルグアイ-ガーナ戦では「伝説のハンド」が生まれ、スペイン-パラグアイ戦では後半に立て続けのPKの応酬、しかも一回は決まったキックが蹴り直しになって止められる、という予想だにしない展開、観ていて非常に面白い試合でした。 予選リーグから開催国と前回優勝・準優勝国が揃っての敗退、ドイツの敗戦やスペインの黒星スタートなど事件の多かった大会ですが、いよいよ残るは決勝と三位決定戦のみとなりました。 今まで勝敗の予想(というか希望)を立てたのはスペインとオランダの試合、それとドイツ-アルゼンチン戦でしたが、今のところ思った通りの結果になっているのが少し嬉しいです。 日本人としては同グループのオランダが優勝してくれたら嬉しいですが、それより個人的にはクローゼ選手が三位決定戦で得点王になれれば、と思ってしまいます。ええ、好きなんですよ彼が。 さて、残る決勝戦。 結果についてどうこう言いはしません。ただ、最高の試合になることを願っています。

演奏動画ほど嬉しいものはない

前回のアルバムレビュー(?)でPineapple Thiefについてあれこれ言う期間も終わったと思ったのですが、先ほど公式に新しい動画がアップロードされているのを発見しましたので、ちょこっと触れたいと思います。 公開されたのは"Barely Breathing"のアコースティック・ギター一本の弾き語りバージョンです。 元々弾き語り色の強い曲ではあったので、大きな印象の変化はありませんが、アルペジオの表情なんかはアルバム版とは違うようです。ちょっと音がミュート気味というかピチカートっぽいような。 サビのストロークはこちらの方が表情があって良いかもしれません。 それにしても、演奏も歌唱も安定感がありますね。 今回の動画は、今までの動画と違ってfmt=34までしか無いので、高画質で見ようと思ったらちょっとがっかりでしたが。

感想 - The Pineapple Thief "Someone Here Is Missing"

The Pineapple Thiefの待望のニューアルバム、"Someone Here Is Missing"が、5月24日にリリースされました。 これまでほぼ一年に一作のペースで作品を発表し続けた彼らですが、昨年は作品の発表が無く、今作は充分な時間をかけて練り上げられたものと思われます。 そのためか、これまでの作品とは色合いが若干異なっています。 全体的な印象としては、非常にスマートな、シェイプアップされた感触が強いということです。 音を重ね合わせて分厚くするような作りではなく、フレーズが絡み合う複雑なアレンジなども見られず、とてもシンプルな構造となっています。 アルバム全体を通してリズミカルなリフを主体にした曲が目立ち、これまでの作品にみられたギターによるメロディパートなどは抑えられています。また、バンドの特徴の一つでもあった屈折した、感傷的な美しいメロディも控えめな印象です。 その代わりに現れたのがエレクトロ・ポップ風のノリの良いリズムとハードで鋭角的なギターリフ。 冒頭2曲を筆頭に、ギターとドラムによるリズミカルなリフにシンセサイザーのシーケンスが絡んで走るスタイルが特徴的です。 この変化は、バンドの指向がより外向きになったことを示すとともに、ライヴ指向の強まりの表れでもあると思います。

もう二度とやりたくないね。

昨日、夕食の準備をしていて材料を本来とは違う切り方にしてしまうというミスをやってしまって、切り直すのに思わぬ時間を食ってしまいました。 が、問題はそこではなくて、それで焦ったのか切っている最中に包丁で薬指の先をざっくり。 幸い、爪が少しはがれただけで問題はなさそうだったのでそのまま続けたのですが、相当に焦っていたとみえて同じところをもう一度ざっくりと。 今度は指先を守ってくれる爪が無くなっているものですから見事に斜めスライスとなってしまいました。 とはいえ、さすがに指先切断とかいうような大事では全然無くて、まぁ爪の先をちょっと深く切ってしまった程度なのですが、爪と指の間を傷つける痛みはわかる人にはわかっていただけると思います。 切った部分が完全に露出しているので絆創膏で保護しているのですが、今こうやって文章を打っているだけでもかなりやりづらいです。 左手に気を取られてか右手の動きまで疎かになっているのが気になります。 もちろん、痛みそのものは絆創膏なしと比べればずっと軽いんですけど。 それにしても、右手で刃物を使うのだから当然ですが、左手を怪我することが多いです。 鍵盤楽器の練習は左手こそ重点的にやらないといけないのに。 弦楽器もそうかも知れませんね。 話は変わって、 Sonic Couture Novachord 。いつの間にか発表されてました。 まさか Hollow Sun 以外から出るとは思っていませんでした。価格がほぼ同じなのでどっちが良いのかと比較したくなりますが、さすがにK4用だけあってUIはSonicCoutureの圧勝でしょうか。 Pineapple Thiefの"Someone Here Is Missing"ですが、自分の中での評価が大体固まってきました。 はっきり言ってしまえば、かなりの傑作であることは間違いないと思います。大作"So We Row"は最初いまいちかな、と思っていましたが、完全なるスルメでした。 ただ、もう"Variations On A Dream"に回帰することは無いのかな、と思うと寂しくもあり。 あれの収録曲に漂っていた独特な情感がとても好きだったので。

届きましたよ

Pineapple Thiefの"Someone Here Is Missing"ですが、無事発売日に届きました。 24日に発送で、届くのは一週間後くらいかな、と思っていたので少しびっくりしました。 今は何かしらの感想を書くために聴き込んでいるところです。 とりあえず、収録曲の中では"The State We're In"と"Preparation For Meltdown"が特に気に入ってます。タイトル曲も良いです。 この辺の曲はどれもほんのり「初期」の香りが漂っていろような気がします。 "Barely Breathing"は何かを思い出させるイントロに驚きましたが、良い曲だと思います。 全体的に曲調、特にギターの表現に変化が見られるので、そこをどう感じるかで評価が分かれるかも知れません。 個人的にはギターがメロディを弾く場面がもう少し多いと嬉しかったのですが、問題はないと思います。 敢えて一つ弱点を上げるとすると"We Love You"や"Too Much To Lose"のような「とりあえずこの曲」が無いことかも知れませんが、アルバムトータルとして考えると気にしなくて良いかな。 若干地味になったような感じもあり、当初はあまりパッとした印象がなかったりしそうですが、そこを堪えて聴き続けるとかなりはまってしまいかねない作品のような気がします。 詳しいことは明日か明後日にでも書きたいと思います。 そういえば、 Nord Piano の日本語製品情報が今日まで掲載されてなかったことにちょっとびっくり。 本国のサイト でしっかり読んでたのでもう出てるような気になってました。

これはいい。

Roger Linn が何か新しい楽器を作っているようです。 その名も The LinnStrument と呼ばれていますが、マルチタッチ、感圧対応のタッチパッドで音源をコントロールする製品のようで、試作品と思われるパッドを使った デモ動画 も掲載されています。 動画と詳細ページの解説によれば、マス目に分けられたパッドに縦には四度音程、横には半音ずつの音階が設定されていて、これを押さえたりスライドさせたりすることで自由に演奏できるようです。 動画で使われている物では13x7マスに分かれていますので、これだと3オクターブ半の音域が演奏できる計算になりますね。 面白いのは縦には四度の音程で重ねられているところで、これはギターの弦に近い音の並びになりますから、バンドの中で使うのにも都合は良いのではないでしょうか。 最終プロダクトのイメージCG24x6マスとなっていますので、これだとまさにギター的な雰囲気ですね。 見てるだけでもいろいろな使い方が思いつきますので是非一度触ってみたいと思うとともに、これはまたJordan Rudesが喜びそうな物が出てきたなと思わなくもなかったり。 実際のところLinnDrumやAdrenaLinnはカテゴライズしやすい製品なせいかそれほど興味は湧かなかったのですが、これは発売されたら価格次第ではすぐに欲しいと思わせる物があります。 こちらのページ では、この製品を考えるにあたってコンセプトのような物が書かれていますが、下には歴代の「奇妙な」楽器がリストアップされていて、Roger Linn氏の楽器に対する情熱が伺い知れるとともに見ていてとても楽しいです。 それにしても結構ヤマハが多いなぁ。 しかしながら、最後まで読んでいくとこのタッチパネルを開発したTouchCoという会社が「 KindleのためにAmazonに買収されて技術供与が行われなくなったので開発も止まっている 」旨の内容が書かれていて、このタイミングでの発表もそのためらしいです。 ここで使われているタッチパッド技術は非常に優れた物ですから、そうでなくとも技術が閉じてしまうのは良くないことだと思うのですが……。 最近はKorgの諸々やContinuumを代表にタッチ式の楽器が注目を集めていますね。 なんだか、その気になればニコニコ動画を中心に話題を集

この期に及んでだね

製品ページにデモが増えている Electri6ty に、気合いの入りようが伺えるというものですが、同社の昨年の代表作だった Mojo のデモソングがリリースが近付いたら増えると思わせてそうでもなかったのが思い出されなくも……。と思って今見たらいつの間にか当時より一曲増えてる? そして、Orange Tree Samplesも新しく Evolution Electric Guitar という製品を5/31に発売予定らしいです。見たところ Strawberry Electric Guitar (Extended) に前々から予告されていたリズムギター用プログラムを加えた物のようです。 ページに貼り付けてあるYouTube動画とあわせて五曲のデモソングが聴けますが、ここまで来ると本物のギターでないと疑わせる要素を探すのが難しいレベルかも知れません。 デモ制作での音作りそのものが異なるので比較にはならないのですが、非常に現代的でパリッとしたElectri6tyの音より耳馴染みは良いように感じます。 ただ、もう善し悪しのレベルで語る話ではないなぁ。どちらが自分の作品に合うかというレベルの違いですし、使い分けも充分にあるでしょう。 それにしても、昨年くらいまではエレキギターって良い音源がなかなか無い楽器の筆頭格だったように思うのですが、ここに来て逆に選択に迷うという状況になってきたのは、これがソフト音源の技術の進歩ということなのでしょうか。 僕も含めてギターが弾けない人には有り難い話です。 あ、ちなみにベースはここ暫く練習してます。左手の指がとても痛くなります。 やっぱりしっかり弦を抑えるのと余計な弦を確実にミュートするのが難しいですね。

なんか面白いこと始めてるぞ

たった今K Scopeのサイトを見たらまたPineapple Thiefのサイトが更新されてまして、要するに好きなアルバムジャケットの絵を描いて送れというような企画らしいのですが、 こんなサイト が出来ていました。 おそらくSHIMの最初の250枚についてくる「a pad of exclusive 'Someone Here Is Missing' post-it notes」というのがその投稿に使うものなのだと思います。 現在は関係者等々によるものが既に掲載されていますが、二つはどうやらPineapple Thiefの作品ですね。まぁ、「足跡」とか「ビルと逆さに落ちる人」というものを描いたアートワークは他にもあろうとは思いますが。 それとジャケット撮影のBruceによる 回想 が載っていますが、写真の人物はBruce本人だったようです。 撮影当日の大変だった様子が綴られていて、結構面白かったです。 それにしても、疲れているところに身体に大量の紙を貼り付けて写真を撮影するとは、かなり辛そうな行為です。 あの不思議なジャケットが完成した裏には、このようなエピソードがあったのですね。 自分がPost-itに送るならどのアルバムを選ぶだろう、とか考えるのも楽しいかも知れませんね。

そしてあと10日。

ええ、Pineapple Thief"Someone Here Is Missing"の話です。 とても楽しみです。実際に届くまではもう少しかかるのでしょうが。 それに先だって、オープニングタイトル"Nothing At Best"のPVが公開されています。 The Pineapple Thief - Nothing at Best (from Someone Here is Missing) from Kscope on Vimeo . 明確なストーリーはよくわからないのですが、その方が想像を働かせる余地があって面白いかも知れません。 個人的にはこのウサギ女の扮装はどうよと思わなくもないのですが。 ちなみに、こっそりニコニコ動画に 転載 したりしました。 プレミアム会員ではないので必死にエンコードしたのですが、なかなかうまくいかなくてアップロードできたのは丸一日後になってしまいましたが。 最終的には「つんでれんこ」を使用しました。とても高画質に出来たのでびっくりしました。 今まで正常にインストール出来なかったのですが、手持ちの解凍ソフトと何か相性問題があったみたいです。 もう一つタイトル曲"Someone Here Is Missing"のビデオもそのうち発表になると思うので、それも待ちつつ、間近に迫った発売を楽しみにしたいなと思いますよ。 他の情報として、シングルの配信開始は5/17となっています。 それとブログにStudio M Liveの インタビュー の話が載っています。 アルバムについての話題の他、作詞や作曲についても触れた興味深い内容になっているので、一読の価値はあると思います。 Bruceは他に何か仕事をやっているという割とどうでもいい話に一番食いついた自分がちょっと何ですが。 "SHIM"が"Prey For Me"と似て聞こえたのは僕が何となくそう思っただけではないみたいです。

地味に痛い

髪を切っていたら鋏で指を挟んでしまいました。 そしたらなんか見事にV字傷が出来てしまったんですよ。笑えるくらい。人差し指なので矢印にも見える。 傷口が指先に向かって開いていますのでちょっとしたことで引っかかって傷が開いてしまって、地味に痛いのです。 ピアノの練習とかとても出来ませんでした。 ところで、 Vir2 のサイトを見に行ったらリニューアルしてました。 新しいデザイン、格好いいです。見やすいです。 間もなくリリースのElectri6tyを皮切りに、夏期にはさらなる製品の発表が続くとのことなので、楽しみに見ていきたいと思います。 Richard FriedmanによるElectro6tyのデモ演奏は目を離してると「何の演奏」なのか一瞬わからなくなるくらいのリアルさでした。聴いた感じ本製品に特有の音の質感というものはあるように思うのですが、ものの特性上使用するアンプシミュレーターなどによってかなり音は変わるはずですし、奏法のシミュレートという点ではほぼ完成されているように見えますから、上手くすれば使用に気付かれないようなトラック制作も出来るのではないでしょうか。 そういえば、BASiSやAcoustic Legends HDは新エンジンにアップデートされたりしないのかも少し気になります。 それにしても、今年に入ったあたりからYouTubeを使い始めたり凝った映像を用意したりと活動が活発になってきて、ラインアップの拡大とともに存在感も増していっているように思います。 もはやBig Fishの子会社などという意識も不要なのではないでしょうか。

壁紙を

jamバンド のにしました(笑)。 いや、久しぶりにアクセスしてみたらちょうど新情報として載っていたものだから。 しかし、今度はロボ太くんが仲間入りということで。某掲示板なんかでは結構使われていた名前ネタですが、本当に出てくるとは。そしてリボル太はさすがにデザインが難しかったのでしょうか。 そうそう、 Pineapple Thief ですが、ダウンロードシングルのB面として"Open Waters"なる曲が収録されるようです。 "Someone Here Is Missing"の没曲だったものが、改めて聴くとどうして没になったかわからないということで手直しの上、こうして日の目を見る運びとなったようです。 こういう流れで発表された曲は今までも良いものが多かったので、今回も期待します。 ああ、シングルのダウンロード購入しないといけないのか……。購入したらアルバムの曲とまとめてCDかプレイリストにするかなぁ。 それとですね、最近、高校時代くらいに作った曲をMIDIに打ち込む作業を続けてます。サイトのトップに貼ってあるやつです。 あまり根を詰めずに、その気になったときにちょっとずつ追加する感じでゆっくり進めてます。 この方が投げ出さずに最後まで行けそうな感じがします。 まぁ、一日に何曲か作るくらいのペースでやるのもありかも知れませんが、僕は指先の感覚と脳の音をアウトプットする部分が直結しているようなので、鍵盤が繋がってないとそういうペースで曲とか作れません。 個人的には、今回の曲はそれなりに納得のいく感じで出来ています。 それにしても、今聴いても自分が考えたとは思えないくらい良いメロディだと思います。 いつもこれくらいのものが作れれば良いのですが。

身体に悪い。

何がって、最近の気候が。 天気も不安定だし、何より気温の変化が激しすぎる。おかげでもしかすると少し風邪気味かも知れません。 体調を崩しすぎないように気をつけないといけませんね。 さて。 Pineapple Thiefのサイトを見たら、"Someone Here Is Missing"のビデオティザーが公開されていました。 "Nothing At Best"のビデオクリップからと思われる映像が使われていまして、内容については断片的でよくわからないのですが、映像としてのクオリティはとても高いです。 相当に手の込んだ作りですし、それなりの芸術性も感じられます。"Shoot First"のPVがちょっとあれだったので不安もあったのですが、心配はなさそうです。 あと、使われている音楽もサンプルでは使われていなかった部分が含まれているのですが、かなり良い感じだと思います。 アコースティックギターのアルペジオなんかは個人的には"10 Stories"の頃(具体的には"Prey For Me")を思い出すところもあります。 現時点でほぼ言い切ってしまって良いと思うのですが、おそらくPineapple Thiefがどういうバンドかというのを紹介する際に、迷わず真っ先に勧めて良い作品になっていると思います(まあ"3000 Days"は例外として)。 じきに正式なビデオも公開されるということですが、とりあえずはこれで楽しみつつ待ちたいなと思います。

少し前の話ですが、

Magentaの MP3ダウンロード サイトがオープンしましたね。 現在のところ扱っているのは入手困難になった音源集と"Seven"のインスト(要はカラオケ)版、それに"Singles"全曲と"The Gathering"の音源。 "Singles"の曲は殆ど初めて聴くのですが、とても良いです。スタジオ版の"Broken"も中々素晴らしいです。あとは"Night And Day"と"Essence Of Love"の二曲。特に"Essence Of Love"はかなりの名インスト曲なのではないかと。個人的にはThe Fyreworksの時の"The Display"を少し思い出しました。 "Night And Day"はAnnie Haslam版も聴いたのですが、Christina版の方が好きな気がします。歌が違うだけで曲調まで変わって聞こえるのは面白いですね。 それに"Seven"のインストはかなり衝撃的でした。良いアレンジというのは歌が抜けても曲として成立しているべきというのは個人的な持論ですが、まさにこれらはインストルメンタル曲として充分に聴ける内容です。 ちなみに2009年版が元のため"Pride"は冒頭に二分以上のイントロが追加されているのですが(おそらくアウトテイクでしょうか)、これがまた格好いい。 耳コピーにも良いのではないでしょうか。自分でやる気は今のところないですが。 "Speechless"の7分版も初めて聴きましたが、後半の演奏がMagentaの見本のような曲調で微笑ましかったです。 そういえば Pineapple Thiefのサイト がリニューアルしてました。一瞬URL間違えたかと思った。 話題は変わって、 Vir2 の" Electri6ty "が5月17日の発売となったようです。デモソングも大量に追加されています。 ざっと聴きましたが、いい音ですね。しかし当初にあったStratとP-90のデモソングはどうなったのでしょう。

Someone Here Is Missing

Pineapple Thiefの新作" Someone Here Is Missing "のサイトが公開されました。 アートワークや歌詞、もちろんサンプルと内容盛りだくさんとなっています。 気になる楽曲ですが、サンプルを聴く限りファンは決して裏切られないPineapple Thiefサウンドです。 その上で、リズムやギターなどに新しい試みも垣間見られる内容になっているように思います。 サンプル最初の曲はシンセのシーケンスとギターリフに今までとは違った表情が見られます。 次の曲もグリッチ的なドラムが面白いですね。続く二つは少し初期っぽい雰囲気もある気が。 更に次の二つは今のPineapple Thiefらしい曲。残りはアグレッシブなギターが耳につきます。 評価としてどうかといえば、思ったよりは新奇なものではなかったと言わなければ嘘になりますが、短いサンプルの中にも耳に残るフレーズが幾つか見付けられたこともあり、かなり良いと思います。 更に、KScopeのメーリングリストに登録するとダウンロードできる"Show A Little Love"のMP3についても。 サンプルの方で"Show a little love"と歌詞が聞こえる曲ではなくて、ギターがうねっている方の曲です。 初っ端からアメリカンなブルーズ風のギターリフに面食らいますが、シンセベースやリズムマシンの音も取り入れつつ、アコースティックなPineapple Thiefらしいところやハードなギターリフがリードするロックパートと表情が大きく変わるのが面白い。 "Wretched Soul"以来の耳穴ねじ込み式ギターソロはおそらくピッチシフターを使用しています。 それにしてもメインになるギターリフはT-Rexの有名な「20世紀少年」みたいだ(サンプルの最後のやつな)。 なんというか、一言では表現しにくい不思議な曲です。 全体的に、いろんな要素を含んでいるようなのですが、故にパートによっては逆にメインストリームに近付いているような気もします。 勿論、それが悪いなんていうことは全くないので、これは期待して待ちたいですね。 発売は5月24日になるそうです。スペシャルエディションもあるので予約をしましょう

世間ではエイプリルフールですか。

窓の社を見て思い出しました。 僕も何かやりたいなーと思わなくもないのですが、存在しない読み手に嘘をつくほどむなしいこともないですしね。 あと、YouTubeの再生ページが変わっててびっくりした。 さすがにこれはエイプリルフールではないよね……? さて。 今回は予定通りThe Amber Lightで"Play"の紹介をしていきますよ。 前作"Stranger & Strangers"から三年をかけて制作された本作では、プロデューサーとドラマーの交代という大きな変化があり、それに伴って音楽性も少なからず変化を見せました。 最も大きいのは、音質がアナログな暖かい音からデジタル的な透明感のある、現代的な音にかわったことでしょう。 加えてドラムやベースも前作までのような主張のある演奏ではなくなり、かなりシンプルになりました。 とはいえ、八分音符での同音連打を多用するベースのスタイルは大きく変わったわけではないのですが。 ドラムに関しては三曲でPeter Edererが引き続き叩いていますが、他の曲と大きな違いはありません。従って、新ドラマーであるRobert Fischerの力量は未知数です。 このように演奏が変化したこともあり、相対的にギターが大きな比重を占めるようになりました。 音そのものはこちらもいくらか変化しており、全体的にシャープでクリアになったように思いますが、ダブルギターの絡みやエフェクトを駆使した多彩な表現が格好いい。 キーボードの音数も増えているようで、プログレっぽいオルガンやメロトロンは影を潜めた変わりに多彩なシンセサイザーで楽曲の色を演出している。 そしてヴォーカルは今回もほぼ完璧。最高のロックヴォーカリストだと思う。

むぅ。

Pineapple Thiefの公式サイトに繋がらない。 今までこういう形で繋がらなかったことはなかったので、更新のために落ちていると考えて良いのでしょうか。 (追記:そんなことはなかったんだぜ) 少し前には新作ジャケットとおぼしき画像がチラ見せされていましたね。 発売まで後一ヶ月ですし、いよいよ楽しみです。 そういえば、The Amber Lightから脱退したLouis Gabbianiですが、90年代にはLight Seems Darkというグループで活動していたらしいです。 唯一作は99年の"Psychedelic Virgin"。メンバーはLouis Gabbianni(Keyboards, guitar & Vocals)とJanu Feldmann(Drums, Bass & Vocals)の二名。 トラックリストは以下の通り。 1. Between The Clouds (Gabbiani) 4:51 2. Mind In Cage (Feldmann/Boyer) 6:51 3. Callings From The Distance (Gabbiani/Feldmann) 7:48 4. The Psychedelic Virgin (Gabbiani/Feldmann) 28:58

今までの色々と。

二週間以上も放置してしまいましたが、その間に色々とここでも書くべき事がありました。 DPRPから、 DPRPoll の結果が発表されました。 まずBest AlbumsではPorcupine Tree"The Incident"が一位、以下Transatlantic"The Whirlwind"、IQ"Frequency"と続きます。概ね予想通りでしょうか。 Best Tracksでは上位の多くをPorcupine TreeとIQの曲が占めています。 一位が"Time Flies"だったのは少し意外な気がしましたが。 そしてBest Artworkでも上位はBest Albums上位とほぼ同じになっています。更にいえば、Biggest Disappointmentの上位もこれらのアルバムが名を連ねているのは(毎年のことですが)面白いです。 Biggest Happeningでは、一位のTransatlanticは当然なのですが、ただの新作の発表であるPorcupine Treeが三位に入っていることは少し驚きました。 最後に各パートの人気投票であるBest Individual Performancesです。 結果は Best Guitarist:John Petrcci(Dream Theater) Best Keyboardist:Mark Westworth(IQ) Best Vocalist:Peter Nicholls(IQ) Best Drummer:Gavin Harrison(Porcupine Tree) Best Bassist:Pete Trewavas(Transatlantic) となっています。

銀、銅メダルまずはおめでとう。

日本中で話題のフィギュアスケートの話ですが、選手の演技そのものは本当に素晴らしく、楽しめました。 しかしながら、もうあちこちで語り尽くされていることではあるのですが、男子も女子も採点に関する疑問が噴出し、問題になっていますね。 もう、本当にこの件に関するいろいろな意見はネット上のあらゆるところで出尽くしてはいるのですが、自分の考えを整理しておこうと思います。 今回問題になっていることの焦点は、つまるところライサチェクとプルシェンコの「四回転論争」で顕在化した採点システムに関する疑問であると思います(金姸兒に対する不可解に高い加点とかジャッジに送られた疑惑のメールとかに関する話題はまた別の話)。 難易度を下げてもミスのない演技に徹するか、リスクを背負ってでも大技に挑戦するか。 フィギュアスケートが「表現」を競う「スポーツ」である以上、常に付きまとう問題ではあると思います。表現を競う以上演技の完成度を下げたくないのは当然ですし、スポーツである以上より高度な技に挑戦するのもまた当然ですから。 少なくとも、選手は表現力を含めた技術を競っているわけです。出来ることを最高の内容で見せつけることも一発勝負の大技に挑戦することもその一部であり、一方が他方に優先するものではないはずです。 ですから、プルシェンコ選手とライサチェク選手のどちらかが間違っているとは思いません。

まさかYellowとか始めたり……しないね。

Magenta からいくつかのニュースがありました。 まずはHomeの再販。 ただの再販ではなくて、オリジナルでの本編と"New York Suite"の収録曲をストーリーの時系列順に並べ直した内容になるそうです。 そういえば、当時も正式な曲順が発表されてはいましたが、その通りに並べて聴いたことはありませんでした。 おそらくリマスターなどもされると思いますので、少し興味はあります。 次に、 Real World Studios で行われたアコースティック・ライヴについて。 ビデオ、音声とも良い感じに仕上がっている模様で、近くリリース情報も発表されるそうなので待ちたいと思います。 そして、ヴォーカルのChristinaは"Broken Lives and Bleeding Hearts"と題されたソロアルバムを発表するとのこと。 あまり具体的な内容については語られていませんが、ゲストも何人かいるそうで面白そうです。 まずは試聴サンプルの公開を望みたいところ。 最後に、次のアルバムについて。 まだデモ段階だそうですが、既に良い曲が出来てきているようです。12分程度の曲も含まれるとか。 詳細についてはまだまだ先になりそうですが、もしも年内の発表になるなら今年はまた面白い年になりそうです。 他にも新しいMP3ダウンロードサイトが準備中であるとか、更にプロジェクトやアイディアが用意されているという記述があり、Magenta(あるいはRob Reed)にとっては充実した一年になりそうです。 勿論ファンとしても大いに楽しみなところです。まぁ、まず何よりReal Worldライヴと新作が楽しみ。 それにしても、活動期間がそれなりにあるのとEPなどをよく出しているので意識していませんでしたが、まだ四作しかアルバムは出していないんですね。 改めて考えると、結構意外な気がします。

うーむなんというか。

昔作った曲のリメイクをしようとしているのですが、新しく付け加えようとした導入部のアイディアがどうも上手く湧いてきません。 しばらく鍵盤の方で格闘してみたいと思いますが。 こういうときはあまり考えずに適当な曲をでっち上げると気分転換になります。多分。 どうもMIDIシーケンサーへの打ち込みというのが未だに苦手で、普通に考えているときなら苦もなく出てくるようなフレーズが、打ち込みながら考えているときは全く思いつかなかったりするから困る。 やっぱり自分には楽器を触りながら考える方が合ってるみたいです(大抵の人はそうなのでしょうが)。 自分のMIDIフォルダを漁ると昔の自分かなりがんばったと思うような結構ちゃんとしたデータがいくつか眠ってたりするのですが、あの頃は創作意欲が溢れていたのでしょうか。 ああ何もかもが懐かしい。 3分もの曲データを形になる程度に作るなんて今の自分には信じられない作業ですよ。 そういえばここ二週間ばかり、転んで指を怪我したせいでピアノの練習が全く出来なかったのでした。 今は殆ど気にならない程度まで治ってきたのでまたぼちぼち再開していきたいです。 かなり長いこと弾いてなかったので大分腕が落ちたのではないかと思いますが、落ちるような腕もないという説も。 思い返せば怪我をしたのは初心に返ってブルグミュラーをやっていこうと思っていた矢先のことでした。 ここは始めたばかりのつもりでゆっくり練習していくのが良いかもしれませんね。 うん。まずは色々と慣れていこうかと思います。 とりあえず何か適当な曲を。

イタリア二大ネオプログレ

The Watch が新作"Planet Earth?"を発表、発売は2/20となるようです。 曲目は以下の通り。 - Welcome to your Life - Something Wrong - Earth - All the Lights in Town - The World Inside - New Normal - Tourist Trap カバーは"Primitive"と同じ感じですね。さりげなくギターとメロトロンが描かれているのが面白い。 "New Normal"でJohn Hackettが参加しているそうです。 さて、そんなThe Watch(正確には当時The Night Watch)とともに90年代イタリアのネオ・プログレ界で存在感を放っていたのがMoongardenです。 個人的に"Twilight"と"Brainstorm Of Emptyness"はこの分野の代表作だと思っています。 そんなバンドたちですが、片やメンバー総入れ替えで70年代Genesis風の音楽性に向かっていったのとは対照的に、Moongardenはより現代的な音を指向していきました。 それは"Round Midnight"で完成にいたり、その後活動を再開した際には再び典型的なシンフォニック・ロックに変化していたのですが、そこから一年をおかずに発表された作品では、まさに現代のロックバンドとしての姿を見せてくれました。 その作品が今回の主題、2009年作"A Vulgar Display of Prog"です。

おいしくやけましたとさ。

指も治ってきたのでクリスマスにちょっと失敗したドーナツを再挑戦。 ドーナツというかスコーンというか中間体というか。リングにするのはやめて球形で。 作っている間にも色々と考えた結果最後はオーブントースターで仕上げることにしたのですが、最初の方に作ったものはしっかり火が通っていたので結局焦げちゃったというね。 方向性が決まってから作ったものはうまくいきました。あとは焼き時間を調整していきたい。 さて。前回のポストでPineapple Thiefの"Someone Here is Missing"トラックリストを報告したのですが、訂正があったので改めて。 1 - Nothing at Best 2 - Wake Up The Dead 3 - The State We're In 4 - Preparation For Meltdown 5 - Barely Breathing 6 - Show A Little Love 7 - Someone Here Is Missing 8 - 3000 Days 9 - So We Row というわけで、"The Sorry State"は誤記だった模様です。まぁ"Barely Breathing"が唯一のソフトな曲になるといっていましたからどうなるんだろうとは思っていたのですが。 何にせよ気になることに変わりはないので期待して待ちましょう。 それにしても改めてみると面白いタイトルが並ぶなぁ。"Show A Little Love"なんて今までになくストレートなタイトルもあるぞ。 (2/10 1:43追記) The Watchの新作"Planet Earth?"は2/20発売らしいです。 聴いた感じ相変わらずGenesisそっくりですが、前作までと比べるとそのまんまというイメージは薄めかも知れない。 John Hackettが参加という形で間接的ながら本家とつながりが出来たのが興味深いところ。聴いてみたいです。 左足、膝から下が痛み続けてます。重いものを乗せられ続けた後のような痛みがずきずきと続いていて非常に落ち着かない。 さて、次回までに書くことが出来なかったら次はMo

近況だの時事ネタだの

ここのところ実生活で辛いことがあって、一時はかなり落ち込んだのですが、何とか持ち直しました。 あと転んで怪我した。二月一日の事にもかかわらずまだ痛み続けてます。一週間料理とかが大変でしたが、手の怪我は大分良くなってきたので今週は何とか行けそうです。 とはいえ、先週は動くと何か悪いことが起こるというくらい大変だったので、ちょっと何をするのも怖いです。そういえば僕は今年が本厄ですが、不運がまとわりつき始めたのは旧正月を過ぎたあたりからだったでしょうか。 しかしながら、最近はかなり曲作りの方の調子がよくて、こちらは良い感じといえると思います。 とにかく今まで暫く何曲作ってもいまいちなものばかり出来てたのですが、最近は自分でダメと思うような曲はなくなってきました。 そういえば、朝青龍が引退しましたね。 言動に問題はあったのでしょうが、圧倒的な強さを誇っていただけに少し残念です。 トラブルは多かったですが、その性格もまた型破りな横綱として愛される要素の一つにもなっていたと思います。しかしそれだけに、彼は格闘家であり最強の相撲取りではありましたが、どこまで行っても力士にはなりきれなかったということなのでしょう。

新作と3000 Days

Pineapple Thiefのブログにて新作について新しい話題があがっています。 タイトルは"Someone Here Is Missing"となったそうです。そして、一曲を外して全9曲、46分となるとのこと。 おそらく今までで一番短いアルバムとなると思いますが、LP時代のことを考えれば充分な長さです。 それに内容がよければこの長さで物足りなさを感じるということはないはず(Kayakの"Letters From Utopia"もどちらか一枚のディスクで充分満足できたので)。 ボーナスの存在も発表されているので、問題はないと思われます。 それと、カバーデザインをPink FloydやLed Zeppelinの作品に関わってきた Storm Thorgerson が担当するということです。 もちろんこれはとても期待をふくらませるニュースです。どんな作品になるのか、いろんな意味で注目しています。

おいおい

いつの間に 発表していた 。 NIとAbbey Road Studiosの共同制作なんて楽しみじゃないわけがないからチェックしていたのだけど、トップの更新情報にもニュースサイトにも情報がなかったから全く気づきませんでした。 当然のごとく「万能」ではないですが、音そのものはさすがに良さそうです。タイトルに囚われず いろんな曲に使ってよさそう。 NIではドラム音源としてはKORE INSTRUMENTSの POP DRUMS がありますが、サイズそのものは随分違いますね。もちろん音の指向そのものが違うので簡単に比べるものではありませんが。現代的な音ならあちらでしょうか。 そういえば、あれもKORE INSTRUMENTSの最初期の製品でしたね。NIはとりあえずドラムから入るようにしているのでしょうか。まぁこだわりはあるのかも。 さて、今後もこのコンビで製品を出し続けていくようですが、さらなるラインアップに期待したいです。やっぱり キーボード とかギター、ベースとか、Abbey Roadならではの音というものはあるので、そういったものをどんどん提供してくれると良いですね。 ここ最近音源の話が多くなってしまいましたが、さすがに続きすぎたのでそろそろ終わります。終われればですが。 次回以降はCDの感想を垂れ流し続けようかと思います(笑)。 そうそう、FirefoxにFlashGotを入れたよ。何で今まで使ってなかったんだろうこんな便利なものを。

今年は

ギター音源の当たり年なのかな。 時々同じカテゴリーの新製品が相次いで出てくることあるよね。 Vir2 " Electri6ity "(Vir2のサイトに製品ページが出来てたのでリンク先を変更しました) Impact Soundworks "Shreddage" Orange Tree Samples " Strawberry Electric Guitar Extended " 後の二つは万能型ではなくて使うところで使うべきものだと思うのですが、使えるところでは凄い威力を発揮しそう。 Electri6ityは確実にVir2の、そして全ギター音源のフラッグシップになる存在でしょう。ドラムなら SD2.0 か BFD2 、ベースなら Trillian 、ピアノなら Ivory 、オーケストラなら VSL 、とかと肩を並べて定番になるであろう事は間違いない。 内容的にも、プロモーション的にも今までとは気合いの入り方が違う。Vir2のYouTubeチャンネルで紹介された第一号製品だったりするし、Big Fish Audioの新時代の幕開けを飾る製品になるのではないかなぁ。 でもこの中に混ぜると一つだけ独自エンジンではなくKontakt Player 4を使っているあたりでちょっとイメージ違うか? 発売後は打ち込みのロックでのギターの音がこればっかりになりそうな気がしなくもないですが、まぁそこはどうにでもなるでしょう(どうにもならないとも言う)。 これらの製品全てクリーンで収録されているので、アンプシミュレーターとかによって音はがらりと変わるだろうしね。その所為でデモソングとか聴いても単純に比べられないのが難しいところではあるけれど。 そしてあと1~2ヶ月の間には全ての製品が出揃いそう。 こうなると本当に打ち込みかキーボードだけでバンドものの曲が出来そうなので、ギターが弾けなくても全然大丈夫だね! 僕もこういうの使って公に発表可能な曲を……作るためにがんばってお金貯めます(笑)。  というようなことは色々見て回っていて何となく思ったことなので書いたのだけど、まるで僕が音源とかを買いあさって代わる代わる使える人みたいじゃないか(今更か)。 実際そういう風に出来る身分には色々と足りな

世代が近いと指向が似るということなのか

音楽にしろ漫画とかにしろ、気になるもの、好みなものを作っている人って大体20代半ばくらい、つまり僕と同世代の人が一番多い気がする。 このあたりの年代が一番活発にものを作れるのか、同じ時代を育ったからなのかは知らないけど、ちょっと面白いなと思った。 さて。三洋電機がNAMMに出展しているというのはちょっと驚いたのだけど、そうかeneloopシリーズで楽器用電源装置かー。なるほど、盲点だった。 個人的には興味を強く引かれるものだったので、これから少し注目してみようと思う。 あと、 Tonio をチェックしにZero-Gのサイトに行ったら Sonika が急激なイメチェンを果たしててびっくりしました。 ここから本題。 いくつか書きたいことがたまっているのでここでまとめておいて書かないとまずい状況にしてしまおうという魂胆。 Pim追悼でKayakの"Nostradamus" "Coming Up For Air" "Letters From Utopia"の紹介するよ。うち二枚はCD二枚組なので5回に分けることになると思う。 Pineapple Thiefの"3000 Days"も紹介したいな。"Dawn Raids"もできれば。 Moongarden"A Vulgar Display of Prog"も同じく。"Brainstorm" "Lighthouse"とThe Night Watch"Twilight"ももしかしたらやるかも。 The Amber Light"Play"は現時点では諦めた。またそのうち。 なんだ、全部CDの話題じゃないか。 最近身体が鈍っているような気がします。運動不足の解消目指して……Wii Fitでもやるか?

まぁなんといいますか、

廃盤でした。Play。 バンド自体がどうなるのかわからない状態ですが、まさかもう生産が終了しているとは。 ドイツのAmazonでは売ってるようなのですが。日本のAmazonもマーケットプレイスで買えそうなので、一縷の望みを託してみるか。 そうでなきゃiTunesですね。 さて。 NAMM の新製品では、TC Electronicが和音対応の ギターチューナー を発表しました。一瞬信じられませんでしたが。 そもそも意味があるのかとも思ったのですが、ビデオを見ると確かに快適かも知れません。 精度も高そうで、これはヒット商品になるかも知れません。 あと現在把握している限りで気になるのはAuturiaの Origin Keyboards とか。Brass 2よりもやっぱりこっち。他にはKorgの KAOSSILATOR PRO も、ヒット商品の上位版だけに気になります。 それに Marshall と Vox が積極的に新製品を発表していっているようなので、ギタリストの方にとっては面白いのではないでしょうか。 ヤマハに今のところ大きなニュースが聞こえてこないのですが、何か用意されているのか気になります。でもCP-1がちょっと前に発表されたからなぁ。 それから、 Vir2 のサイトにタイトルのあったELECTRI6ITYというのは、てっきりエレクトロニカ系の音源かと思っていたら、クリプトンの 社長レポート によるとなんとエレキギター音源でした。 ベースやドラムは高品質な専用音源が多数あるのに対してギターは専門の高級音源が意外なくらい少なかったので、これは嬉しいです。 Impact Soundworks も SHREDDAGEという音源を出すようなので、ギターが弾けなくてもロック系がやりやすくなりそうですね。 個人的に、BASiSが出たときにギター音源も出さないかなぁと思っていたのはここだけの話。 でもVir2でいえばQとVintageというタイトルも公開されているのでそっちの情報も欲しいです。 もう一つEast Westの Hollywood Strings 。かなり前から情報が公開され、この日に発表されると予告されていました。 最近「ハリウッド」スタイルのストリングス音源がいくつか発表されましたが、このビデオプレゼンを見ると、この会社が

いつものことですが

ローランドはイベントの 出展情報 が異様に早いです。 今回の製品で気になるのはVR-700とVP-7かなぁ。Mobile Studio Canvasも興味はありますね。A-800PROは先代より使いやすそうです。 V-Piano Evolutionは待ってましたという感はある内容ですが、まぁ強く興味を引かれるようなものでもないです。 もう一つ、Marshallが JMD:1 というギターアンプを発表しています。 これまで Vox や Fender 、 Laney 、 Peavey といった有名アンプメーカーがデジタルアンプを発表していましたが、とうとうMarshallが参入するということです。 個人的に、こういう自身が伝説的なアンプの制作者であるメーカーがこの類のものを作るというのは微妙に落ち着かないものを感じるのですが、これが一つの流れであり、選択肢であるというところでしょうか。 ただ、そこはMarshall、本物の真空管パワーアンプを搭載するなど一味違う製品に仕上げている模様です。個人的には Softube がプリアンプ部の開発に関わっているというのが意外でした。 専門外の部分はその分野の専門家に任せるという事でしょうか。良い判断だと思います。

白正月

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あけましておめでとうございます。 31日の夕方から降り始めた雪は今になっても降り続け、ここ暫く見たことの無いような大雪になりました。 自分の記憶の中に元日雪で出かけられなかったという記憶は無いので、この日にこれだけ積もるのは初めてなのだと思います。 元日に初詣に行く人たちは今年どうするのかわかりませんが、多くの人が動く時期だけに事故の類が心配ではあります。 昨年を振り返ると、自分にとっては色々と掴めるものがあった、まぁ充実した一年だったと思います。 そして、音楽関係の訃報が多かったことや芸能界の薬物問題が次々と明るみに出たことが記憶に残りました。 政権交代を始め大きなニュースも多かった年でしたね。 しかしながら、やはり日本を、それに世界を騒がせた大きなニュースには、悪いものが多かったような気がします。 とうとう2000年代も二桁に突入です。 世の中のいろいろなところで、70年代、80年代、90年代と10年は一つの節目になっていたように思います。 次の10年はどんな時代になるのでしょう。 今度は未来に希望がもてる時代になると良いですね。