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Showing posts from September, 2009

前回に引き続き

いくつか面白い情報があった。 Soniccouture の" Glass Works "が暫く見ないうちに発表になってた。 ほう、こういう内容か。というわけで、個人的には今までの同社製品で"Bowed Piano"と並んで発表時にとても惹かれた製品です。 おそらくアルモニカを除いて世界初のサンプルのはず。きっと現代の音楽家に欠かせないアイテムになるでしょう。 もう一つ Sample Logic の" Morphestra "は中身についてのビデオが公開。 収録音色がいくつか単体で聴けます。 いつものことなのかもしれませんが、かなり個性の強い音ばかりなのでこれを使うことでどれだけ音楽の幅が広がるのかは未知数ですね。かなり扱いにくそうな予感もするのですが。 強烈な音色って「これを使うとこんな表現が出来る!」って印象が初聴取時にぱっと浮かんでしまうので、下手をすると使い方が画一的になりかねないのが難しいところです。 実際ビデオを見ててこの音はこうだなというイメージがどんどん出てきてしまったので。 でも面白そうではあります。これが同社のフラッグシップになるんでしょうね。 しかしまぁ、前回話題にした風神録Phantasm、荒れたみたいですね。 未完成版は荒れるどころかそれほどコメントが多かったわけでもないのに、何なんですかね。 そもそも東方のステージやセリフを改変した動画は他にも存在すると思うのですが。 存在していないステージを全力ででっち上げることに反感を持つ人がいるのでしょうが、そういうことをやる空気があるのがニコニコ動画だと思っているし、「東方が好きなので新ステージみたいな物を作ってみました!」「椛をボスにしたいので実際に作っちゃいました!」というようなノリで作られた物なら、原作者のZUNさんは嫌な顔をするでしょうか。ゲーム作品として発表されたわけでもないのに。 ……まぁ、ネタが取られたとかこのキャラはそうじゃないんだよとかあるかもしれませんが。 ま、どちらの立場にも関係ない自分としては出過ぎた発言かもしれません。

さて、何から触れるか。

えっと、とりあえず順を追っていこう。 ニコニコ動画に「 東方風神録Phantasm完成版 」の動画がアップされてました。みとり動画を観てたら流れ着いた。 なんですが、道中BGMは聞こえなかったことにすれば物凄い出来ですよ。正直、何も言わずに見せられたら普通に本家だと信じそうなくらい。 さらにボス戦で 使われている曲 ですが、これがかなり良く出来ているんですが、個人的に面白かったのが使用音源がHALion ONE単独という記述があったところ。 東方楽曲はローランドSDシリーズを中心に作られているのはファンには知られた事実ですが、このHALion ONEはヤマハMotifの波形を搭載したソフト音源なのですが、ほとんど問題なく近い雰囲気を出せている気がします。ちょっと音が柔らかめではあるけれど(しかし、この類の音に対する耳の精度が悪くて気にならないだけのような気も)。 まぁトランペットはさすがにあれですが、あんなぶっ飛んだ音色を作るのは多分ローランドだけだから仕方ないですね。 とりあえず、Cubase付属のHALion ONEだけで結構いけるのを知ったのは収穫でした(初めて音を聴いた)。 ちなみに同じ作者さんの他の曲と比べても、いわゆる「東方っぽく」聞こえるという点では一番な気がします。それでも違う部分は結構あるのですが。 それにしても、道中も誰か「野生のZUN」な人の曲を使った方が良かったのではと思うのですが。 次。 Ultimate Sound Bank から Grand Piano Collection リリース。 なんだ、随分前にピアノ音源は飽和状態とか言われてた気がするけど、最近またブームなのか。 とりあえず、内容としては今までSoundpackで出してきた四製品に"Japanese Upright"を加えたパッケージのようです。日本製アップライト……どう考えてもヤマハ製ですね。 これで、一部当初の予定と違う製品(今回のピアノとパーカッション)もありますが、最初に発表されたラインアップはドラムを残すのみですね。 あのラインアップは無かったことにされたと一時思っていたのですが、ここまで揃ったとなると期待して良いのかなとも思うのですが。 さて。 前回書いた Sonar8.5 のアップグレードプランに入っていて初めて知ったのですが、 Notion3

ん?

Cakewalk がSonarの時期バージョンについて以前から語っていたので、Sonar 9が出るのかと思ってたのですが、8.5が発表されました。 Sonarに関しては今までx.xのバージョンを大々的に出すことはなかった(と思う)ので、ちょっと意外でした。 しかし……この内容で8.5ですか。いつ出るかはわかりませんが、9はかなり大きなバージョンアップになるのでしょうか。 Kontaktの場合みたいにえらく短い間隔でぽんと出たりしてね。 そういえば、最近 Eclat の曲を聴いたりしてます。とはいってもCDは入手出来なそうなので公式サイトと MySpace の試聴分だけですが。 ギターが主役として語られることの多いバンドですが("事が多い"と言うほどそもそも語られていないという説も)、個人的にはキーボードの印象がかなり強いです。特にピアノが、超絶的な高速フレーズからメロディアスな演奏まで凄く上手いです。物凄いテクニックなのですが、それでいてあんまり下品な感じがしないのは相当な物だと思います。 改めて聴くと、良く動いて細かいフレーズを弾くベースや小刻みな連打を交えたシャープなドラムもかなりの物だと思います。なんか文章化すると どこかのゲーム音楽 みたいな感じですが、別に似てません。そういう要素は特にジャズロックやヘヴィメタルではよくあること。 そんな演奏が一番わかりやすい形で現れてるのがMySpaceでフルも聴ける"Tri Un"だと思います。中盤以降のピアノが見事。 曲もフランスらしいちょっと洒落た、ひねくれた感じが好きなんです。 あと、先日久々に Pineapple Thief の"Little Man"を聴いてました。 僕はこの作品が遅れて現れた2006年のベストアルバムだと思っているのですが、 やっぱりとても良いです。 相変わらずタイトル曲から続く三拍子のバラード三連続にやられてます。まぁ"Little Man"は一部五拍子だけど。 それとラストの"We Love You"はいろいろな電子音を交えた緊張感のあるヴォーカルパートから一端沈み込んで後半インストで一気に解放されるところがたまらないです。 なんといっても三拍子のバラード的な曲や冷たい空気の出し方はこのアル

他にも話題があったんだがなぁ。

どうも。 Native Instruments から新製品群、KONTAKT 4、GUITAR RIG 3、ABSYNTH 5、そしてKOMPLETE 6が発表されたらしいです。 というか こちら の情報を見るとKOMPLETE 6の価格が59800円って書いてあるように見えるのですが、見間違いではないのですよね? ちょっと前にK5を大幅値下げで売ってたのも何となく納得できてしまう値付けです。 思えばあれがNI新情報ラッシュの始まりだったように思うのですが、ここで最大の目玉がどんと来て締めとなるのでしょうか。 やっぱり気になるのはKONTAKTですね。 前回は機能的には特に新鮮味のないバージョンアップだったのですが、その分今回は大きく改良されているようです。機能や使い勝手の面もさることながら、Mellotronやコーラス、オルガンが収録内容に加わっていると聞くとどうしてもそっちに気が行ってしまうのは仕方ないと思います。うん。 KOMPLETEは収録内容が減った(ELEKTRIK PIANOはKONTAKTに収録、AKOUSTIK PIANO、B4、PRO-53は 生産中止につき 外れたとか)ぶん値段が大幅に下がり、収録内容を考えればソフト音源で本格的に音楽制作を始めようとする人がまず(か二番目くらいに)手にするパッケージとしてとても好適なような気がします。 というか上記三つの製品が生産終了って初耳なんですが(サイトの製品リストから本当に消えてるし)。 その辺の音はKONTAKTでまかなえってことなのかなぁ。 ともあれ、NIが今年一番目立った音楽ソフト会社なのは確実な気がします。 あ、前々から触れようと思ってたのですが、もうすぐ終わる今期のアニメの話です。 まんがタイムきらら系から2つのアニメが放送されてます。 うち一つ、GAは、なんというか「うわぁ、きゆづき絵が動いてる……」第一印象は他に言いようがないくらい絵が完璧だったなぁと。 脚本も限られた放送回数の中で原作のネタを良い感じに消化しつつうまくまとめてあって良いんじゃないでしょうか。 主題歌も最初ピンとこなかったんですが聴くたびに良く感じてきました。 正直言いまして、事前の不安をかなり払拭させてくれた出来です。 もう一つ、かなめもについてですが、正直「かわいい」という以上に言うことが思いつかない……ED曲は結構好

おや。

どうも前回の記事でこのブログの100投稿目になっていたようです。あのペースで100回も書いていたとは、ずいぶん長いこと経った物だと思います。 さっき Roland のサイトで秋の新製品を見たのですが、V-Drumsがバージョンアップしたり珍しくヴォーカル用エフェクターがあったりと面白くはあるのですが、あまりドキドキワクワクするような新製品はなく、ちょっと残念。 eBand JS-8というのが実用性という点で一番興味あるかな。自分ギター弾かないけどな。ベースエフェクトもあれば良かったんだけど。 ギター自体は昔クラシックギターを練習してましたが、うちにあるギターが古い物でペグが錆びて回しにくく、チューニングがまともに出来ないのでやめてしまいました。 物自体は良いものなので修理に出せば良いんですけどねー。 せっかくだし出来ると色々便利なのでエレキギターも練習してみようと最近は思ってはいるのですが。 ただ、本職(?)のキーボードもまだまだ全然だしベースもまだまともな腕ではないですから、あまり手を広げすぎるのもね。 そうそう、 Magenta の"Seven"リマスター盤が、9月25日に国内盤で出るみたいです。おそらく Kayak の新作"Letters from Utopia"もこの日になると思うので、ちょっとこの日が楽しみです。 去年の2月と4月に両バンドの新作が立て続けに出たのが思い出されますね。今回Magentaは新作ではないですが、かなり変わっているという話も聞きますので(あと、そもそも"Seven"は持ってないので)、同じくらい楽しみです。 ちなみに、Seven国内盤9月25日発売の情報源は World Disque の入荷情報なのですが、何気なく眺めてたらいきなり 星蓮船バンド が混じってて、ジャケットのあまりの浮きっぷりに吹き出しました。 とはいえ、メンバーからしてこの店で取り扱われるべき物であるのは明らかなのかもしれません。音の方も日本のプログレ/アンダーグラウンド系音楽(ジャパグレって言い回しがあるんだって?)の典型に近い雰囲気ですし。良くも悪くもね。 しかし原曲の時点でほぼプログレなのにも触れるべきでは。 僕は買ってませんが、公式サイトの試聴版を聴くと「閉ざせし雲の通い路」が完全に"