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Showing posts from 2007

年忘れ

危ない危ない、暫く放置しているうちに年をまたぐところだった。 とりあえず、書こうと思って放り出してた話題。 ・ Pineapple Thief の ポッドキャスト2 が公開。今回はなんか番組中で曲を作ってました。 その曲"And the sorry state"は曲としては前回の"And so say all of you"と同系統かな。 このバンドらしい憂鬱な曲調で、聴きやすい良い曲です。 また、一時期"What we have sown"の全曲試聴が可能だったのですが、現在は"Variations"以降のアルバムプレビューに差し替えられているようです。 それに ブログ で新作の内容が発表。 内容は実際に見てもらうとして、ポッドキャストの曲が収録(頭の「and」が消されている模様)、10分と15分という曲もあり、Bruceさんの自信満々な発言からも、楽しみです。発売は三月とか。 ・ RPWL が新作を2/29に発売との事。Pineapple Thiefと重なりそう。 The Amber Light もこの辺の時期になるのでしょうか。 ・ Magenta からドラムのAllan Mason-Jonesが、ついでサイドギターのMartin Rosserも脱退したようです。 Martinさんなんかはビデオでの扱いの地味さからすると居づらかったのかなーとか思ってしまいますが、まあこれは妄想ですね。 今後のメンバー編成が気になるところ。 ・ Kayak は新作が間近。タイトルは"Coming Up For Air”で1/4発売。シングル"Undecided"も同日。 Youtubeで ビデオ も配信してます。 このビデオで聴いた感じ、再結成後の作品の中では70年代の作品に近いような気がします。 ・ DPRPの記事 によると2/11にクラシック・アルバムを出すSteve Hackettが現在Chris Squire、Simon Philipsと一緒にレコーディングとのこと。この面子まじですか。ChrisといえばLed Zeppelinの再結成ライヴでもKeith Emerson/Alan White/Simon Kirkeというメンバーで前座をやっていましたね。相変わ

初音ミク事件、補足。

なんといいますか……あっちのブログにはコメントしない気だったのに、結局しちゃったよ。しかもこの件と関係ないところで。 それはともかく、例の事件の後でメディアファージブログに掲載された社長さんの謝罪コメントに関する事。 まず、本来クリプトン側が謝罪するべき事は何一つないはずです。社会一般の常識に照らし合わせて、 「取材してきた番組があのような扱いをする事を予期できなかった」などというのは会社として謝罪する内容では全くありません。当然、公式にニュースリリースとして発表される性格のものでもなく、あくまで事態に関わった人間の中心として、ブログ上でユーザーに謝った、というだけの事。 なので、向こうで延々と食いついている人がいる顔文字に関する話は、個人的には完全なセーフです。 それに批判コメントも擁護コメントも付いていたところで結局は顔文字を修正するという判断に至ったのだから、顔文字は駄目という人の意見を汲んだ形になるわけで、それ以降もずっと顔文字云々と噛み付く人は、ちょっと理解に苦しむ感じがします。 何人かの人が言うように、文章の体裁の事を指摘する割に自分の文章は言いっぱなし感漂っている人がやたら多いのも何だかなーと。 あの放送がどのような意図の元で編集されたものなのかはよくわかりません。単なるオタク叩きの一環かもしれないし、音声合成ソフトの進化がテレビ局の権益に対する驚異になると思ったのかもしれない。テレビの仇敵たるニコニコ動画にかなり接近した立場にいた事による潰しかもしれない。 理由はいろいろと想像できるのですが、確定した事はまさかTBSがコメントを発表でもしない限りはわかりませんし、どうであったとしても初音ミクという製品をまともに紹介する気がなかったという事実に変わりはありません。 あの放送においてクリプトン関係者、初音ミク愛好家(ユーザー含む)、藤田咲さん、Otomaniaさん、オタクを敵に回したわけですが、さらに広く視点を取ると全DTM者やコンビニのアルバイト(更に突き詰めればコンビニ業界かも)にまで不快感を与える内容で、バッシングが起こらないと考える方がおかしいくらいだと思うのですが、つまりこのような人たちが嫌な思いをするのは勿論の事制作側も批判に晒されるのは放送前から確定していたという事で、TBS側は誰が嬉しいと思ってあの番組を製作したのか理解に苦しみます。 と

「初音ミク事件」に関して、

個人的な見解を。 事の顛末については、ちょっと調べればすぐにでもわかる事ですし、あちこちで語り尽くされた感があるので、ここであえてなぞり直す意志はありません。 なので紹介は ITMedia か J-CAST に任せる事にして、私見です。 まず感じたのは「ちょっとパッケージの絵が可愛くてキャラ付けされてて声が可愛いだけの歌声合成ソフト」がこんな騒ぎを引き起こすなど予想外という事。 だって、パッケージと声以外はSweet Ann( これ )と同類の製品ですよ。 なんでアキバの萌え萌え人気アイドルとしてクローズアップされる必要がある。 公式ブログのコメント欄のほぼ全てに目を通しましたが、目立ったのは「TBSの放送(コメントでは「報道」と書いている方が多いですが、その名を冠するに当たる番組とは思いません)はあまりにもひどい」「抗議をするべきです」「watさんは悪くありません」「私たちユーザーは味方です」「WBSのトレたまで扱ってもらうべき」こんなところでしょうか。というより、これに悪意(ないし偏見)丸出しの荒らし的コメントとそれに対する反論が少しずつ混ざっている状況と感じました。 それに対する第一印象は「こんなコメント『ばかり』で500コメント以上も消費するなよ」でしたが、このコメント数は初音ミクというソフトウェアが相当な人気を獲得していた事と例の放送があまりにユーザーにとって不快だったという事実を端的に表していると感じました。 一方でこうも思います。あの放送が行われた事でミクへの世間のイメージが直ちに悪い形で固定されたとかクリプトンの社会的評価が下がったという事実は発生していなかったはず。発生したとしたらそれは放送直後から騒ぎが大きくなりすぎたせいじゃないか、と。 さて、件の放送内容ですが、正直なところ、オタクバッシングだの何だのという部分は事の本質ではないでしょう(放送内容の本質かもしれませんが)。そういった事全てを保留するとしても、最新世代の音声合成ソフトウェアであるところの「Vocaloid」初音ミクの実態について全く触れられていない、そしてブログでも明らかにされた事前の協議と全く異なる内容で放送されたこと、これがどう取り繕おうと看過できない重大な問題だと思います。後者は「よくあること」なのかもしれませんが。 これは公式ブログの煽りコメントにある「キモオタの生態を放

追い切れてない話題色々

・Vocaloid初音ミクのフィーバーぶりが異常。  発売前からも ブログ にて同時進行で発表されてる他の製品(Galaxy2とか)に対して圧倒的にコメント率が高かったり、キャラクターデザインが萌えっぽかったり、ニコニコ動画ではMEIKOを使った動画が大々的ではないまでも人気があったりと、それを伺わせる要因は多くあったのですが、各所で報じられているブレイクっぷりを見るにつけ「ここまで」とは予測できませんでした。  ただ、ブログのコメント欄に2ちゃんねるか同人作家のサイトか何かと勘違いしてるんじゃないかと疑いたくなるような書き込みが大量発生してたり、挙げ句PLAYエンジンのアップグレードに関する記事にまで出没したりと、よろしくない事態も起きています。この辺は空前の売り上げのトレードオフと考えるしかないのかな。 ・ちょっと上で触れたPLAYエンジンの事ですが、どうも Stormdrum 、 Percussive Adventures 2 、 PMI Bosendorfer のアップグレードが中止になった模様。  各製品ページを参照すると、「本製品の開発元である米国EastWest社の 一方的決定により 、本製品のPLAYエンジン版の開発/アップグレード・パスの用意は中止されました」と恨み節が隠し切れてなくて少し笑えます。  図らずも SD2 にStormdrumの内容が含まれない事がわかったわけですが、PMIのは何でかね。 PMI社 との契約関係か、 Quantum Leap Pianos の売り上げのためか。  他にも既に生産終了してるPA2 が継続して入手できる見込みが消えたとか気になる事はあるのですが、やはりバグが相次いでWindowsでの動作は保証外という形でリリースされた上にこれでは、最高品質のサンプルを作っていると言っても East West社 のイメージが非常に悪くなった事は間違いないです。 ・The Amber Lightのアルバム製作が完了との事。正式リリースデートは後日の発表。MySpaceの音源は暫くそのままだとか。それにしても長かった。 ・Pineapple Thiefの"What have we sown?"が、 Rogues Gallery で全曲フル試聴可能。Bruce Soordさんのインタビュー付き。  曲のそこここ

Porcupine Tree/Fear Of A Blank Planet

何から書き始めたものかと迷っていたのですが、これを最初にします。 Porcupine Tree の"Fear Of A Blank Planet"です。 ネット各所のレビューを見てみると見事なまでの賛否両論っぷり。 ProgArchives では評価が下がるごとにレビューの数も少なくなっていくカーブになっていますが、最低点までしっかり存在する時点で同様。 全体的な評価で言えば、前作と比べてアルバム全体の音に統一された色合いがある。それと暗い。前作の"Lazarus"みたいなほっとさせてくれる曲はないし、聞き終わった後で口ずさむようなメロディも多くはない。 少なくとも、音に関する限りとても一般に勧められる内容にはなっていない。 さらに言えば、歌詞に関しては もっと 一般には勧められない。 内容は引き籠もりの少年(と判断する)の物語。そこまでは自明だったのだけど、何となく歌詞を見てて最終曲に目がいった瞬間、ぞくっとした。 違う解釈をしている人も多いようだけど、僕にはこの歌詞はどう見ても自殺、もっといえば心中を仄めかしているように思えたからだ。 残念ながら国内版の日本語訳は(実はこの解釈に依らなくても)誤訳が割とあり、多分このような解釈に行き当たるのは原文で読んだ人だけだと思う。

Moody

いつの間にかThe Amber LightのMy Spaceページに掲載されている曲がNever Fade OutからMoodyなる曲に変更されてました。 こちらは正統派のギターロックっぽい雰囲気。結構ハードエッジめで今まで掲載された新曲とは違う雰囲気。 前半、ちょっと普通のハードロックっぽい歌唱とハードな割にノリはさほどでもないギターに面食らったけど、間奏で久々に「らしい」ギターを垣間見る事が出来て一安心。 エンディングもロックのそれですね。 ただ、他のサイトでDoes it ever ger better?のフル版も配信されていますので、新曲中五曲が聴けて果たして実際の作品に買う価値を見いだせるか微妙なところ。 何となく何かこれのために買おうと思わせるとっておきがあるような気がしてきたぞ。 なんか更新の頻度が低いので追い込む目的もあって今後更新するべきもの。 ・らき☆すた関連のCDの話題、感想。 ・Porcupine Tree"Fear of the Blank Planet"のレビュー。 ・daiさんの"yours"のレビュー。 ・Vocaloidフィーバーしすぎ。

先回の続き

という感じの内容でひとつ。 ・ The Flower Kings の新作は九月。 MySpaceのページ でプレビュー公開中。 聴いてみて、音の方向性が大きく変わった感じではないので一安心。言われてたとおりドラムが凄い。全体にちょっとハードさが増した感じも。 まあ、このバンドの場合フルを聴くまで評価は下せないので発売が楽しみです。 ・その九月に発表予定の Pineapple Thief のアルバムはスタジオ版とライヴの二枚組の予定がスタジオ一枚に変更。 ブログを始められて以来、頻繁に情報が更新されるのはありがたいですが、未確定の事項を書いた結果こうなる事もあるので油断なりません。 まあ、"freefall"の存在など、だからこそ知り得た製作の裏側もあり、これも一つの楽しみかもしれません。 ・ Porcupine Tree も九月に新EP"Nil Recurring"を発表予定。自分の誕生月がプログレのリリースラッシュに巻き込まれてちょっとうれしい。 ・ Magenta も新作の製作は好調な模様。フォーラムを見てたら夏の終わりくらいにリリース準備できるかもとか言ってたという話があったけど、これは冗談らしい。 ・ The Amber Light は MySpace で新作からの三曲目(サイトで公開してるサンプルを入れれば四曲目)となる"Never Fade Out"を公開しています。 これはかなり良い曲。曲想は"Drake"とほぼ(あるいは全く)同じタイプ。聴いて面白いのはDrakeだと思ったけどポップソングとして耳に残るのはこっちか。 公開されてる曲を聴く限り、今まで以上にポップスのフォーマットに近い感じとシンプルになった感じあり。 ギターも良い演奏をしているけど、初めて"Goodbye to dusk..."の"A New Atlantis"を聴いた時の圧倒的な衝撃は今のところない。 まだ曲が数曲公開されたばかりで詳細情報は何もわかっていないので、隠し球の存在に期待。 それにしても、やっぱりドラマー交代してたんですね。 予約品・ M.Graveyard/yours

放置しっぱなしだったので。

最近の話題。 ・ The Amber Light はずいぶん待たされたけど秋には新作が発表されそう。九月にはPineapple Thiefの特別アルバムが出るらしい。 ・ Pineapple Thief に関しては来年に新作アルバムが発売になる予定とか。ブログを読む限り相当な自信作の模様。 ・ Magenta も新作の情報を出し始めてます多分来年の発売。思わせぶりなコメントが期待を煽る。 ・ The Flower Kings の新作もほぼできあがったとの事。こちらも期待を煽るコメント付き。ロイネいわく最高作になるらしい。 これら自信満々の紹介のついたアルバムが来年にかけて発売ラッシュになるようで、楽しみ。 既発では Porcupine Tree と Blackfield がまだ買えてなくて気になる。"Little Man"と近い時期の発売だったな。この辺りの時期はこの系統の収穫期だったか。 ・「 らき☆すた 」は暴走ぶりに拍車がかかってきましたが、個人的にはこれで良いと思ってます。 正直、原作から角川(というか、コンプティークか)の販促漫画だったところを京アニの販促アニメになった程度で騒ぎすぎという印象。 らきちゃんや実写エンディングもこの作品で一貫している「このアニメ自体の虚構性を視聴者に見せつける」手法からするとあるべき所に収まってる感じがする。 もっとも、スタッフ自体は「中の人ネタ面白くねwww」みたいなノリでやっている可能性は、完全に否定は出来ないのですが。 ・らき☆すた、ハヤテ継続に加え、今期はもえたん開始、ドージンワーク開始、絶望先生開始でアニメ業界がカオスになってる。 個人的には書店でたまたま気になった作品のアニメ化が相次いでいて妙な気分。 らき☆すた、ひだまり、スケッチブック、banboo blade、などなど。ドラマCD化したクロもか。 ・ dai さんの"yours"は夏コミで発表、とらのあなに委託。 勿論買いますよ。「うみねこ」は多分暫く手を出す事はないと思いますが。音楽は気になりますが。 ・角川に搾取される……。

音源の(与太)話

そういえば、 クリプトン 社のブログを見たらようやく VI.One の国内での 情報が発表 されてました。 Big Fish 社のサイトで初めて情報を目にして気になっていたところ最初は今年元日のリリース予定が遅れに遅れて五月までもつれ込んで、デモソングの掲載はさらに少し遅れてずいぶんと焦れったい思いをしただけに、いざ発表されると結構感動します。 一時はLondon Orchestral Percussion 2のようにいつの間にか情報が消滅しないかと心配してたんですが。 で、デモソングなんですがこれが結構良い感じです。 個人的にはIntro(RockTest2)。音楽関係のサイトを見ながら流していて、これはどこのバンドの試聴だったと一瞬思ってしまうくらい、音も良いのですが楽曲としても洗練されていました。 他の曲もかなり良い(音)です。 ところで、音源のデモソングとしては各音色の特徴を手短に伝える短いもの(PlugsoundとかCakewalk Instrumentsとか)と楽曲としてしっかり作られたもの(Crypton取り扱い製品の多く)の二つの潮流があると思うんですが(時々長くて退屈なデモ「音」を公開してる会社もある)、どちらも結構面白いです。後者の方が当然聴いてる分には楽しいのですが。 これはデモで主張する事が前者は「音色」で後者は「音楽の中での有用性」という違いなんでしょうか。気になります。 それはそうと音源ソフトの規約にはソロや単独での使用は駄目って書いてある事が多いのですが、結構デモソングで単音のロングトーンを流してるところ多いと思うんですが、そこら辺どうなんでしょうメーカーさん。 まあそれはともかくこの製品は先行している Muse や Colossus に比べて規模の面でも見た目的にも取っ付きやすそうな感じがします。 そのColossusは年内にGOLIATHという新製品へモデルチェンジするとかで、今年は総合ソフト音源の当たり年になりそうです。もしかして Best Service からも何か出たりして。 今までまともに音楽「製作」をしていなかった自分にとっても製作の始め時は近いのかもしれないな、とも思ったり。

調子扱いて玉砕……?

らき☆すた の監督が「監督として、まだその域に達していない」といういまいち何があったかよくわからない判断で交代してからもう二話が放送されましたが、六話の内容を見ると作品内容の面では特に大きな変化は見られないように感じました。 やっぱり内容的なものではなくて内部的な事情だったのでしょうかね。 なんだか発売前の主題歌のフルバージョンがニコニコ動画に大量にアップロードされたりとまだ妙な騒ぎは続いているようですが、なんだか原作ファンとしては複雑な気分です。 で、動画投稿サイトへのアップロードの問題ですが、世間でもさんざん著作権侵害などの問題で取り沙汰されてますね。 販売中、まして発売前の商品の内容をまるごと配信するなどは論外にしても、無断配信されるコンテンツの扱いについては結構難しい面があると思うのです。 たとえばテレビアニメをフルでアップしたりといった事は冷静に考えて完全な著作権侵害なのですが、それがどれだけ著作者の利益を損なっているかというと微妙な気もします。 地上波で普通に放送されている番組であれば放送地域の人はそれに対して特にコストを払うことなく試聴も録画も出来ますからネット上でどれだけ配信されていてもあまり関係ないし、未放送地域の人は放送地域と条件が同じになるだけ……という考え方も出来なくはありません。 むしろ見た事のない作品のDVDを買う人がどれだけいるかを考えればDVD販促にはむしろプラス……? まあ先行放送の動画が配信される事で遅れて放送する地域の視聴率が下がるとか、スポンサー企業の利益を損なう(大抵CMはカットされてアップロードされるので)という話は当然ありますから問題は大ありなのですが。 上記のような考えはどうにも受け手に都合の良いようにした勝手な解釈に過ぎませんし。 なんにしても、今の時代に単に無断配信やめろというだけでは権利者の方も賢い考えとは言えないと思います。 その気になれば、僕でさえ手持ちのCD一枚の内容全部を今すぐ不特定多数の人間に向けて配布することも可能な時代です。 無断アップロードをどうにかするなんて事は現実的にやってられる事では無いと思うのですが。 あ、ちなみに「もってけ!セーラーふく」はゲームと一緒に買ってくる予定です。

続らき☆すた、とか

前回話題にした らきすた に関しては一時かなり酷い騒ぎにもなりましたが現状は正常化しているみたいですね。 ニコニコ動画を話題に出すとからしくない事をしてしまったような気もしますが、原作からまったりした雰囲気が好きだったので、騒ぎって似合わないと思うんですよ。 とか言ってたら スケッチブック が今度はアニメ化するようで、最近四コマ原作のアニメブームだなぁと思う一方で不安も当然あるわけで。 らきすたはアニメのああいう作りが受け入れられる作風だったわけですが、この作品に関してはあんな風に予想外の暴走をされては困る作風ですから。そういうスタッフではないので、大丈夫と思ってますが。 サイトの紹介文を読んでも、ちゃんと原作の大事な部分は生かしてくれそうな感じがします。 さて、ちょっと訳あって今fra-foaの"13 leaves"を聴いてます。 fra-foaって、と言う話なら間違いなく宙の淵が良いですが、こちらの方が心にすんなり染み入る内容ですね。 当時批判も多かったと記憶していますが、改めて聴くとテーマがより心情的、実体的になったのが主な違和感の元で、音楽の力自体はそれほど変わっていないような気がします。 宙の淵のような凄味はないのですが、こっちの方が素直に「泣ける」作品かな、と思いました。 で、その「理由」ですが、これは河上として公に出す事は多分しないと思いますので伏せておきます。 とりあえず泣ける曲がほしかった、とだけは言っておきます。

Lucky Star

絆創膏が引っかかるのもピアノが弾きにくい原因だったかもしれない。 ここ最近、ニコニコ動画が外山恒一、ゲリゲリ、そしてらきすたと神がかってますね。主に狂った方向に。 らきすたのOPに関して言えば京都アニメーションがハルヒから丁度一年の節目にまた仕掛けたという側面も持っていそうです。 あれでダンスするアニメが売れると認識したという判断も無くはないような気はしますが、むしろあのEDが山本氏主導で作られたことの単なる再提示に過ぎない気がします。 そして作りとしては(OPとEDという違いはあれど)ハルヒを上回るものになっていると思います。 実のところ僕も(東海での本放送はまだなのですが)楽曲を含めた当該OPにかなりはまってしまい、ちょっと危ないかも(笑)。 というかこのオープニングテーマ、かなり中毒性が高いです。ノリに少しEcholynを思い出したのは秘密。 現在のコミュニティはある程度のインパクトのあるものを提示すれば迷わずにそれを話題にあげますし、それが何かしらの引っかかる要素を持っていればその話題が大きくなるのも必然といえます。 そして話題にする声が大きいほどそれに引き寄せられる人も多くなる。 今回のOPは(少なくともニコニコ動画という限定的なコミュニティに於いて)確実にその流れを非常に強く掴んだわけで、そのことが面白い(ある意味では作り手にとって非常に都合の良い)現象に結実したと思うのです。 インターネットにおける「口コミによる」話題の拡大の強力さを改めて鮮烈に示したとも言えますし、現代の広告戦略上の必然に過ぎないかもしれません。 制作者側がどれだけの効果を期待してこれを作ったのかわかりませんが、少なくともここまでの強力な流れが発生する事は予期されていなかったはずです。 よく考えると、(多分)制作者の意図した方向性で、意図した以上の話題を呼ぶ作品というのは(少なくともアニメに関して言えば)非常に希有だと思うのですが。 意図しない方向で強烈な話題をを招いたMUSASHIなんてのはありましたが。 うだうだと書き連ねましたが、要約すると「東海での本放送楽しみだなー」

broken.

今、小指に絆創膏が巻かれているのですが、小指の先が曲げにくくなるだけでこんなにもピアノが弾きにくくなるものなんですね。 特にオクターブを含んだ和音とか、どうにもきっちり弾けない。 やっと人差し指の爪が大体治ったところだというのに。 しかし、今回はおそらく料理か掃除のせいなんですが、爪が割れたりというのはピアノの練習のやり方が問題なんでしょうか。 さて、やっとと言いますか、 Pineapple Thief の Podcast が公開です。 まずはMP3ダウンロードでの配信と。 英語の聞き取りに堪能ではないので、内容は今ひとつわかりませんが、所々でかかる曲というかフレーズは結構面白いのが多いです。 "We love you"のアレンジとか、思いの外メタルっぽいのとか、その辺りをつまんでいくだけでも結構楽しめます。 しかし何より専用の曲である"And so say all of you"が素晴らしかった。 "Little Man"のバラード曲に近い作風をより親しみやすく洗練させたような曲でした。 特に登録などは要らないので、この曲だけでもダウンロードして聴く価値があると思います。 曲単体でのダウンロードもありますので。 しかし、ここ暫く在日Pineapple Thief大使みたいになってるなぁ。

さて。

もうすぐ学校も始まります。 休みが長い分いざ始まるとなると結構億劫になるのは致し方ないんでしょうか。 The Amber Light は新作のレコーディングが完了したという事で、発売予定日は追って発表されるようですが、楽しみです。 最近、音楽理論の本を少し漁ってるんですよ。 曲作りのヒントくらいにはなるんじゃないかと思って。 ここしばらく、納得のいくというほどの曲が作れているわけではないんですが、なんだか創作意欲が強くなっていて、調子が良くなってきている感じはするので今が頑張り時だと思ってます。 とりあえず、定型化したコード進行を脱出できたらいいなと。 あと、キー。迷ったらとりあえずC Minorに設定する癖をどうにかしよう。これは意識の方の問題か。

days of cold, empty airs

一時期暑いくらいまで気温が上がったのにまた寒くなってきてなんだか腹立たしい。 桜の開花予測がこのせいと気象庁のミスで遅れたとか。この辺りもまだ開花は先のようです。 さて、水薙さんのところからつまらないバトン(?)というのもが回ってきているような気もしますが名前を挙げられそうな管理人さんがご本人しかいないのはどうしたものか。 もう面倒なので答えなくて良いかな? 答えたところで結局止まってしまうし。うーむ。 最近、というか昨日辺りから Sigur Ros のアルバムをまた聴き始めています。 "( )"のほうが多分一般の音楽からは距離があるような気がしますが、音自体は"Ágætis Byrjun"のほうが掴みにくいような気がする。 どっちにしてもとても冷たくて遠い感じのする音ですね。"( )"の方が少し体温は高いでしょうか。 なんだか久々に聴いてみると精神が解放されるような感じ。少しトンネルを抜け出すきっかけになるかも。 世界で一番美しい音楽という売り文句は正直よくわかりません。 なによりこれとRadioheadが売れているというのは実に不思議な気がします。70年代にPink Floydが売れてたような感じなんでしょうか。 あ、そういえば"Takk..."まだ買ってないや。 ところでPineapple Thiefが似ているという印象もあったんですが最新作と比べてみるとそうでもない。 "variations"辺りの曲だとやっぱり似ている気もしますが。"Vapour Trails"あたりに顕著。 それよりも1stの頃のThe Amber Lightとの相同性が改めて聴くと目立ちます。 The Amber Lightもあの頃と比べるとかなり音楽性に変化が見えますな。新作はまだか。 そういえば、 Pineapple Thief のサイトにLittle Manの 視聴ページが追加 されてます。 抜粋の仕方がなかなか良い感じ。 でも一曲目"Dead in the water"のファイルが"God bless the children"になってる。入れ替わってる、ではなく。ご注意。

一応全部持ってます。

Image
いや、タイトルはこれだけの意味。 まあ、ピアノの練習は相変わらず半端に頑張っています。 昔手をつけてた事を思い出してBlue Motionの曲をコピーしようと思い立つ。 31/8は聞き取りにくいところがいくつかあるので、あと少しなんですが少し苦戦。 Parkingは完全には難しいかもしれない。 あ、写真のCD群の話ですが、 daiさん の曲は妙なくらい曲の癖が、多用する和声とかリズムの取り方の話ですが、自分と似ているのが面白い。 曲によっては「僕こんなに出来の良い曲作れたか?」と錯覚しそうになるほど。ごめん言い過ぎた。 この方の曲も機会があったらコピーしてみたいなぁ。 ついでに他の最近買ったCD感想。 Yugen "Labirinto d'acqua" バンド名は日本語の「幽玄」らしいです。 そういう音かどうかはともかく、基本はシリアス系チェンバーロック。 Dave Karmanが参加した四曲目なんかかなり頭ぶっ飛んでますが、キーボード中心に綺麗めな曲展開をする場面も多くメリハリがきいてて良し。 超絶技巧で無茶な飛ばし方をするところと哀愁メロディ的なものが現れるところがバランスよく、前衛的ながら聴きやすい。 特に最後の曲はかなり好きです。 もう一つ Fugato で"Neander Vaiations" ハンガリーのクラシカルな大仰シンフォニックロック。つまりAfter Crying。 なんだけど、あれほどロックを意識していないし、大胆でもない。ファンタジックなメロディアス系。 メロディ自体は悪くないし演奏もしっかりしているんだけど、ロック的な刺激が少ない。曲、演奏とも少し大人しすぎ。 あと、一曲目から間違いなくファンタジーRPGのサントラに聞こえます。多分誰が聴いてもそう思うと思う。 解説にはロックバンドとオーケストラの融合を実現した初めてのグループなんて書いてありますが、大事なのは形式じゃなくて出て来た音だと思うのです。 その意味ではこれは大して新鮮みのある音ではないと思う。

sweet and sour - pineapple

あまりこのバンドの話を続けるのもどうかと思い、ここで話題にしようか迷ってたんですが、やっぱり触れておく事にしました。 Pineapple ThiefのBruce Soordさんに双子のお子さんが生まれたそうです。 昨年のFelixくんと全く同じ日で、今度は母子とも健康体のようです。 また、新作の製作も正式にスタートしました。発売はどうやら来年あたりの模様。 今度はどんな内容になるのか、とても楽しみです。 ところで、MagentaのSpeechlessのフルヴァージョン・ビデオが 公開 されました。 なんだか思った以上にシンプルな曲だなーというのが第一印象。特に目立つソロもないし。 ただ、Christinaさんの歌はいろんな表現をしていて流石という感じ。良い曲だとは思いました。 ついでに言えばビデオとしての出来はいまいち良くないかも。 話は変わって。 最近、中学生の頃に作った曲の再構成をしようとしてショックだったのが、これが当時より出来が良くない事。 記憶に残っている限り当時から既にそれほど良い出来だったとは思えないので、尚更ショックです。 それと、こちらは本腰入れて音楽をやっていこうとしていた時に作った曲ですが、気に入っていた曲で"fallen leaves"と名付けた曲がありまして。 これを何とか形にしようと楽譜に起こす事にしたんですが。 このような曲を今作れていない事に気づきました。というか何であのときこんな曲が何の苦労もなく出来たのかと。 なんか18か19の頃の自分が今の自分には神がかって見える……。 そういえば今覚えている曲で気に入ってる中で最近になって出来た曲って一個も無いような。 どこかで何か引っかかっているのでしょうか。とにかく昔出来たような曲が出来なくなってる。 でも、こういう壁は必然としてぶつかるもの。そして乗り越えるべきもの。 もっと勉強しないといけないな、とともに昔の感覚を取り戻せるように、頑張ります。

"Little Man"

今回は The Pineapple Thief の新作"Little Man"の詳細レビューです。 1."Dead in the Water" ギターが唸るオープニングから少しずつ高まっていくポップロック。 タイトル通り水の中に浮いているような浮遊感と透明感がある。基本的にギター中心。 2."God Bless the Child" 民族風のチャイムのリズムにアコースティックギターとヴォーカルが重なって始まる七拍子の曲。 けだるい雰囲気から始まりメロトロンが流れる中間部を経て一気にテンションを高めて終わる。 この曲はおそらくBruceの奥さんの出産を控えた時期に作られたはず。 3."Wilting Violet" 透明なシンセサイザーにピアノが重なり、静かに始まるが進むにつれてヘヴィなギターも入る。 最後まで通して一つのテーマを繰り返していく。終始どこか遠くで響いているようなambient感もある。 4."Wait" アコースティックなバラード。 前半は深い残響を生かした歌もの。後半は弦楽を大幅に取り入れたシンフォニー。前半の歌が一瞬戻って終わり。 5."Run A Mile" 三曲目のようなシンセサイザーから始まるが今度は機械が喋るようなシンセサイザーと本作中もっともヘヴィなギターが飛び込む。 七拍子の決めを時々挟んで進行する本作で一番(唯一?)エレクトリックなロック。 大胆なシンセサイザー使いも聴けるPineapple Thief定番スタイルの楽曲。 6."Little Man" 憂鬱で美しいバラード。サビは五拍子。 歌詞は間違いなく製作途中で亡くなったBruceの息子を意識したものだと思う。 "In my dreams, you have your mother's smile"の一節が特に印象的。 7."November" アコースティックギターとストリングスを大きく取り上げたインスト主体の大作。 機械のように加工された声が随所で聞こえ、ギターとともに緊張感を高めるが、後半ストリングスが一気に解放するようなイメージ。 全体的に冷たく、儚げな印象を受ける。そういえばNovem

風邪引いてます

って前にも何度か書いてるような。 今回は一応もう治りかけてきたような気がします。 そういえば、先日我が県で知事選があったわけですが。 誰かさんの発言のせいであわや知事交代かというところまで接戦になってしまいましたね。 その誰かさんの発言、さすがに世間で言われている文字通りの事を思っている訳がありませんが、ああいう表現をしたら一秒後にどんな反応が返ってくるか判断できなかったとしたら政治家として問題があることは確かですね。 ここぞとばかり食いついた野党も対応があれじゃやっぱり駄目だと思うのですが。 正直、こんな事で審議拒否まで行って国会を空転させるとか、そっちの方が阿呆みたいですよ。 当初実際の発言を知らなかったので何とも言いにくかったのですが、実際聞いてみると批判をするのは結構ですが不必要に問題を大きくしていないかと思ってしまいます。 今でも「生む機会」という表現だけが一人歩きしているような気がします。 それにしても一度そういう事があった人は以後発言に気をつけないといけませんよね、まったく。 ところで、ピアノの練習は長時間続けると指が疲れますし翌日の練習が不調になりがちなような気がします。 とりあえずスタッカートの練習に重要な要素ありということは実感としてわかりましたが。 毎日何時間とか、無理。絶対。 ……頑張ります。

CD到着

Pineapple Thief "Little Man" ブックレットのデザイン(あと曲タイトル)通り、間違いなく冬向き。 個人的にはVariationsから10SDへの路線変更には若干煮え切らないものもあったのですが、この作品は少し揺り戻した感がありつつ新たな面も見せてくれる感じがします。 今までと比べてぐっと静かで、冷たくて、重くて、美しいです。 きっとお子さんを亡くされた事もこの内容に強く影響していると思います(タイトル曲の歌詞に顕著)。 "Little Man"から"Boxing Day"まで三曲続くバラードのあたりで完全に参りました。 全体的にアコースティック色が強く、加えてelectronicっぽさも前作より強い。 個人的にはこの作品で「好きなバンドの一つ」から「お気に入りのバンド」に印象が上がったと言っても良いくらい。 さて、もう一つは Djam Karet の"Recollection Harvest"ですが、こちらはまだあまりちゃんと聴いてません。 先に聴いたPineapple Thiefが凄く良かったのでそちらを集中して聴きすぎました。 印象としては妙にポップになる事もなく、変にアヴァンギャルドに走る事もなく、いろんな意味で硬派という印象。 やけに硬質なので好みは分かれると思いますが、こういう音楽の中では聴きやすい方では。 後半"Indian Summer"のパートの方では少し民族色も。 メタル系、ジャズ系、エレクトロニック系、シンフォニック・ロック、いずれのファンにも聴かせられる内容です。 Magenta のサイトにシングル" Speechless "の情報が掲載されてます。 チャートのTop40を狙っているという事ですが、公開されているビデオを見る限り確かにそれが可能そうな曲に思えます。 日本の売り上げが助けになるかどうか知りませんが、いちファンとして興味はありますし是非買ってみたいと思います。 そういえば、それとは全く関係ない話ですが「ひぐらしのなく頃に解」の音楽で有名な daiさん の次のCDのプランがサイトの雑記に。 実は自分は「ひぐらし」は未だ未プレイだったりするのですが、この方の曲は好きなのでこの情報を見て俄然楽し

駆け込み

一月のうちに。 学校が休みに入りました。親は大学は休みが多すぎると文句を言っていますがそれなりの家事はやっているので気にしない。 ピアノも練習しないと駄目ですし、絵も少し(人に見せられる程度まで)練習したいし、他にもいくつか時間のあるうちにやっておきたい事があります。 それに、恥ずかしながら結構長い時間寝続けたりするので休みとはいえ実はそれほどやりたい事が出来てない……。 いや、明らかに自分の責任なんですけど。 最近はピアノに向かって曲を作ってる時にコード進行や音階がワンパターンになってしまうのをどうにかしようとあがいてます。 即興的じゃなくてもう少し考えて作れば良いんだよなー、とも思うのですが、思い浮かんだ音を楽譜にしていくという事が得意な人間ではないので(楽譜の読み書き自体が出来ないという話も)。 あと、頭の中にかなり具体的な曲のイメージが出来てても音を出した瞬間にイメージが拡散するというか具体性が消滅してしまって、どうも思うように音に出来ないというか。 とりあえず、少し勉強していきたいと思ってます。 そういえば先程HMVで注文したCDの発送に関する手続きをしました。 三枚買ったうちの一枚が(実は予想通り)キャンセルになってしまいましたので少し寂しいですが。 メインは Pineapple Thief の"Little Man"ですね。かなり楽しみです。 The Amber Lightの新作は今年中に出るんでしょうか。