Violent

Vir2のサイトで新製品-Violenceの情報が公開されていました。
以前Twitterで触れていたJohn Cageを意識した製品のようです。
パッケージ画像が結構刺激的なのですが、内容も相当なもののようで、デモソングがなかなか面白いことになっています。
どれだけの音が本製品からのもので、それ以外の音がどれくらいあるのかは未確定ですが、聞こえてくる音の中には民族楽器や不思議なシンセサイザーのような音がたくさんあって、かなり刺激的。インストゥルメント・リストを見る限りおそらく全て本製品からの可能性が高そうな気がします。
パッと思ったのはBig Fish Audioから発売されたPiano Attackのヴァイオリン版のようなイメージかなということ。
一台の楽器を徹底的に弄り抜いて聴いたこともないような音を引きずり出すコンセプトは全く同じで、もしかすると同じプロデューサーが関わっているのかも知れません。

それで、ソロヴァイオリン音源としてどうかということですが、リストを見る限り何も心配はいりません。
どう考えたって普通に使える内容にはなっていませんので、他製品との競合とかは無縁と言っていいでしょう。
今までVir2はそれなりに競合製品のあるスタンダードなジャンルで明確な特徴を持った製品を出して成功してきたわけですが、前作Electri6ityはジャンルこそスタンダードながら同レベルの競合製品が存在しないところに攻めてきて、今回とうとう他に似たものの存在しない製品を堂々と投入してきたので、これからどんな展開を控えているのか楽しみなところです。

個人的には普通のソロストリングス音源は来るかと思ってたんですが、これを見てやっぱり無いかもという気になってきました。
ピアノとかはかなりの激戦区ですがありそうな気が。

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