音楽とイメージ

最近なんだか調子が良くて色々と曲を作ったりしてました。
久々に曲として自分なりに納得のいくものが作れているので、今はとても作業が楽しいです。
タイプとしてもいろんな感じの曲が思いつく感じなので次の曲が作りたくてたまらない、という状況です、しばらく無かったことなので本当に嬉しいです。
まあ特定の曲から受けた影響という枠内で自分なりに曲を構成しているという感じで、それを抜け出せないとなかなか満足とは行かないのですが、習作の段階としては結構充実している感じがします。
きっかけはある一つの曲なので、そのきっかけを与えてくれた某バンドには感謝したいと思います。
感謝を込めて今度アルバムを買わせていただきます(笑)。

さて、それで今回感じたことは、自分の中で明確に完成図が見えていることが僕にとっては曲作りで大事なことだという。
といっても打ち込みでの話ですね。はっきりこうすればこうなるというイメージが出来ていないと、あるパートを打ち込んでいるときに、ここが曲の中でどんな風に働くのかわからなくて延々とさまようことになってしまうようです。
僕は音のイメージというのは鍵盤でいろんな音を鳴らして固めていくタイプなので、コンピューターに鍵盤が繋がっていない現状ではそこがネックになって作業効率(とやる気)が落ちているかも。

ちなみに、もう一つ僕は曲を作るときにそれが「どんな印象を与えるか」というのをイメージして取りかかります。
さっきの音楽的なイメージではなく感覚的なイメージ、例えば暗い洞窟の中を探検しているような、あるいは風で木の葉が散っていく景色のような、とか、いわば劇伴としてのシーンの想定のような感じですね。
最初にここを決めてやることもあるのですが、大抵は曲としての大まかな全体像が見えた時点でこれを考えて、そこからそれをベースに曲を構成していくという感じです。
その時点でタイトルも決めちゃうことが僕は多いのです。

それにしても自分はゲーム音楽的な指向がとてもとても強いのだということが今回の件でまた実感されました。
きっと出来た曲を聴いていただけたらそのことは同意していただけるのではないかと。

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