更にこれだよ!
前回の話も気になりつつMagenta フォーラム を見ていたら、更に面白い情報がありました。 Magentaを脱退したメンバー、Martin Rosser、Alan Mason-Jones、Dan FryによるプロジェクトC-Sidesの作品が4月4日に発売されるらしいです。 確かYesのメンバーでも同じような事があったような……とにかく、脱退組の力を改めて見ることの出来る良い機会です。 既に二つのビデオが公開されてますが(ひとつは2年前の投稿だった、びっくり)、結構正統派のモダンクラシックなロックです。 各人とも演奏は派手ではありませんがさすがにしっかりしていて、音はMagentaの時とさほど変わりませんしコード進行やフレージングにはMagentaの影も見えるのですが、曲としてはシンフォニックなプログレのMagentaと異なりストレートなギターロックという感じです。 ギターがChrisの独特なものではないことやキーボードの不在などもその印象を強めているように思いますが、何より大きいのはDanのヴォーカルかと思います。 プログレよりは最近のオルタナティブ・ロック的な爽やかな声質で、ギター主体の曲調によく合っています。 もしもこのヴォーカルだったらMagentaもだいぶイメージが変わったかも知れません。あれはChristinaの声だからこそとは思いますが。 この曲にこの声だと、HMVやタワーレコードで流れてても全くおかしくないし、一般に受けても不思議ではないでしょう。出自がマイナーという大欠点はありますが。 4月には件のシングルも出るはずで、いよいよMagenta周辺が本格的に動いてきた感じでワクワクしますね。