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Showing posts from September, 2010

月からの新しい知らせ

Moongarden が新しいアルバムのリリースについて話し合う段階まで来ているみたいです。 最近活動が活発になっているので録音の類はやっているだろうとは思っていましたが、思ったより速く新作の話が出てちょっとびっくりしてます。 "The Gates of Omega"の再販などをやっていましたからもっと時間がかかるものかと。 新曲も良い出来だそうなので、その言葉を信じて待ちたいと思います。 ドラムに Mangala Vallis のGigi Cavalli Cocchiを迎えて初めての作品なので、そっちの面でも気になるところです。 ところで、実際のところ"Round Midnight"の再販はどうなっているのでしょう。 もう一方、ノルウェーの White Willow も新作の制作が進んでいるようです。 こちらもドラムに元 Anglagard のMattias Olssonを迎え、ここ二作でメンバーに定着したLars Fredrik Frøislieもあわせてこちら系の北欧ロックのオールスター的な面子になりつつあります。 制作中と思われる音源が少し前にYoutubeでちらっと聴けたと思うのですが、あのような音だとするとかなり良い作品になりそうな気がします。 そういえば Brighteye Brison も新作の制作中でしたっけ。 こちらはもう大分完成していると思うのですが、色々と残りの行程で忙しいのでしょうか。 レコーディング風景を見る限り相当良さそうなので、これも情報待ちというところ。 どれくらいが年内に出るかはわかりませんが、発表を控えている新作がたくさんあるというのは楽しいものです。

Show A Little Love

もう何度も聴いた曲ではありますが、EPとしてリリースされる The Pineapple Thief の"Show A Little Love"のビデオクリップがYoutubeにアップロードされています。 いままでで一番正統派の「ロックバンドのPV」でありまして、バンドの演奏がしっかりと映像の中でフィーチャーされているのは嬉しいところです。 ギターソロにはスライドを使っている事もわかりますね。 廃ビル(かどうかはわかりませんが、そのように演出されている)での演奏や女性の使い方など、子供向けではない映像作品としての抑制された演出が良い感じです。 そういえば、"Nothing At Best"でも女性が直接的ではない形で絡んでいましたね。 EPの方はとうとう予約が始まりました。 曲としては16分になる組曲"To Live and Die to the Familiar Sound of..."以外に新しいものはないですが、これが久々の10分超えの大作ですし、複数部構成の組曲は初めてだと思うので、これだけで楽しみです。タイトルも良いですね。 他は表題曲とアルバムから二曲のアコースティックバージョン、そして"Dead in the Water"のリミックス。 これらはこれで面白そうですし、その分価格も安めなので価値は充分だと思います。 "Open Water"は収録から漏れましたが、ブログでの記述を読むに納得するしかないでしょう。 そうそう、廃ビルといえば、愛知トリエンナーレの一部を見に行ったのですが、廃ビルが使われていたときの名残を残したまま会場として使われていて、ちょっとドキドキしました。

とりあえず転売屋は滅びろと言いたい

今更な話題ではあるのですが、 まんがタイムきらら 10月号の件です。 「けいおん!」の最終回が掲載されたことでやたらと売れて、聴くところによると発売日で六割売れたらしく、一週間後には編集部のブログでほぼ完売と書かれるような状況でした。 当然自分も購入できませんでした。 最終回ということでアニメファンがこぞって購入したか、それなら読者として良い迷惑ではあるが仕方ない、という気持ちもあったのですが、ネットでろくに読む気もないのに買った人を見てイラッとしたりはしました。 のですが、Amazonのマーケットプレイスの2000円からスタートという出品価格、更にYahoo!オークションで非常な高値で「新品」を販売している出品者の存在などに非常な不快感を覚えまして、ふざけんなと。 何得意げに「5冊ありますので」とか書いちゃってるんだと。その五冊どこかの書店で買ってきてそこを利用してる読者に迷惑かけただけだろうと腹が立ちました。 中古に高値を付けるのも出品者が自分で設定してるんだから腹立ちますが、新品を高値で売るって事はもうそれ目的で買いに走ってることが明らかなわけで。 当然、読者の中にはそうしたものに手を出すことを考えつかない人もいるし、不当な高値では手が出しづらかったり、そもそもこういう商品に手を出すのは不当転売行為を助長するような行為でもありますから、こうした商品がまともに売れるとは考えにくいです。 それは結局のところ読者に渡るはずだった発行部数の一部が転売用に確保されたままの商品として残ることを意味し、つまるところ本誌を手に取れない読者が増える結果を招くことになります。 更にこういう事をする人がいれば、発行部数が増えてもあるだけ買って行かれてしまう可能性があり、部数が増えるほど被害も増えることになり得ます。 編集部でも品薄を見越して発行部数を大幅に増やしたそうですが、結果的には転売屋を大量発生させる事態を招いたに過ぎなかったかも知れません。 出版業界の内情は知りませんが、店頭で減った雑誌の数が回復したのを見たことはありませんし、性質上雑誌の増刷というのは難しいのでしょうから(今回は複雑な付録もありますし)もっと刷って自分にも買わせろとはもはや言いません。 オークションに手を出す気もないですし、Amazon等にも善意の出品者などが見当たらない以上、今

そろそろ秋ですかね

自分の部屋が、昼間にいてもそれほど辛くはなくなってきたのに暑さが和らいできたことを感じます。 昨日は体調悪かったのに加えて日差しが強い中での移動もあったので大変でしたが。 そういえば、Tonehammerが Bowed Piano 音源を発表するみたいですね。 コンセプトそのものはSoniccoutureからワンサイクル遅れているような感じですが、そこはTonehammer、それとはまた違った形でBowed Pianoの魅力を表現してくれそうです。 実際にデモソングを聴いた感じ、こちらの方が純音に近い音が収録されているようで、Soniccoutureの複雑な響きとは異なるものに仕上がっているようです。 もう一つ、これに先立って Plucked Piano も予告されていて、これを合わせると SC Xtenden Piano より高価になるのですが、その分サンプル容量も多めみたいです。 こちらもSCとは音の感触が異なっているようです。 SCはハープシコードに近く、THはダルシマーなどに近いような表情を覗かせている気がします。 もっとはっきりいうと、この二社の音の質感に対するイメージそのままの違いです。 透明で幻想的で、非現実的な潔癖感さえ感じさせるSoniccoutureに対する、人間くさくて生々しく、現世の空気をまとったTonehammerという感じ。天上と地上の対比です。 ちなみに、もう一つ近い方向の製品を発表し続けている Cinematique Instruments はこの中間、非常に綺麗で幻想的ながら生々しい世界の空気感も感じる、というイメージが個人的にはあります。 もう一つ、今日発表された VOCALOID2 猫村いろは ですが、見た目の印象でイメージを固めてデモソングを聴くと驚く声です。 既存のVOCALOIDで何に一番近いというと鏡音レンでしょうか。個人的に、少女というより少年という感じを受けましたし、設定の類が無意味に思えてくるくらいですが、一つの製品としてはなかなか良いのではないでしょうか。 問題は見た目・設定に声をどれだけ近付けられるかですが。 ここ数日でかなり疲れていたみたいで、昨夜、というか今日はかなり長いこと眠ってしまいました。 今は体力も大分回復してきたので、もう大丈夫だとは思います。 少し基礎

オーボエの音って良いよね

さて、昨日は誕生日祝いということでレコード店に行って、 Magenta のDVDを買って帰ってきたわけですが、一眠りして公式サイトを見たらまさかのReal World Studiosでのライヴアルバムが発売になってました。 パッケージ形態は2CD+DVDとのことで、要するに Live at the Point のCD版とDVD版をまとめたような感じですね。 おそらく全体の長さも同じくらいなのでしょう。 内容としては、六人編成での最後のライヴ映像なのですが、加えてストリングスカルテットとオーボエが加わり、Magentaらしい上品な艶のアコースティック編成での再現に一役買っています。 特に、ギターソロの代わりに挿入されることも多いオーボエの音がとても心地よく、全体に落ち着いて聴ける内容に仕上がっていると思われます。 恒例の宣伝動画の他にアップロードされている"Anger"の動画では、原曲が原曲だけにその良さが特に生きています。 Winters End辺りのエレクトリック・バンド編成によるライヴ音源が公式に残されなかったのは残念ですが、これはこれで魅力的であり、Magentaの一つの側面として素晴らしい演奏だと思います。

これはいいなぁ。

Soniccouture Xtended Piano が発表になりましたよ。 2008年のBowed Pianoの上位ライブラリとなるようで(後継ではない模様)、それを含んだ五つの奏法が収録されているということです。 独特の深みのあるストリングス風なBowedは当然として、柔らかく透明感と緊張感が同居したMute、ハープシコードに似ながらも独自の個性を持ったPlucked、固く金属的なアタックが特徴のMallet、そして強烈な緊張を誘う効果音が収録されたSFXと、特殊奏法好きとしては悶えそうな内容となっています。 中でもMuteはBowedと並んで神秘的で美しい音色が映像音楽などにとても合いそうです。SFXを使ったホラーな演出は当然ですね。Malletもそちらに向いてそうです。 Pluckedはあまり深く考えずに個性的な撥弦楽器としてファンタジックな楽曲などに使ってしまってよさそう。 全体に、Big Fishの Piano Attack と並んで「非ジョン・ケージ系」プリペアド・ピアノでは最有力となりそうな製品です。 大胆で破壊的なPiano Attackと比べるとこちらはより上品な感じがします。 曲の中で使うと考えると、Vir2 " Violence "やProject Sam " Symphobia "や Cinematique Instruments との相性は良さそうですね。 最近は特殊奏法系も色々と出ていますが、これで実際の楽器が弾けないと試せなかったり、コストや人手がかかる、楽器を破損する危険があるなどの理由でなかなか取り入れられなかった奏法を多くの作者が使えるようになるのは嬉しいですね。 この系統の第一人者として、Soniccoutureにはこれからも元気に活動して欲しいです。

夢→目覚める→忘れる→絶望

久しぶりに、夢で曲を見ました。 が、例のごとく目覚めた瞬間にほぼきれいさっぱり忘れてしまいました。 覚えている情報としては、トラッド系のメロディだった(何か特定の曲と似た部分もあったような)ことと、歌詞が「行かば東 いざ西へ行かん」みたいな反対の言葉を繋げた表現や言葉遊び的なところがあってかなりシュールだったこと。 あと何かファンタジー系のストーリーの主題歌的な設定だったかも知れない。 ちなみに、当該部分の歌詞だけはっきり覚えているのはそれが印象的だったからではなく、そこで目が覚めたからだったりします。 かなり良い感じだったんだけど、今までそういう曲を再び見られたことはないのでまぁ、残念。 いつも思うのは、自分の脳のどの辺を使ったらこういうものが出てくるんだろうと。 結構自分の嗜好が現れたような曲が出てくることもあるのですが、特に今回は覚えている限り自分が思いつきそうな要素は殆ど無かったように思いますので、実に不思議です。 そしてこんなものを考えられるならどうして普段から出来ないんだろうと思ってしまいます。 こういう形で出来た曲は起きたらすぐ忘れてしまうことが多いんですね。 それこそメモを取るような余裕もなくて。 いっそ見たことも忘れてたら、とすら思ってしまうわけですが、実際そういうこともあるのかも知れません。 せめてしばらくの間憶えていられるようにならないものか。 そうだ、この前料理中に怪我をしたのですが、包丁が指に見事にさっくり食い込みまして。 やった瞬間はぽかんとするくらいみごとな刺さりっぷりで、刃を抜いたら傷口がぱくっと開いててちょっと引いたのですが、当初は血も出なくて、痛みもなかったので、特に問題ないのかなと。 それで料理を続けようとしたら血がじわじわと染み出してきて、結構な勢いだったので焦って処置しました。 それにしても、何の抵抗も痛みもなくサクッと骨まで行って、見事な切れ方だったので最初は何が起こったかわかりませんでした。要するに包丁の切れ味が良すぎたのか。 切ったのが指の根本というのも料理中の怪我としては不可解な場所ですが。

ローランド、ヤマハ、コルグ、とか

九月に入って、 Roland 、 Yamaha 、 Korg から一斉に新製品情報が発表されました。 とりあえず Korg に関してはMicroシリーズとVox製アンプの新製品が中心なので個人的にはとりあえず気にするものではないかなと。 2Box の電子ドラム"DrumIt"には少し興味がありますが。 Yamahaから 発表 されたのは、正確には Steinberg 製の" HALion Sonic "です。 製品名にHALionとありますが、正式にはHypersonicの後継製品となるようで、情報そのものは三月には他の製品とともに公開されていましたが、今回正式な発表となったようです。 面白いことに、内部的には未発表のHALion 4のエンジンが採用されているということで、こちらの開発も進んでいることが期待されます。 こうして(同じく三月に公開された) WaveLab 7 もあわせて新世代Steinbergのラインアップが出揃うことになり、とても楽しみです。 デモソングがダンス系ばかりなのはドイツのメーカー故仕方ないでしょうか。サウンドデモでは結構色々な音が入っているのですが。