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Showing posts from February, 2007

sweet and sour - pineapple

あまりこのバンドの話を続けるのもどうかと思い、ここで話題にしようか迷ってたんですが、やっぱり触れておく事にしました。 Pineapple ThiefのBruce Soordさんに双子のお子さんが生まれたそうです。 昨年のFelixくんと全く同じ日で、今度は母子とも健康体のようです。 また、新作の製作も正式にスタートしました。発売はどうやら来年あたりの模様。 今度はどんな内容になるのか、とても楽しみです。 ところで、MagentaのSpeechlessのフルヴァージョン・ビデオが 公開 されました。 なんだか思った以上にシンプルな曲だなーというのが第一印象。特に目立つソロもないし。 ただ、Christinaさんの歌はいろんな表現をしていて流石という感じ。良い曲だとは思いました。 ついでに言えばビデオとしての出来はいまいち良くないかも。 話は変わって。 最近、中学生の頃に作った曲の再構成をしようとしてショックだったのが、これが当時より出来が良くない事。 記憶に残っている限り当時から既にそれほど良い出来だったとは思えないので、尚更ショックです。 それと、こちらは本腰入れて音楽をやっていこうとしていた時に作った曲ですが、気に入っていた曲で"fallen leaves"と名付けた曲がありまして。 これを何とか形にしようと楽譜に起こす事にしたんですが。 このような曲を今作れていない事に気づきました。というか何であのときこんな曲が何の苦労もなく出来たのかと。 なんか18か19の頃の自分が今の自分には神がかって見える……。 そういえば今覚えている曲で気に入ってる中で最近になって出来た曲って一個も無いような。 どこかで何か引っかかっているのでしょうか。とにかく昔出来たような曲が出来なくなってる。 でも、こういう壁は必然としてぶつかるもの。そして乗り越えるべきもの。 もっと勉強しないといけないな、とともに昔の感覚を取り戻せるように、頑張ります。

"Little Man"

今回は The Pineapple Thief の新作"Little Man"の詳細レビューです。 1."Dead in the Water" ギターが唸るオープニングから少しずつ高まっていくポップロック。 タイトル通り水の中に浮いているような浮遊感と透明感がある。基本的にギター中心。 2."God Bless the Child" 民族風のチャイムのリズムにアコースティックギターとヴォーカルが重なって始まる七拍子の曲。 けだるい雰囲気から始まりメロトロンが流れる中間部を経て一気にテンションを高めて終わる。 この曲はおそらくBruceの奥さんの出産を控えた時期に作られたはず。 3."Wilting Violet" 透明なシンセサイザーにピアノが重なり、静かに始まるが進むにつれてヘヴィなギターも入る。 最後まで通して一つのテーマを繰り返していく。終始どこか遠くで響いているようなambient感もある。 4."Wait" アコースティックなバラード。 前半は深い残響を生かした歌もの。後半は弦楽を大幅に取り入れたシンフォニー。前半の歌が一瞬戻って終わり。 5."Run A Mile" 三曲目のようなシンセサイザーから始まるが今度は機械が喋るようなシンセサイザーと本作中もっともヘヴィなギターが飛び込む。 七拍子の決めを時々挟んで進行する本作で一番(唯一?)エレクトリックなロック。 大胆なシンセサイザー使いも聴けるPineapple Thief定番スタイルの楽曲。 6."Little Man" 憂鬱で美しいバラード。サビは五拍子。 歌詞は間違いなく製作途中で亡くなったBruceの息子を意識したものだと思う。 "In my dreams, you have your mother's smile"の一節が特に印象的。 7."November" アコースティックギターとストリングスを大きく取り上げたインスト主体の大作。 機械のように加工された声が随所で聞こえ、ギターとともに緊張感を高めるが、後半ストリングスが一気に解放するようなイメージ。 全体的に冷たく、儚げな印象を受ける。そういえばNovem

風邪引いてます

って前にも何度か書いてるような。 今回は一応もう治りかけてきたような気がします。 そういえば、先日我が県で知事選があったわけですが。 誰かさんの発言のせいであわや知事交代かというところまで接戦になってしまいましたね。 その誰かさんの発言、さすがに世間で言われている文字通りの事を思っている訳がありませんが、ああいう表現をしたら一秒後にどんな反応が返ってくるか判断できなかったとしたら政治家として問題があることは確かですね。 ここぞとばかり食いついた野党も対応があれじゃやっぱり駄目だと思うのですが。 正直、こんな事で審議拒否まで行って国会を空転させるとか、そっちの方が阿呆みたいですよ。 当初実際の発言を知らなかったので何とも言いにくかったのですが、実際聞いてみると批判をするのは結構ですが不必要に問題を大きくしていないかと思ってしまいます。 今でも「生む機会」という表現だけが一人歩きしているような気がします。 それにしても一度そういう事があった人は以後発言に気をつけないといけませんよね、まったく。 ところで、ピアノの練習は長時間続けると指が疲れますし翌日の練習が不調になりがちなような気がします。 とりあえずスタッカートの練習に重要な要素ありということは実感としてわかりましたが。 毎日何時間とか、無理。絶対。 ……頑張ります。

CD到着

Pineapple Thief "Little Man" ブックレットのデザイン(あと曲タイトル)通り、間違いなく冬向き。 個人的にはVariationsから10SDへの路線変更には若干煮え切らないものもあったのですが、この作品は少し揺り戻した感がありつつ新たな面も見せてくれる感じがします。 今までと比べてぐっと静かで、冷たくて、重くて、美しいです。 きっとお子さんを亡くされた事もこの内容に強く影響していると思います(タイトル曲の歌詞に顕著)。 "Little Man"から"Boxing Day"まで三曲続くバラードのあたりで完全に参りました。 全体的にアコースティック色が強く、加えてelectronicっぽさも前作より強い。 個人的にはこの作品で「好きなバンドの一つ」から「お気に入りのバンド」に印象が上がったと言っても良いくらい。 さて、もう一つは Djam Karet の"Recollection Harvest"ですが、こちらはまだあまりちゃんと聴いてません。 先に聴いたPineapple Thiefが凄く良かったのでそちらを集中して聴きすぎました。 印象としては妙にポップになる事もなく、変にアヴァンギャルドに走る事もなく、いろんな意味で硬派という印象。 やけに硬質なので好みは分かれると思いますが、こういう音楽の中では聴きやすい方では。 後半"Indian Summer"のパートの方では少し民族色も。 メタル系、ジャズ系、エレクトロニック系、シンフォニック・ロック、いずれのファンにも聴かせられる内容です。 Magenta のサイトにシングル" Speechless "の情報が掲載されてます。 チャートのTop40を狙っているという事ですが、公開されているビデオを見る限り確かにそれが可能そうな曲に思えます。 日本の売り上げが助けになるかどうか知りませんが、いちファンとして興味はありますし是非買ってみたいと思います。 そういえば、それとは全く関係ない話ですが「ひぐらしのなく頃に解」の音楽で有名な daiさん の次のCDのプランがサイトの雑記に。 実は自分は「ひぐらし」は未だ未プレイだったりするのですが、この方の曲は好きなのでこの情報を見て俄然楽し