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Showing posts from May, 2010

届きましたよ

Pineapple Thiefの"Someone Here Is Missing"ですが、無事発売日に届きました。 24日に発送で、届くのは一週間後くらいかな、と思っていたので少しびっくりしました。 今は何かしらの感想を書くために聴き込んでいるところです。 とりあえず、収録曲の中では"The State We're In"と"Preparation For Meltdown"が特に気に入ってます。タイトル曲も良いです。 この辺の曲はどれもほんのり「初期」の香りが漂っていろような気がします。 "Barely Breathing"は何かを思い出させるイントロに驚きましたが、良い曲だと思います。 全体的に曲調、特にギターの表現に変化が見られるので、そこをどう感じるかで評価が分かれるかも知れません。 個人的にはギターがメロディを弾く場面がもう少し多いと嬉しかったのですが、問題はないと思います。 敢えて一つ弱点を上げるとすると"We Love You"や"Too Much To Lose"のような「とりあえずこの曲」が無いことかも知れませんが、アルバムトータルとして考えると気にしなくて良いかな。 若干地味になったような感じもあり、当初はあまりパッとした印象がなかったりしそうですが、そこを堪えて聴き続けるとかなりはまってしまいかねない作品のような気がします。 詳しいことは明日か明後日にでも書きたいと思います。 そういえば、 Nord Piano の日本語製品情報が今日まで掲載されてなかったことにちょっとびっくり。 本国のサイト でしっかり読んでたのでもう出てるような気になってました。

これはいい。

Roger Linn が何か新しい楽器を作っているようです。 その名も The LinnStrument と呼ばれていますが、マルチタッチ、感圧対応のタッチパッドで音源をコントロールする製品のようで、試作品と思われるパッドを使った デモ動画 も掲載されています。 動画と詳細ページの解説によれば、マス目に分けられたパッドに縦には四度音程、横には半音ずつの音階が設定されていて、これを押さえたりスライドさせたりすることで自由に演奏できるようです。 動画で使われている物では13x7マスに分かれていますので、これだと3オクターブ半の音域が演奏できる計算になりますね。 面白いのは縦には四度の音程で重ねられているところで、これはギターの弦に近い音の並びになりますから、バンドの中で使うのにも都合は良いのではないでしょうか。 最終プロダクトのイメージCG24x6マスとなっていますので、これだとまさにギター的な雰囲気ですね。 見てるだけでもいろいろな使い方が思いつきますので是非一度触ってみたいと思うとともに、これはまたJordan Rudesが喜びそうな物が出てきたなと思わなくもなかったり。 実際のところLinnDrumやAdrenaLinnはカテゴライズしやすい製品なせいかそれほど興味は湧かなかったのですが、これは発売されたら価格次第ではすぐに欲しいと思わせる物があります。 こちらのページ では、この製品を考えるにあたってコンセプトのような物が書かれていますが、下には歴代の「奇妙な」楽器がリストアップされていて、Roger Linn氏の楽器に対する情熱が伺い知れるとともに見ていてとても楽しいです。 それにしても結構ヤマハが多いなぁ。 しかしながら、最後まで読んでいくとこのタッチパネルを開発したTouchCoという会社が「 KindleのためにAmazonに買収されて技術供与が行われなくなったので開発も止まっている 」旨の内容が書かれていて、このタイミングでの発表もそのためらしいです。 ここで使われているタッチパッド技術は非常に優れた物ですから、そうでなくとも技術が閉じてしまうのは良くないことだと思うのですが……。 最近はKorgの諸々やContinuumを代表にタッチ式の楽器が注目を集めていますね。 なんだか、その気になればニコニコ動画を中心に話題を集

この期に及んでだね

製品ページにデモが増えている Electri6ty に、気合いの入りようが伺えるというものですが、同社の昨年の代表作だった Mojo のデモソングがリリースが近付いたら増えると思わせてそうでもなかったのが思い出されなくも……。と思って今見たらいつの間にか当時より一曲増えてる? そして、Orange Tree Samplesも新しく Evolution Electric Guitar という製品を5/31に発売予定らしいです。見たところ Strawberry Electric Guitar (Extended) に前々から予告されていたリズムギター用プログラムを加えた物のようです。 ページに貼り付けてあるYouTube動画とあわせて五曲のデモソングが聴けますが、ここまで来ると本物のギターでないと疑わせる要素を探すのが難しいレベルかも知れません。 デモ制作での音作りそのものが異なるので比較にはならないのですが、非常に現代的でパリッとしたElectri6tyの音より耳馴染みは良いように感じます。 ただ、もう善し悪しのレベルで語る話ではないなぁ。どちらが自分の作品に合うかというレベルの違いですし、使い分けも充分にあるでしょう。 それにしても、昨年くらいまではエレキギターって良い音源がなかなか無い楽器の筆頭格だったように思うのですが、ここに来て逆に選択に迷うという状況になってきたのは、これがソフト音源の技術の進歩ということなのでしょうか。 僕も含めてギターが弾けない人には有り難い話です。 あ、ちなみにベースはここ暫く練習してます。左手の指がとても痛くなります。 やっぱりしっかり弦を抑えるのと余計な弦を確実にミュートするのが難しいですね。

なんか面白いこと始めてるぞ

たった今K Scopeのサイトを見たらまたPineapple Thiefのサイトが更新されてまして、要するに好きなアルバムジャケットの絵を描いて送れというような企画らしいのですが、 こんなサイト が出来ていました。 おそらくSHIMの最初の250枚についてくる「a pad of exclusive 'Someone Here Is Missing' post-it notes」というのがその投稿に使うものなのだと思います。 現在は関係者等々によるものが既に掲載されていますが、二つはどうやらPineapple Thiefの作品ですね。まぁ、「足跡」とか「ビルと逆さに落ちる人」というものを描いたアートワークは他にもあろうとは思いますが。 それとジャケット撮影のBruceによる 回想 が載っていますが、写真の人物はBruce本人だったようです。 撮影当日の大変だった様子が綴られていて、結構面白かったです。 それにしても、疲れているところに身体に大量の紙を貼り付けて写真を撮影するとは、かなり辛そうな行為です。 あの不思議なジャケットが完成した裏には、このようなエピソードがあったのですね。 自分がPost-itに送るならどのアルバムを選ぶだろう、とか考えるのも楽しいかも知れませんね。

そしてあと10日。

ええ、Pineapple Thief"Someone Here Is Missing"の話です。 とても楽しみです。実際に届くまではもう少しかかるのでしょうが。 それに先だって、オープニングタイトル"Nothing At Best"のPVが公開されています。 The Pineapple Thief - Nothing at Best (from Someone Here is Missing) from Kscope on Vimeo . 明確なストーリーはよくわからないのですが、その方が想像を働かせる余地があって面白いかも知れません。 個人的にはこのウサギ女の扮装はどうよと思わなくもないのですが。 ちなみに、こっそりニコニコ動画に 転載 したりしました。 プレミアム会員ではないので必死にエンコードしたのですが、なかなかうまくいかなくてアップロードできたのは丸一日後になってしまいましたが。 最終的には「つんでれんこ」を使用しました。とても高画質に出来たのでびっくりしました。 今まで正常にインストール出来なかったのですが、手持ちの解凍ソフトと何か相性問題があったみたいです。 もう一つタイトル曲"Someone Here Is Missing"のビデオもそのうち発表になると思うので、それも待ちつつ、間近に迫った発売を楽しみにしたいなと思いますよ。 他の情報として、シングルの配信開始は5/17となっています。 それとブログにStudio M Liveの インタビュー の話が載っています。 アルバムについての話題の他、作詞や作曲についても触れた興味深い内容になっているので、一読の価値はあると思います。 Bruceは他に何か仕事をやっているという割とどうでもいい話に一番食いついた自分がちょっと何ですが。 "SHIM"が"Prey For Me"と似て聞こえたのは僕が何となくそう思っただけではないみたいです。

地味に痛い

髪を切っていたら鋏で指を挟んでしまいました。 そしたらなんか見事にV字傷が出来てしまったんですよ。笑えるくらい。人差し指なので矢印にも見える。 傷口が指先に向かって開いていますのでちょっとしたことで引っかかって傷が開いてしまって、地味に痛いのです。 ピアノの練習とかとても出来ませんでした。 ところで、 Vir2 のサイトを見に行ったらリニューアルしてました。 新しいデザイン、格好いいです。見やすいです。 間もなくリリースのElectri6tyを皮切りに、夏期にはさらなる製品の発表が続くとのことなので、楽しみに見ていきたいと思います。 Richard FriedmanによるElectro6tyのデモ演奏は目を離してると「何の演奏」なのか一瞬わからなくなるくらいのリアルさでした。聴いた感じ本製品に特有の音の質感というものはあるように思うのですが、ものの特性上使用するアンプシミュレーターなどによってかなり音は変わるはずですし、奏法のシミュレートという点ではほぼ完成されているように見えますから、上手くすれば使用に気付かれないようなトラック制作も出来るのではないでしょうか。 そういえば、BASiSやAcoustic Legends HDは新エンジンにアップデートされたりしないのかも少し気になります。 それにしても、今年に入ったあたりからYouTubeを使い始めたり凝った映像を用意したりと活動が活発になってきて、ラインアップの拡大とともに存在感も増していっているように思います。 もはやBig Fishの子会社などという意識も不要なのではないでしょうか。