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取り急ぎ

今年、2011年も間もなく終わりですね。 本当に色々な事があった一年でした。 大きな被害を出した震災に始まり、中東では大規模な革命運動、そして世界に脅威をもたらしていた人物が多く死亡したこともあり、本当に歴史の中で大きな出来事が多くありました。 マヤ文明の予言で2012年に人類滅亡なんて言われていましたが、その真実は時代が次のステップへ進むことだ、なんて話を聞くと、本当にそうなのではないかと思えるくらい、時代が変わったように思えました。 そうした出来事は、必ずしも悪いことばかりではなかったようにも思えますが、やはり全体としては悲惨さの漂うニュースが多かったように感じます。 願わくば、来年からは希望が強く持てるようなことが続いて欲しいものです。 ちなみに、プライベートでも色々な事があった年でした。 自分を見つめ直すきっかけが多くあったのはひとつの収穫でした。 来年はもっとステップアップできるように頑張ります。 それでは、来年もよろしくお願いします。

ええ……!?

Fractured の製品情報、いつ追加されてた? 毎日のようにサイトチェックしてたと思うんだけど、製品リストにさりげなく追加されてただけだから見逃してたんでしょうか。 あ、さすがに面白い音を出す製品のようです。デモソングが曲としてそれほど好みではない感じがしますが、そこはご愛敬というかどうでもいいことです。 さて、先日食器洗いの最中にちょっとやらかしてしまいまして、流しのそばに置いてあったコップを何気なく洗ったら縁が欠けていまして、小指をざっくりといってしまいました。 指とほぼ水平に切る形だったので傷自体は深くなかったのですが、だいたい5か6mm位だったと思いますが、かなり大きく切ってしまい、血が物凄い勢いで出てきまして。 そのままでは料理が出来ないので絆創膏を貼ったわけですが、一枚ではまったく役に立たず、結局三枚重ねてようやく食べ物に手を付けられるところまで押さえられました。 今は大体治って三日月型に切れてる程度の状態ですが、しばらくは血が染み出すわ痛いわで大変でした。 地味に辛かったのが文字を書くとき。小指の外側ってどうやっても机に付いてしまうのでなかなかちゃんと書けず。 この件で、未だにコップを洗うとき縁に手が触れると怖いです。 コップの縁が全部カッターかノコギリの刃になっているのを想像していただきたいのですが、そんな気分になあります。 食器の扱いには気をつけなければと思いました。

ゲルニカ

MsgentaのChameleon Project、最後の曲がアップロードされていました(どうもReflectionsはおまけ的な位置づけの模様)。 タイトルは"Guernica"、ドイツ軍の空襲で有名なスペインの都市であり、その惨状を描いたピカソの絵画のタイトルとしても知られています。 さて、楽曲なのですが、今までこのプロジェクトで公開されてきた中で一番「プログレらしい」構成になっています。 ゆったりしたパッドを背景に呟くような序章からハードなギターリフ、リズム、シンセが入るところは劇的。ここの決めは過去にも何度か聴かれた、いや、はっきり言えば元ネタはYesの"Heart Of the Sunrise"か。 そこからは前作に近いイメージのハードロック。メロディは初期の作品に近いかも。 アコースティックなギター・アンサンブルを挟んで再びハードに盛り上がるが、ギターがとても良い。音数少なめのリズムも曲にあっている。 そのままピアノのリフレインに演奏が引き継がれて、Magentaらしい切ないコード進行で進む。そこから繋がるコーラの決めは"Genetesisを思い出す。 最後は序章のリプライズで締め。 全体的な音使いはMetamorphosis、一部の決めはGenetesis(というより改めてYesを意識した結果かも知れない)、など彼らの特徴をしっかり織り込みつつ「Magentaの作品」として新鮮な聴き心地を与える作編曲、6分に詰め込みすぎにならない範囲でこれだけ濃密に物語を込める構成、おまけにプログレ的ながらメインストリームでも受けそうに思えるくらい今のロックとしてかっこいいという物凄い作品。 唯一の弱点は、もっと長く続いて欲しかったと思ってしまうところか。 彼らの楽曲全体の中でもトップクラスの出来映えだと思うし、Magentaの作風を象徴する楽曲に仕上がっているのではないでしょうか。 アルバムへの期待を膨らませるという点でも見事です。 アルバムの曲目も発表になりました。 Glitterball Guernica Breathe Turn The Tide Book Of Dreams Reflections Raw The Beginning Of The End Re

久々に楽器の話

自分が誕生日を迎えたことはまあ置いておくとして、Rolandが秋の新製品を発表しました。 前回はJupiter-80くらいしか強烈な話題の無かった感じでしたが、今回は各分野に面白い製品を加えた、久々にエキサイティングな内容となっています。 まず目に付くのが Sonar X1 Production Suite 。Sonar X1 Producerに追加のソフトウェアを付属したものですが、見ればわかる通りその内容が半端でなく、これはユーザー必須のアップグレードといって良いのではないかと。 DAW関連では他にも各種パッケージが発売されるようです。 また、 Video Canvas なるブランドを冠したビデオ編集パッケージも発表されました。 Sound Canvasと同じく、製品情報を読む限り初心者向けパッケージという感じですが、基本的な編集はとてもやりやすそうで、例えばニコニコ動画なんかで編集に凝るタイプではない(ゲームプレイとか)動画を投稿する方には取っつきやすいのではないでしょうか。 ギター関連では、 Loop Station の最高峰機種の他にコンパクト・ペダルが二機種。 BC-2 はどうやらVOXあたりのコンボアンプを意識して開発されたオーバードライブ。スタックをモデルにした ST-2 のコンボ版という位置づけで良いかと思います。併用も面白そう。 FB-2 は多機能なブースター。クリーンブーストからミッドブースト、トレブルブーストとして幅広く使えるようで、更に表現力のある反応とコントロールされたフィードバックが得られるというもの。 似たようなものはあまり見たことが無く、とても面白そうです。ギタリストの方はいわゆるブティック系のブースターを求める人が多いと思うのですが、これなら試してみたいという人も居るのではないでしょうか。 また、両機種ともに左のノブはST-2と同じくエフェクトの働きを変化させるもので、BOSSの新しい方向性と見て良いものと思われます。 他には二つのマイクを内蔵したポータブル・レコーダー R-26 や最新版のサンプリング・パッド SPD-SX なども魅力的な製品です。 が、今回特に刺激的だったのは完全新作のソフト" R-MIX "ではないでしょうか。 音楽を周波数・定位・音量にて解析し、各要素によって

そして最後の

Chameleon Project、最後の曲は意外と早く出てきましたが、一ヶ月後にはアルバム自体が発売になるのでまぁ当然でしょうか。 今回は"Reflections"、Chris Fryのアコースティック・ギターによる小曲です。 スパニッシュ系ではなく、どちらかというとケルト・フォーク的な曲調でしょうか。クラシック・ギターの曲でもありませんが、何にしてもさすがに上手いです。 Chrisがこういう演奏を上手いのは知っていましたから、Magentaのアルバムにアコースティック・ギターを活かした曲があまりないのが残念だったのですが、今回はそこも満足できそうです。 そして今度もYouTubeにビデオがありますが、限定公開なので貼り付けられません。 さて、せっかくソロギターの話題が出たので、次回はちょっと毛色の違う話題を取り上げてみようと思います。 その前にこれから出る(Magenta以外の)CDをまとめ。 Kayak/Anywhere But Here Fredde Gredde/Thirteen Eight The Tangent/COMM Steve Hackett/Beyond The Shrouded Horizon White Willow/Terminal Twilight Glass Hammer/Cor Cordium Echolyn/*

いい事というのは

大体まとまってやってくるものです。 今日発表になったSoniccouture" The Conservetoire Collection "とCinematique Instruments" Drumboxes "は、ジャンルは違えどどちらも発表を待っていた製品でした。 前者は「SCが近く何か出すようだ」ということで、後者は前からCI製品のデモソングで収録楽器が使用されていたので、それぞれ気になっていたのでした。 さて、印象としてはどちらもかなり期待大な印象です。 Conservatoire Collectionは様々なバロック、ルネサンス楽器を高い品質で収録して、そうした要素を取り入れたい向きには非常に使い勝手が良さそうです。 ハープシコードを含めた弦楽器系がみんな同じような雰囲気を醸し出しているので(似たような音ばかり、では全くないです)、少し使いこなしは大変かも知れませんが。 また、この種の楽器を収録した音源といえば Realsamples のEdition Beurmannがありますが、あちらはハープシコード周辺の鍵盤楽器を集中的に14+種類も、それぞれをかなりのサイズで集めたコレクションであり、かなり「真性」の人向きな気がします。 Drumboxesはやや特殊なドラム音をエレクトロとアコースティックに分けて集めた製品ですね。 "Electro Partner"は印象的ながら使いやすそうな電子音を、"Rude Boy"は通常のドラム音源とは大きく異なる特徴的なドラムを収録(僕が気にしてたのはこっち)。 どちらもスタンダードな音ではないですが、こういう音が生きる文脈は決して少なくないはずです。 むしろこういう風な音源を待っていたという人も多いのでは。 最近実感するのは、音そのものが音楽を発想する上で大きな要素であることです。 単にピアノやストリングスの音であっても、それがどんな音色かによって弾いたときに浮かんでくるフレーズは大きく変わってきたりするのです。 そういう意味で、このように音そのものが印象的な音源の登場は、音楽家にとって使える音・表現の手段が増えるという以上に大きな収穫なのではないでしょうか。 個人的に、昨今のシネマティック音源ブームは

さて、それに引き続き

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放置している間にMagentaのChameleon Projectに新しい曲が来ていました。 タイトルは"Turn The Tide"。今までで一番長い曲ですが、内容はゆったりと流れる穏やかなバラードです。 夢見るようなシンセ・ストリングスとピアノの響きから始まり、サンプルによる管弦も交えながら少しずつ盛り上がっていきます。ここでのギターは今までMagentaではあまり聴いてこなかった甘い音が印象的です。 途中で入るシンプルなシンセ・チャイムによるアルペジオは一瞬呼び出しチャイムを思い出しますが、そこにアコースティック・ギターが加わると一気に演奏が動き出し、Fyreworks以来(もしかするとCyan以来なのかな)おなじみの震えるようなシンセサイザーも表れます。 そしてChrisらしい歌うようなギターソロに引っ張られてシンフォニックに盛り上がり、穏やかなピアノで締め。 Magentaには珍しい曲調のように思いますが、演奏的には彼らの「静」の表現力を存分に生かした内容になっており、長めの演奏時間をゆったり使ったいい内容です。 また、歌詞のページを見るとこの曲が5、Rawが6となっていることから、どうやらここから"Raw"に繋がるようです。 実際並べて聴いてみましたが、かなりの急展開。これはアルバム全体の構成がどうなっているのか気になるところです。 それと、ここまでの公開されたのはどれも割と素直な構成の(プログレ色の少ない)曲ですが、Magentaのオリジナルアルバムがそれだけで埋まることは考えにくいですし、何より最終的にはCDが手元に届くまでに収録曲の半分を聴くことが出来る内容になっているわけですから、アルバムには何か隠し球が用意されているような気はします。 なにより、平均5分弱で8曲では短すぎますからね。

「擦り傷」

さて、この前からカウントダウンが始まってたので気になってた Magenta の" Chameleon Project "の第二弾、"RAW"がアップロードされていました。 前回の"Glitterball"は三拍子の疾走感のあるスタイルでしたが、この曲は重厚な8ビートによる"Demons"や"The Ballad Of Samuel Layne"の流れを汲むMagentaの典型的なスタイルを取った楽曲になっています。 ベースやギターの演奏スタイルやストリングスの音、ざらついた緊張感のある曲調などかなり直接的に"Metamorphosis"を受け継いだ内容です(一部そのタイトル曲とよく似たところもあります)が、加えてかなりキャッチーなギターリフを持っています。 また、手数の多いドラムが印象的で、カバーシングル以降参加してきたKieranの、現状ではこれが一番の演奏のような気がします。 サビのコード進行は何かによく似ているような気がするのですが、喉元まで出かかっているのですが思い出せません。 抑もそんなに変わったコード進行ではないのですが。 それと、この曲も後半に印象的なシンセサイザーソロがあります。 おまけは例によってインスト・ミックスと、ピアノ弾き語り版でした。こちらもバラードとしてとても良い仕上がり。 また、ホラー、サスペンス調のPVがYoutubeに公開されていますが、限定公開なのでここには貼れません。 Chameleon Projectを購入すれば見られるので、気になる方は是非。 あ、Yesの"Fly From Here"買いました。 感想はまたそのうち書きたいと思いますが、曲自体はなかなかいい内容です。 色々と言われてはいますが、こういう作品を出せる力が彼らに残っているのは嬉しいことです。

Yes We Can Fly

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10年ぶりとなる Yes のアルバム"Fly From Here"からのシングル曲"We Can Fly"ですが、PVがYoutubeにて公開されています。 ビデオのストーリーはあまり良くわかっていないのですが、どうやら飛行機のパイロットが体験した「世にも奇妙な物語」的な不思議なストーリーがテーマになっているようです。 わかるとかわからないは別としても、なかなか引き込まれる作りになっています。 楽曲自体についてですが、やっぱり(逆輸入になってしまいますが) Magenta あたりを思わせる部分はあるような気がします。 BenoitのヴォーカルはやはりJonの完全な代役ではなく、似てはいながらも個性も備えているように思います。代役としてみるなら Glass Hammer のJon Davisonとかのほうが上でしょう。 すっきりした音に透明感のあるキーボード、音数ではなくリズムのアクセントを強調したドラムなど全体として現代的な作りで、その辺やはり最近のフォロワーに近い感じを受けます。 そう思って聴くと、Yesの名の下にできる(許される)ような音は彼らがやり尽くしていて、その上で様々な要素を取り入れることが行われているので、本家であるYesは逆にそれがハンデになっている部分があるような気がします。 ここ最近で断トツにYes風だったGlass Hammerの"IF"あたりとの比較を考えてみるとその印象は特に強く感じます。 しかしながら、普通にプログレ風ポップスとして非常に質の高い内容ですし、復帰作として充分なクオリティといって良いと思います。

購入:Glitterball

というわけで、 The Chameleon Project 購入完了、さっそく特典をダウンロードして楽しんでいます。 アルバムのリードナンバーになると思われる"Glitterball"ですが、なかなか良い仕上がりです。 冒頭のシンセからMagenta節全開、サビでコード進行がふっと和らぐところなんかファンにはたまりません。 しかしこのMagentaフレーズなリフ、自分もちょっと使いすぎなくらい多用している気が。 間奏のスパニッシュ風な(少しRelayerでのSteve Howeに似ている気がする)ギターは新境地でしょうか。 曲調は全体的にかなりMatamorphosis(曲のほう)に近いですが、シングル(特にI'm Alive)を思い出すところ、Homeの時期を思い出させる部分などもある気がします。 逆に、Sevenまでの雰囲気はあまりないですね。いや、コアとなる部分がそれほど変わったわけではないので共通点を見付けるのは難しくないですが、そこが変わったらもう別のバンドですし。 それほどメロディ優勢な曲調でもないので、単品としてはそこが不満点になるかも。アルバムの中では気になることではないでしょうが。 アレンジは本当に流石の素晴らしさです。 さて、もう一つの特典がこの曲のパートごとのトラック。 これは楽しみにしていたのですが予想以上の収穫でした。 曲の中でこう聞こえる演奏が単体ではどんな風に聞こえるのか、は自分が曲を作るときにも経験することですが、このクラスの曲を検証できるのは非常に面白いです。 もちろん、パートごとに聴けることで各パートの演奏を細かく聞き込めるのはとても参考になりますし、ミキシングの過程でどのような作業が行われるのかも垣間見ることが出来るように思います。 曲を聴いているだけではわからない細かなアレンジもしっかり参照できますよ。 今後発売までダウンロード特典も色々追加されていくそうなので、楽しみに待ちたいと思います。

なんか情報量が多すぎて

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長らく待たされていた Magenta の新作に関する情報が、いよいよ公開されました。 アルバムタイトルは"Chameleon"となるようです。発売は思ったより早く、10月10日とされています。 春にはシングルが出る予定だったと思いますが、その曲は正式なアルバム収録曲に変更となった模様です。 本作のレコーディングにおいては色々とあったようですが、興味深いのは二つの全く違うサウンドのセッションが収録されたため二つのアルバムに分けることにした、との記述があるところです。 言葉通りにとらえるならChameleonと題されているアルバムの後で更にもう一作のリリースがあるのかも知れません。 気になるところです。 ちなみに今回はかなりメンバーが整理されてシンプルになってます。 そしてキーボードより先にベースでクレジットされてるRob Reedと(演奏するのは予想してたけどさ)今回も参加しているMartin Rosser(Colin Edwardsは何だったのだろう)。 加えて、今回はCDだけでなく面白い形でのリリースが行われています。 The Chameleon Project と銘打たれていますが、簡単に言うとCDの他に様々な特典を得られるWEBサイトへのアクセス権を購入できるというものです。 内容については公式サイトを見ていただきたいのですが、かなり魅力的ですしおそらく後で入手可能になると思われるものは殆どありませんので、ファンは必須となりそうです。 個人的にも、今までなら国内版を待っていたのですが、今回はこっちで買おうかと考えています。 特に"Glitterball"(おそらくシングルとしてアナウンスされていた曲)のマルチトラック音源は面白そうです。 現在公開されているビデオは30秒しかないので内容について語るには足りないのですが、出だしのアコースティック・ギターにドキッとするわストリングスが入るところでやたら盛り上がるわシンセソロが強烈だわでかなり期待大です。 全体的にMetamorphosis系の攻撃的なイメージですが、最初のギターなんかには今まで顕著だったケルト系以外のトラッド色が感じられる気がします。 最初スパニッシュな感じと思いましたが、どことなくアメリカン・ウェスタンな雰囲気も感じるよう

お薬出るのでしょうか

昨日は、親に連れられて神経科?の病院に行ってきました。 何かというとまあ大体カウンセリングみたいな事と、自分のある部分について病気の可能性もあって薬が存在するよという話をしました。 楽し……くは無かったですが、それなりに得るものはあったと思います。 ついでに、近くにあったケーキ屋さんがおいしかったです。 さて、いくつか気になる話があるのですが、 Magenta が今後のライヴは Godsticks のSteve RobertsとDan Nelsonをドラマーとベーシストに迎えて活動することを発表しました。 するとKieranは、という話ですが、この編成はライヴ向けの体制であってスタジオ録音ではKieranが参加する模様です。 どうもTimがドラムで参加していたSevenまでの頃に近い体制になっているような気がしますが、この感じだとスタジオ作では引き続きRobがベースを兼任する形になるのでしょうか。メインの三人を中心にした流動的な編成という印象が強まった感はあります。 何にしてもGodsticksのメンバーであれば演奏力は間違いないでしょうが、どうやらこれからもMagentaのベーシストはDanと呼ぶことになりそうです。 それと。 Pineapple Thief の"Variations On A Dream"は九月に再販予定です。8Days付きです。 いよいよですね。今年は夏から秋が楽しみだ。

これで一段落

本日、祖父の法要と納骨を終えてきました。 先月に亡くなってから色々とありましたが、これで一応は一段落付いた感じです。 納骨堂ですが、普通にお寺っぽいところかと思っていたら予想以上に 大胆な意匠 の施されたところでびっくりしました。 正直、最初入ったときは何事かと思いました。 葬儀の時は延々とお経を聞かされていたのですが、今回はそれほど長くもなく、比較的すんなりと終了。 それでも、短時間で事実上何もしなかった割にえらく疲れました。 最後に現地でご飯を食べて帰りました。鰻おいしかったです。 こんなところでしょうか。 他に 触れたいこと もあったのですが、次の機会に。 一つ言えるのは、どうやら Violence の続編でしょうか。

イエス!

先日、Yesの新作"Fly From Here"の正式な発表がありました。 それに伴ってiTunes Storeでも試聴が出来るようになったようですが、これがかなり良い感じで、期待がふくらみます。 冒頭、六部構成のタイトル曲はポリリズムありの重々しい曲調からスタート、パート1はシリアスな歌ものかな。ヴォーカルはそれほどJon Andersonそっくりというわけでもなく、もう少し滑らかで落ち着いた声です。若い頃には似ているかも。 パート2のメロディが何かに似ていると思ったら、「言葉にできない」に試聴範囲はそっくりでした。パート3は序曲のテーマを引き継いだヴォーカル曲で、ハードなギターが新鮮。 パート4はYesらしい(というかYesフォロワーのバンドに似ているような)軽快な曲。最後、パート5はここで聴く限り一番Yesらしい気がします。 組曲を終えて、7曲目"The Man You Always Wanted Me To Be"はアルバムに必ず一曲は入っているようなリラックスしたポップソング。ヴォーカルはChrisらしい? "Life On A Film Set"はバラード。ギターのアルペジオとキーボードの響きがYesの曲としては新鮮な気が。 "Hour Of Need"の低音ヴォーカルはSteveでしょうか。曲自体は高品質なポップスの感じ。なんか聴いたことあるような気がします。 "Solitaire"でSteve Howeが(Yesとしては)久々にクラシックギターを披露し、最後の"Into The Storm"はまさに「Yesの曲」に求める要素がたっぷり詰まった(ように思われる)疾走感のある曲。一瞬、アルバムを作ってない間に台頭したMagentaなんかへの意識もあるような気がしましたが、元々Yes似だったので、こっちの意識で主客が逆転しているだけかも知れない。 以上、個人的には非常に期待の持てる内容だったと思います。 久々に(アルバム自体久々ですが)Yesの作品として気持ちよく聴けそうな予感がします。 MagentaやGlass Hammerに接近したような印象を最初受けましたが、むこうがYesに接近していたわけですし、Yesら

音楽と世界

最近、今まで聞けなかったバンドや作品について少し手を広げていってます。 困ったことにCDが入手困難なバンドが多いのですが、ぼちぼち曲を聴くこと自体は出来ているかなと。 NeBeLNeST はもう完全に固有の音楽性が定着してますね。ワンパターンと表裏一体の部分はありますが。やっぱりここのドラムは変態だと思います。 X-Legged Sallyはただ凶悪なだけでなく、遊びもあるところが凄いです。手に負えない。かなりノリノリですが、合わせて踊れるかどうかは微妙ですね。 Alamaailman Vasarat はアコースティックで哀愁のある曲とディストーション・チェロを加えて走る曲の二本柱のようです。後者の格好良さが半端でないですが、前者も味わい深いものがありますね。 入手がこの中で圧倒的にしやすかったのが嬉しい。 そして Flairck は民族音楽系バンドの頂点ではないでしょうか。演奏力が凄まじすぎてもう何も言えませんが、楽曲自体のすばらしさだけでも一流。"Symphony for The Old World"を一刻も早く再販していただきたい。ワールドミュージック的なものを聴く、作る人は絶対聴くべきものだと聴いた範囲だけで確信したぞ。 まあ、挙がったラインアップを見ればどういう音楽を漁ってきたのか一目瞭然。 色々刺激やヒントも得られたし、これからも曲作り頑張るぞー。

おおっと

現在MIDIで曲を作っているわけですが、MIDIの(というか音源のMSGSの)仕様上どうしても出来なかったことを解決しそうな方法を思いついたので試してみたらうまくいきました。 これは結構、出来るなら使うところは多そうなテクニックなのでちょっと嬉しいかも。 とはいえ、別に画期的なアイディアというほどのものとも思えないので、自分が喜んでるだけでその筋の人には基本だったりするかも知れない。 しかしそれだけでは如何ともしがたい、山積みのMSGSの問題点……。 それにしても、作業をやってて思うのは打ち込みにも慣れてきたなぁということ。 割り切ってシンプルな作りにしている面もあるのですが、作業の速度は昔からかなり上がっていると思います。 今の一番の問題は感覚で作り始めると確実に途中で展開に詰まるところかも知れない。 まさに今がその状態。

そろそろね。

祖父が亡くなってからもう一週間が経ちました。 そろそろ、追悼ムードから立ち直っていつも通りのことを書いてもいい時期だと思います。 ため込んでいた話題が幾つかあるので、軽く触れていこうかなと思います。 魔法少女まどか☆マギカ が完結しました。 関東と東海では放送中に地震速報が流れたり、関東では謎の白い液体に浸食されたりと色々ありましたが、無事最後まで放送されたのは嬉しい限りです。 内容ですが、素晴らしかったですね。 ネタとしては決して新奇なものではなく、むしろ手垢の付いたものだったかも知れませんが、これまでの話数で何気なく描かれていた様々な要素が見事にこの結末への道を示しており、終わった後で味わい直してみればまるで全てがあるべき場所に収まったような、見事なエンディングでした。 画面演出的にはちょっと頑張りすぎたようなところもあり、シーンによってはもう少しあっさりしてもよかったのではと思ったのですが(特に11話のほむらの家と最終話の宇宙でのシーン)、戦闘の描写などはそれがハマって凄まじく盛り上がりましたね。 1クールでは若干情報量が過密気味な部分があり、ストーリーを読み取るのに充分な情報が余裕を持って入れられなかったようにも感じましたが、一応の答えやそれに繋がるヒントは全て物語の中で提示されており、限られた物量の中で破綻無く纏め上げた作劇の手腕には感動さえ覚えました。 間違いなく、今年を代表するアニメの一つとして名を刻むことになるであろう作品であり、これをリアルタイムで楽しむ事が出来たのは本当に幸せでした。

……そういうわけで。

先日、葬儀を終えました。ようやく疲れも取れてきました。 はい、去る5月8日、父方の祖父が亡くなりました。 だいぶ前から病気で老人ホームにて介護を受けて暮らしていたのですが、深夜に電話があり容態が急変したということで、起きていた家族で急いで向かいました。 到着したときには既に死亡していました。 部屋にあった家族からのメッセージや生活の跡が、この期に及んではとても寂しく感じました。 それでも、晩年をそれなりに幸せに過ごさせてくださった施設の方には、本当に感謝しています。 施設のベッドで見た死に顔は、元気だった頃とは違うのだと実感させられるようなやつれたものだったのですが、死に化粧を終えた顔はまるでまだ生きているかのようで、色々なことを思い出しました。 棺に花を納めるときはとても辛かったです。 また、火葬を終えて焼き上がったお骨を見たときには、もうお祖父ちゃんはこの世にいないんだと思い知らされて胸が苦しかったです。 それでも、会う機会の無かった親戚と久々に会って話をするのは楽しかったですし、そのことでだいぶ落ち着くことが出来ました。 亡くなってから葬儀が終わるまでの二日間は、自分の人生の中で忘れられない時間になりました。 最後に、故人の思い出と、今回関わってくださった全ての方に感謝を表明したいと思います。

はぁ……。

本当は色々と書きたいことがあったのですが、そういう状態ではなくなったので、何日か保留することにします。 詳しいことは諸々のことが済んでから触れたいと思います。 自分としても、人生で初めて触れる(そして、この先何度か触れるであろう)出来事なので、ちょっと気持ちが整理し切れていない部分があります。 ですけど、これも生きていく上で大事な経験の一つと思いますので、この経験を一つの糧にしていきたいと思っています。 では、手短ですが。

丁度久しぶりに聴いてたところでした

Pineapple Thief の第四作"10 Stories Down"の再販予約が始まったらしいです。 ジャケットは"Little Man"のようにまるっきり変わってはいませんが、セピア調の落ち着いた感じになっています。こっちの方がちょっと好きかも。 それ以上の情報はまだ無いですが、彼らの作品の中でもロック色が強く、ギターファンにはおいしい作品なので、いい音で聴けるのは楽しみですね。 ボーナスディスク"8 Days Later"も付属するみたいです。こちらはより実験的な作風を見せるところもありますが、アコースティック・ギター弾き語りのポップな曲もあり、全体的には本編以上に魅力的な内容かも知れません。 これもリマスターされているとしたら嬉しいです。 更に"Variations on A Dream"にも期待したいところですが、どうなるでしょうね。 ちなみに Magenta は新たに11月19/20日にもライヴの予定を発表しています。 まあイギリスまで観に行けるわけでもないのでどうにもなりませんが、嬉しいことです。 映像ソフト化もして欲しいですが、それはアルバム発売後のステージからでしょうね。

やった!

昨年3月のWinters End Festivalからライヴを行ってこなかった(行えなかった) Magenta ですが、今年のSummers Endにて復活することになったようです。 それ以上の情報はなく、新ベーシストも現時点では伏せられたままですが(そういえば Dream Theater の新ドラマーも未だに不明……と思ってたらどうも Mike Mangini と判明していたっぽい)、とにかくこの秋Magentaがバンドとして帰って来るというのはファンとして嬉しい限りです。 休止前の末期ではギターがChris一人の担当になり五人編成になったのですが、そのことに関しては今後も変わらないと思われます。 新しいベーシスト、この期間での各人の変化、もちろん披露されるはずの新曲等々、気になることたくさんの復活公演になりそうです。 問題はどう考えても見に行けないことだなぁ……映像が見られることに期待したいですが、Summers End Festivalの動画をYouTubeに上げられるのか知りませんし、ソフト化が期待できる条件のライヴではないし、どうでしょうか。少なくともフォーラムで反応を見ることは出来そうですが。 そういえば、昨年のWinters Endは出来れば映像ソフトとして出して欲しかったんですよね。Danの在籍した最後のライヴだし、内容的にもこの時点での集大成といえそうなものだったようですから。 しかしながら、半年先の見られるかわからないライヴよりも目下の関心はもうそろそろ出るはずのシングルですか。 ギターソロが素晴らしいそうなのでChrisのファンとして待ち遠しくてたまらないのですが。

何というか

昨夜、東北でまた大きな地震がありました。 先月11日の太平洋沖地震の余震ということですが、震度6強、M7.4と、余震というには非常に大きい地震でした。 地震の規模としては兵庫県南部地震を上回っているんですね。 発生した時間帯は丁度多くのテレビ局で報道番組を放送している頃で、その放送内容が急遽変更、また放送の延長ということになっていました。 僕自身もニュース番組を見ていて、揺れ始めてスタジオが騒然となる様子を見ることになりました。 ようやく復旧した電気が再び止まったというところもあるようで、被災者の方はますます大変な事と思います。 ただ、新たな津波被害が出なかったのは幸いでした。 あの震災からもうすぐ一ヶ月が経ちます。その時期にしてまたこれほど大きな余震があることに驚くとともに、改めてあの地震の大きさを思い知らされる事になりました。 少ないながら死者も出ているということで、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに被災者の方が一日も早く不安な生活を脱することが出来るよう願っています。 なんだかこういう話を書く空気が吹き飛んだ気がしますが、先日ヘッドフォンを買いました。 というのも現用のヘッドフォンが破損や耳に合わないという理由で使えず、急遽代用のものを買うことになりました。 そういう経緯なのであまりものにこだわりはなく、とりあえずパッと買える、見た中で一番安いものを選びました。品番は ALPEX AHP-400 です。980円。 値段が値段だけにとりあえずどんな音が出てるかわかればいいやという感じだったのですが、価格の安さを考えれば音は充分合格点、取り回しもよく、ケーブルが短めなので床に這って邪魔になることもなく、嬉しいことに換えのイヤーパッドが付属しているなど、それなりに良い買い物が出来たようです。 問題はハンガーが固いのでかなり入念に位置を合わせないと耳の裏が痛くなってくること。前のものに比べればましですが。 これを書いてるときにケーブルに手を引っかけて、引っ張られてかなり痛かったです。 とりあえず、現在はそれほど正確な音を要することはしていないので当分は使い続けられそうです。 断線しなければね(かなり細くて若干不安)。

なんか

まだまだMusikmesseのニュースは入っていないのですが(当たり前)、RolandからはJupiterの名を冠した新製品が出るみたいです。 現行のJunoシリーズと同じく、名前通りのクラシカルなデザインながら中身は最新のPCMシンセサイザーになっているようですね。 割とシンプルな操作パネルとカラフルなボタンが結構好印象。 あと、 RiG はBig Fish Audioブランドで出るようですが、事実上Vir2の新製品みたいです。 その他、ローランドは勿論、他社からも新製品が続々と発表されるのを期待したいですね。 そうそう、幾つか音楽関係の気になる話題があって、まずYesのキーボードが Jeoff Downesに交代になったようです。 結局Oliverはツアー参加だけで、アルバムで演奏を聴けなかったのは少し残念。アルバム"Fly From Here"は七月予定。 また、今更ですがKayakは九月に新作"Anywhere But Here"をリリース予定。 ドラマーにはトリビュートコンサートに参加したHans Eijkenaarがそのまま加入したみたいです。 White Willowの"Terminal Twilight"も八月に予定されてますし、今年の夏は楽しみです。

更にこれだよ!

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前回の話も気になりつつMagenta フォーラム を見ていたら、更に面白い情報がありました。 Magentaを脱退したメンバー、Martin Rosser、Alan Mason-Jones、Dan FryによるプロジェクトC-Sidesの作品が4月4日に発売されるらしいです。 確かYesのメンバーでも同じような事があったような……とにかく、脱退組の力を改めて見ることの出来る良い機会です。 既に二つのビデオが公開されてますが(ひとつは2年前の投稿だった、びっくり)、結構正統派のモダンクラシックなロックです。 各人とも演奏は派手ではありませんがさすがにしっかりしていて、音はMagentaの時とさほど変わりませんしコード進行やフレージングにはMagentaの影も見えるのですが、曲としてはシンフォニックなプログレのMagentaと異なりストレートなギターロックという感じです。 ギターがChrisの独特なものではないことやキーボードの不在などもその印象を強めているように思いますが、何より大きいのはDanのヴォーカルかと思います。 プログレよりは最近のオルタナティブ・ロック的な爽やかな声質で、ギター主体の曲調によく合っています。 もしもこのヴォーカルだったらMagentaもだいぶイメージが変わったかも知れません。あれはChristinaの声だからこそとは思いますが。 この曲にこの声だと、HMVやタワーレコードで流れてても全くおかしくないし、一般に受けても不思議ではないでしょう。出自がマイナーという大欠点はありますが。 4月には件のシングルも出るはずで、いよいよMagenta周辺が本格的に動いてきた感じでワクワクしますね。

だからさー、

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生活用品の買い占めとか本当にやめていただきたい。この地方までやってる人がいるってどういう事なの。 あとネットで(特にTwitter)見かける、いたずらに不安を煽るような物言いと東京電力とかへの必要以上の叩きも見ていて気分悪いです。 ゴシップ屋さんも必要な情報を届けることよりも刺激的な見出しで興味を引く方が大切なようで。 気分の悪い話はこれくらいにしましょう。 今回の震災では多くの企業の支援金もさることながら、食品会社などの物的支援は本当に素晴らしいものがありますね。 さて。 明るい話と言うことで、しばらく音沙汰の無かったMagentaの新情報が届きました。 フォーラムの記事 にRobのインタビューが載ってます。 確定はしていないようですが、新ベーシストが見つかった、そしてアルバムは来年初めに出るのではないかとのことです。 その内容に関しては長々と語られていまして、かなり興味深い話もあるのですが、それは当該記事を参照。 とりあえず、なんだか80分相当の素材があるようですが、アルバムの長さがそうなるのかどうかが気になります。いやまさかね。 そして、直近の話題では来月辺りにダウンロードシングルが発表されるそうです。 元々"Home"のために書かれていた曲を書き直したものだそうで、素敵なコーラスと素晴らしいギターソロの入った4分半の作品(この長さながらepicとされています)とのこと。 見事に「Magentaのシングル曲」に期待する要素なのでこれはもう楽しみです。 YouTubeにはそのドラム・セッションという動画がアップロードされてます。 Kieranのドラムはライヴ動画で何度か耳にしたのですが、スタジオの演奏はあまり聴いたことがなかったので、面白く見ました。 どうやら本人のアカウントらしいことにもびっくり。 パターン自体は複雑ではありません。これに他の楽器がどう絡むか期待ですね。

なんか怖いです

昨夜は静岡県でも大きな地震がありましたね。 当然ながら、愛知県でもかなり揺れたようです。僕自身は外を走っていたのであまりはっきりとは感じられませんでしたが。 東海地方で大地震が起きる起きるとはずっと前から言われていますが、それが起きないうちに今回の震災を始め大きな地震が各地で起きています。 その東海地震と関係はないとはいえ、宮城での地震以降どんどん震源が南下してくるのは気持ちの悪いものがあります。 これで本当に東海・東南海地震に発展したら、本当に空前の大災害ですからね。 それと福島第一原発、大変です。 個人的には、それほど危機的な(今でも充分危機的なんですが、それこそ福島が死の街になるような)状況になることは無いと思っていますが、チェルノブイリ以降では最大の原子力危機なのは間違いないようです。 それより怖いのは、これで原発自体への風当たりが不要に強まることでしょうか。 特に、今後各地の原発で安全対策の強化が図られるでしょうが、その時に市民団体とかが「あんな事故があったのにまだ原発にお金を使うのか」とでも言い出したりしたら目も当てられません。 原子力が火力とかに比べて危険なのは確かですが、反原発派の方は是非とも冷静かつ節度を持って行動していただきたいと思います。 間違っても現地住民の不安を原発への反対論を煽るために利用するようなことは無いようにして欲しいです。

壊滅的でした

昨日の地震、ここ愛知県でもかなり大きく揺れました。 前日あまり眠れず昼寝中だったのですが、とりあえずドアを開けて廊下に待機、揺れが収まったのを確かめて少なくとも速報は流れるだろうとテレビを付けました。 揺れが長かったためかその時点で既に報道特番が始まっていまして、これは大変な地震だとわかったのでそれからはずっとテレビを見ていました。 マグニチュードが当初7.9とされていて、その時点でもうわぁという感じだったのですが、その後8.4とされ、8.8となったときには「は?」という反応しかできないくらい驚きました。 テレビの映像を見るともう衝撃的な映像の連続で、夜以降は壮絶というか、凄まじすぎてシュールなほどの状況が流れてきて、その恐ろしさに息を飲みました。 まるでパニック映画のような非現実的な映像で、そこに知っている人を含め多くの人々が実際に暮らしているということが信じられないようなものでした。 逃げ延びた方も、自分の住んでいた街が津波に飲み込まれ、破壊されていく様子を間近で見たと思います。テレビで見ただけでも胸の詰まる思いで、実際に被害に遭われた方の胸中は想像することさえ叶いません。 一夜明けて被災地域の様子が明らかになると、まさに壊滅という文字がこれほど見事に当てはまる後継を目の当たりにしたことはないというほどの惨状で、もう言葉にも出来ません。 一つ言えることは、現地にいた方々の、一人でも多くの無事を願っています。 現在は、福島原発での事故が大きな問題になっていますね。 この後どうなるかという問題なので、現状で起こった被害のまとめなどよりも優先して話題に上るのは仕方ないと思います。 相当に悪い状況も考えられるようですが、何とか最低限の被害で済むことを願います。 最後に、僕では実際的な協力は何も出来ませんが、せめて安否不明者の一人でも多い無事と、亡くなった方の冥福をお祈りしたいと思います。

うおぉ、おぅ

実のところあまりに動きが無くて、半ば無かったことにしようかとも考えかけてたのですが、 NilのFacebookページ にて久々にコメントがありました。 それだけでも良かったと思えるのですが、どうやら近い将来新しいアルバムを出せるように頑張るよとの事なので、それが聞けたのはとても嬉しいことです。 個人的には"QJSLS"と"NNSS"両作品の長所を取り込みつつ新しい面も見せてくれれば理想といえますが、バンドとして洗練されてくると"QJSLS"のような方向性からは離れていくのと同義な気もしますから、難しいところですね。 あと、余談ですがファンのリストの中に Matthew Parmenter がいてちょっとびっくりしました。 話は変わって、最近自分の作りかけのMIDIファイルをざっと見直してみたのですが、 ・総数:7 ・四拍子の曲:2(同じモチーフからの枝分かれ) ・三拍子の曲:5 何この偏りよう。 うーん、前から三拍子の方がフレーズが作りやすいという感覚はあったのですが、さすがにどうかという気がします。 曲によっては四拍子の曲が変拍子に聞こえたりするくらいですから、自分の中でかなり奇数拍子が自然な感覚になっているのかも知れません。 ちょっと矯正しないといけないかもね。 そういえば「 魔法少女まどか☆マギカ 」エンディングテーマ"Magia"注文してたのですが、今日発送されたみたいで、多分明日には届くでしょう。楽しみ。 というか、このアニメが面白すぎてやばいんですがどうしましょう。 単に見て楽しいだけでなく、視聴者が何を思っているのかまで気になるアニメは本当に久しぶりな気がします。

それを幻想という

なんかこれはかなりいけるんじゃないかと思うようなストーリーを考えついたけど、思いついたばかりの時は実際以上に面白く感じるの法則と練り込み不足と、あと現在進行形で先を越されているような予感もするのでここは一~二年ほど寝かせておきたいと思います。 音楽の方についてはそれなりに順調。 大事なのは継続的な発想の源(ネタ元ともいう)を持つことですね。何か表現したい世界を見付ければそこからいくらでも表現は湧いてくるのだと思います。 突き詰めると所謂「架空の民族音楽」に近い方向性になっていくのかも知れませんね。 そうそう、 The Pineapple Thief の現状がブログに書かれています。 新作の制作は進行中とのこと。来年の春まで待つことになりそうですが(二年越しだなぁ)、いよいよスタートしたということで楽しみです。 また"10 Stories Down"の再販も近いようです。この作品では"My Own Oblivion"と"It' Just You and Me"が好きなのですが、最近、続く"The Answers"もとても好きになりました。歌詞が良い。 よりいい音で聴けるようになるのが待ち遠しいです。 更にコラボレーションも完成が近いようで、秋には日の目を見ることになりそうです。 詳細がわからないのですが、気になります。 他にも昨年ツアーを一緒に回ったSun DomingoのアルバムをBruceがプロデュースしているそうです。とうとうそういう立場になったのですね。感慨深いです。

続けることが大事だと思うよ

音楽を作るっていうのは基本的に、当たり前だけど大好きな作業なのでね、それをやりたくないなんて事は全くないわけだけど、アイディアが上手く消化できなかったり形に出来なかったり、疲れてたりするとやっぱり手が付かなくなったりすることはあるわけで。 まぁ簡単に言うと今その状態。 それでも、昔はそのまま墓場に送られていたのが、今だと手を付けられるときには進められるようになったというのは、まぁ成長なんじゃないかな。 そして最近では墓場から甦ってきたゾンビのような曲も出来てきているとかいう話もあるらしいよ。 うん、墓場に眠っている曲のうち幾つかは復活できそうなのでそれらもやっていければ。 そういえば、 Echolyn が Twitter を始めたみたいですよ。 色んなところでTwitterは使われ始めてますね。サイトが更新されなくても、何かあればすぐに情報を発信できるというのが企業やアーティストにとっては便利なところなのでしょうね。 一方、始めると公式サイトの更新が止まったりすることがあったり、Twitterの更新が途切れると不安になる度合いがサイト更新の比ではないという諸刃の剣。 新作のレコーディングは着実に進んでいるようですが、これで安定して新情報を受け取れるようになると嬉しいです。 レコーディングのビデオを見る限り今回は少し落ち着いた内容になるのでしょうか。 結構良さそうに感じたので楽しみです。 電気式華憐音楽集団 はそういえば赤盤・青盤が発売されたのでしたね。 僕はBlack Boxをしっかり入手しましたが、これで他の人にも安心して勧められるというものです。 とはいえ、やっぱりBlack BoxのSpecial Discが本編という感じはするので、そっちのアルバムが出来ればいいなぁとは思います。 もちろん赤青も内容は充実していますから、お勧めするのに全く問題はないのですが。

南無。

違った、毎年おなじみのNAMM Showについてです。 今年も結局のところ楽しい新製品は沢山あったのですが、刺激自体はここ数年の中では少なかった方かも知れません。 そんな中で、一番盛り上がったのは開催前から一番の目玉と目されていたKORG KRONOS だったと思って良いでしょう。 見た目が懐かしのKORGワークステーション(個人的に昔使ってたTrinityを思い出しました)の雰囲気を残しているのも微妙に嬉しいですが、中身は歴代KORGキーボード製品全部入りというような内容で、GB単位のサンプルを持っていることも含めて来るところまで来た感じがします。 個人的な見解なのですが、Rolandがハードウェアとソフトウェアのコンセプトをはっきり切り離して製品開発を行っているのに対して、KORGはソフトウェア(はっきりいえばVI+DAW)の利点をハードウェアの長所の上に展開していく方向で製品を作っているように感じました。 どっちが良いとか悪いという話ではありませんが。 KORGでいえば Nanoシリーズ の 第二世代 も発表されていました。 nanoKEYは唯一うちのコンピュータに繋がっている鍵盤なのですが、基本的にそれほど役には立ちません。 なのですが、これを見るとCC ModeのボタンがSustain Pedalに置き換えられていまして、これは非常に欲しかった機能なのでちょっと涙目。 まぁ、これからnanoKEY2に買い換えるならもっとまともなペダルが繋げるキーボードに(略 他にはVoxからも最近精力的なギターを始め多種の新製品が出てたみたいですね。

のんびりしすぎである

サイトを作り直さないうちに幾つかの曲がアウト・オブ・デートな感じになりつつあります。 そっちの方放っておいて音楽にばかり気を取られたあげくその音楽が非常にのんびりペースと来ているので。 自分のせいですね。 さて、NAMMに関しては終わったら色々と書くとして、音楽の話題ですよ。 The Watch が、ニューアルバム"Timeless"を完成させたとのことです。 7曲のオリジナルに加えてGenesisの"In the wilderness"と"Let us now make love"のカバー、ボーナスとして"Stagnation"のライヴ・パフォーマンスが収録。 そろそろオリジナリティを出してくるかと思いきや、逆によりGenesisに迫ろうという意識が感じられる内容になりました。 曲の方もいつも通りというか、Genesisまっしぐら。真剣に、知らなきゃ区別できないレベルかも知れない。 また、前々作より"Soaring On"のアコースティック・ヴァージョンが入っているようです。 オリジナルの方が好きかなーとは思いますが、中々の名演。John Hackettと思われるフルートがかなり効いているように思います。 実際のところ、こういう演奏が一番本家に迫っているような気もします。 ちなみに、今回は最近の奇妙なイラストジャケットではなくてきれいなCGのジャケットです。 リリースの方ですが、ライヴと直販(2/21からとのこと)で入手可能とあり、公式リリースでは無いような感じです。 従って入手可能性はかなり不透明ですが、機会があれば手にしてみたいです。 さすがに年が始まって間もないせいか、あまりあちこちからニュースというのは聞こえてこないですね。 音楽業界が活発化するのはもう少し先のことでしょうか。

んむ……?

もうすぐNAMM Showの時期ということで楽器各社が色々と準備しているわけですが、今のところKORGのサイトで気になるティザー広告が出されています。 名前を"KRONOS" とされていて、"PREPARE TO BE AMAZED"と文句が打たれています。 最初には9の数字も見え、詳細はわからないのですが、キャッチフレーズが強気なだけに気になります。 今のところ他には具体的な予告があるもので気になるのはないです。 M-Audioの はモノが大体予想できているので楽しみではあっても気になるというわけではないし。 とはいえ、YAMAHAやRolandが何かを発表しないということもないだろうし、大きな発表があることを仄めかしているところもあるし、ここ暫く動きが止まっている会社もNAMMに向けて準備していると考えられるので、イベントが終われば色々な面白いものが出てくるのでしょう。 ところで、今は曲作りがすごく楽しいです。 音楽やっててこんなに楽しかったのは今まで無かったかも知れないと思うくらい。 思うように(特に速い)フレーズが出来ないこともあるのですが、そこを悩むのさえ面白く感じるようになってきました。 ある意味、ようやく頭が作曲仕様になってきたということなのかも知れません。 それで出来た曲がいまいちなのは気にしない方向で。

新年、

いや遅い。もう七草粥の日も過ぎちゃったよ。 まあ、さぼってたとか更新できなかったとかいうわけでもなくて、今まで何か書こうと思って見送ってたわけですが。 年末年始は体重が増えるというお決まりの通過儀礼をこなしつつ、思いがけず親戚一同が一堂に会したり、初詣に行く暇がなかったり、何かCDを買おうかと悩んだりして過ごしました。 ネットでも殆どのところは休んでるから大して面白くないんですよね。 あと、何曲か出来たのでさっさとサイトを作ろうかと思ってますが、無駄に凝りたがってるせいかなかなか進まない。 思い切って元のサイトみたいにシンプルでも良いのかも知れない。 ちなみに、年が明けて最初に興味深いニュースを届けてくれたのは Pineapple Thief でした。 ひとつは次のアルバムについて。 何か大きな事を考えているらしく、うまくいけば大きな一歩、そうでなければ大失敗になるとのこと。どのような考えなのかはわかりませんが、うまくいって早めにそれを耳に出来ることを楽しみにしたいと思います。 リリースは2012年の春くらいになるのではないかということで、再び二年近く間が開くことになりますね。 そのためBruceにとって今年は充実した年になりそうですが、ファンにとっては若干寂しい年になりそうだということですね。 そして気になったのは、まだ"Variations Part 2"を求めているファンが多くいることに触れた上で「そういうものを近々作るつもり」だと記していること。 きっとソロアルバムになると追記がありますが、どうあれとても興味深い話です。 その"Variations"自体も再販が近いはずなので、これは楽しみに待つしかないですね。 ところで、今はまさにCESの会期真っ最中ですね。 今年も色々と面白い展示がされているようですが、個人的に今回はソニー関連に興味を引かれるものが多い気がします。