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Showing posts from 2008

あちゃー。

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暫く書かないうちに色々ありまして、Kayakの感想が最優先という感じではなくなったので、いくつか。 料理中に指を怪我しました。 こんな感じ(上が当日、下が一週間後の写真) 傷としてはそれほど深くもなかったのですが、位置がぴったり鍵盤を押さえる時に当たるところだったので治るまでピアノが弾けず、痛みも続いたし血は一晩止まらないしで大変でした。 今はすっかり治ってますよ。ええ。 それと、小室哲哉さんの逮捕。 個人的には小室さんの曲はそれほど好きだったわけではないのですが、多くの人の心を掴む曲作り、音楽プロデューサーとしてこの上ない成功を収めた手腕とチャンスを掴んだ先見眼には一定の敬意を持っていただけに、残念でした。 何より、「音楽バカ」のはずの彼が自分の作品全部をまとめて「詐欺の道具」にまで貶めてしまう様な行為をやってしまったとすれば、同じく音楽をやっている身として本当に悲しいです。 今まで彼が作ってきた楽曲の価値や輝きが、この件で失われてしまったわけではありません。が、実際に商品として扱いが難しくなってしまった事は事実な訳で(各ダウンロードストアですぐにglobeの楽曲配信を中止したり)。 もうすぐ発売予定だった新曲たちがこのまま日の当たらない場所へ追いやられてしまうのか、気になります。 しかし、ニュースなどでばんばん安室奈美恵やglobeの曲流してるのに放送自粛っていうのも気持ち悪い話ではあります。 でも悲観はしてません。 傷害事件であれだけ騒がれた島田紳助が今ヘキサゴンで大ブレイクの一端を担っているくらいだし、小室さんも罪を償ったらまた音楽と向き合ってくれると思ってます。 そうして戻ってきた人を受け入れないほど、日本の音楽ファンは薄情じゃないと、そう信じたいと思うのです。

寒くなってきた

ここ暫く民主党(特に鳩山氏)の現状認識能力のなさに呆れてる河上です。こんにちは。 やっぱりあれだ、宇宙人が地球の政治に手を出してはいけないんじゃないですかね。 そんな事は置いておくとして。 今さっき SONiVOX のサイトに行ったら DVI のところが更新されてました。 この新しいエンジンのデビューは7/31の予定だった様な気がするんだけど……まあ良いんですが。しかし全製品一気に変更するとは思ってなかった。 んで、タイトル通り、最近は寒くなってきました。 一時期かなり寒くなったと思ったんですが、その後またちょっと暑く感じるくらいまで戻ったり、暫くは昼夜の気温差が激しくて辛かったですが、どうも今回はこのまま寒くなっていきそうです。 体が対応しきれなくてちょっと風邪気味ですが、まあ仕方ない。 暫くはゆっくり体を休めようと思います。 予告していたKayakの感想は次回に持ち越し。お休みー。

感想:Metamorphosis

他に話題がある事を今更思い出したけど、予告したのでレビューはやります。 とりあえず、急ぎの話題としてはGForceのM-Tron Proがほぼ予告通りに発表されました。 27日の発表は宣言されていたのでこまめに見てましたが、一時的にトップが変わってたりしてびっくりした。 そのMellotronといえば、Magentaを含むシンフォニック・ロックではよく使われる楽器でもあります(よし、話題が繋がった)。 さて、Magentaの"Metamorphosis"です。 このバンド、一作目から今まで、作品毎に少しずつ作風を変えてきました。 一作目"Revolutions"はスケールの大きな正統派の大仰系シンフォニック・ロック、続く"Seven"では大きな変化は無いながらクラシカルな気品と叙情的なポップセンスを深めたと思います。更に"Home"では器楽の派手さを抑えた上品な歌ものロックの印象が出て来ました。 そして、今回の作品で見せた最大の変化は、全体の音がハードかつシャープになった事でしょう。 特にハードエッヂに攻めるギター、生の小編成ストリングスによる生々しい音、Tim Robinsonの復帰によるリズムのイメージの変化が、全体としてざらついた、インダストリアルな印象さえ覚える様な鋭角な音の雰囲気を作っていると思います。 全編的にギターが前に出ますが、明快なフレーズで曲を引っ張る役割が主で、それほどテクニカルな面を前面には押し出していません。これまでの作品でキーボードが担っていた役割を一部引き継いだ印象で、そのぶんキーボードは背景に徹した部分もあります。 何より、変拍子も駆使したプログレ大作指向が久々に復活、もしかしたら第一作以来のダイナミックな展開、演奏が楽しめるのが嬉しいところ。

うわぁ

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ちょっと過去の音楽ファイルを漁ってたらHDDの未開拓領域から昔描いた絵(過去の汚点とも言う)が出て来た! 普段使ってないフォルダに立ち入るとこれだから困る! もう顔真っ赤! でも恥知らずの僕はそれでも晒しちゃうわけだ。 いやー恥ずかしい。ちなみにこれ、出て来た中で一番まともだったやつ。駄目なのはさすがに人前には晒せない。 とはいえ、この時代から特に絵の練習をしてたわけではないので画力自体は今でも大して変わってないはずです。 あれな絵を描くのをやめたのが成長なのさ。 そういえばサイトの再開の目処、全く立ってないなー。トップ見ると春休み中にとか書いてあるのに。夏休みすらとっくに終わったっての! とりあえず本格再開はまだ無理でも、更新くらいは近日中にします。 こっちのブログについては、予告! 次回更新はMagentaの"Metamorphosis"、次がKayakの"Coming Up For Air"のレビュー!

んむ。

結局、IKの新製品はT-RackS 3だった訳ですが、なんか一番素直に考えたのが正解だったんだなぁ。 それは置いといて、 Magenta のサイトでアルバム" The Collection "のフリーダウンロードが可能になってます。 という表現だと語弊がありそうなので、もう少し適切に言うと、フリーのコンピレーションアルバムが発表されました。 何しろ無料なので、気になるけどアルバムを買うほどには踏み切れないという人もとりあえずダウンロードしておけばいいと思うよ。選曲としては、おおむねこれでMagentaがどんなバンドかは掴める内容になっていると思うので、初めて聴く人にもとりあえずこれという感じで勧められるのではないかと。 それにしても、初聴きの"Anger"新録版、いいなぁ。"Seven"版のコピーをしてみようとずっと思ってたけど、こっちにしてみようか。 でもSevenの終わり方も気に入ってるんだな。 ギターがザクザク系のリフと早弾きのソロに偏重してないバンドって、それほど多くないと思うのです(実はプログレ界隈ではそうでもないかも)。 MagentaといえばMetamorphosisの感想もそろそろ書かないとね。

ひさしぶりのぶろぐ。

ひさしぶろぐ。 今日10月15日に IK Multimedia から何らかの製品の Ver.3 が発表されるはずなのです。 個人的な推測では、AmpliTubeはここ最近シリーズの新製品が幾つか出ているのと、Sample Tankも細かいバージョンアップがあったので、暫くノータッチだったT-RackSかな、とも思うのですが、IKはStudiophonikが多分もうすぐというタイミングで Total Bundle 2 を出したり、新製品の発表のタイミングが読めないので逆に最近シリーズが増えたAmpliTubeの方が怪しいのかなぁ……。 (そもそも、何かしらの新バージョンが出る直前にバンドルを出しちゃうのも不思議な話だし) とか言いつつ、V2の間にソフト音源全般の進化がかなりあった事と個人的に更新されたら一番嬉しいので投票自体はSample Tankにしてしまいました。 よく考えたらST2が発表されたのもかなり前だし。 ソフト音源といえば Omnisphere も注目を浴びていますね。国内の発売日が10月18日に決まったとの事で、注目度の高さからすると暫くはあちこちでその音が聴けるかも。特にBurning Piano。 あれはやっぱり収録風景見てかなり衝撃を受けましたよ。世界にサンプルライブラリはたくさんありますが、収録のために楽器を一つ完全に破壊する製品はかなり希でしょう。 でも、あまりにこの音が注目されすぎて「燃えるピアノ」の音が使われすぎてありふれた音になったらちょっといやだなぁ。 過去にはオーケストラヒットとかFMシンセとかの音が強烈な印象ゆえにこぞって使われたせいで今では安易な音の代名詞になっちゃったようなこともあったわけで。 あ、最近またいくつかCD買いました。 livetuneの「Re:Package」。基本。 他にはKayakの"Coming Up For Air"とMagentaの"Metamorphosis"。 近々感想とかも載せたいです。 とりあえず、両方とも物凄い良作。これは! と思うアレンジやフレーズがたくさんあって刺激されます。

おおあめー。

ただいま、大雨中です。 真夜中に停電があったりしたので、現在も停電の恐怖と戦いながらこれを書いてるところです。 とりあえず雷はひとまず落ち着きましたが、雨は強さはまちまちながら勢いを保って降り続けています。収まる様子ないです。 僕の住んでいる辺りでは七年ほど前に大きな洪水があったわけですが、そのときに引けを取らない降り方をしています。 あれで治水も見直されたりしているし、同じような事にはならないと思いますが、落ち着かない事も確かですね。 ちなみに、大雨情報のテロップで深夜アニメはしっかり小さくされました。 しかし、テレビの情報を見ると、名古屋駅前が水につかったり岡崎インターが冠水して出口封鎖したりとなかなか大変な事になってますね。 まさに東海豪雨以来という大雨災害になっているようなので、充分気をつけないといけませんね。

おーっと

危ない、八月の更新が無しになるところだった。 どうせ誰も見てないだろうけど万一誰かに見られた時のために外向けの体裁だけは整えてお送りしている当ブログです。 もうすぐ初音ミク誕生一周年ということできっと皆さん色々と準備しているであろうと楽しみにしているのですが、自分も旋風が巻き起こるであろう当日を過ぎたらいよいよ何か始めたいなという希望も少しあり。 あ、そういえば、かなり前から情報だけは公開されていた Ultimate Sound Bank の IRCAM Solo Instruments が、ようやく本当に出たらしく、サイトでは全16楽器のデモソングが聴けますが、なんか凄いです。書かれている楽器の名前と出ている音が一致しない様な気がするほど、紛れもなくユニークな音源です。 どれくらいかなと思ってた収録容量は15GBで、おーさすがに大きいなぁと思いつつ、一楽器あたり1GB弱なら割と無難じゃないかとも思ったり。 Xsample のChamber Encenbleといい、最近は特殊奏法を大きくフィーチャーしたソロ楽器音源が多くて気になります。その流れが大編成になると Symphobia になるのだな。 特にXsampleはFinaleやSibeliusと使えるとかとても「音楽家向け」な感じがしますが、何にしても僕みたいな特殊奏法ファンには喜ばしい状況だと思うのです。 そういえば Sonic Couture も eBow Guitar に続いて Bowed Piano を発表しましたね。当初エレクトロニカ系専門だと思ってたんですが、最近はアコースティックものでも面白いものをたくさん出していて、次は何だと期待してしまいます。 しかしながら基本ニッチ商品なので、幅広い割にマルチな商品展開とは全く思えない(笑)。

碧。

えー、どうでもいい話ではあるんですが、最近またBlue Motionを聴き始めてます。 探すと他にも同名のグループが存在するような感じですが、スイスのFritz HauserのBlue Motionです。 Fritzのドラム、二名のキーボーディストによるピアノやオルガン、いずれも物凄い高度な音楽性・演奏技巧に満ちていて、なんというか今聴いても圧巻と思わせるものがあります。録音そのものの質も充分現代のレベルなんじゃないかな。 何が凄いって、ふたつのキーボードが、決して分厚くというわけではないのですが、非常に入念に重ねられていて、精密なドラムと合わせて完璧なほど緻密な音の構造を成しているのです。 楽曲自体も無調のところを含め高度な和声が用いられている(と思う)し、所々ではメロディアスなところも見せる(Stonehengeのエンディングは感動的)のがいい感じ。 何よりやっぱり演奏技術が凄い。Stephan Griederみたいにピアノを弾いてみたい、と思うのです。 国内版のタイトル「碧き衝撃」は個人的にどうかと思いますが。 とにかく、こういう現代音楽的な和声・スケールを用いた曲は聴き手としても作り手としても大好物なので、頑張ってものにしたいなと思ってます。 ロックを格好良く見せるとても有効な手法の一つでもあるしね(笑)。

出たよACT2

まぁ僕には関係のない話(少なくとも今のところ)。 早速いくつかの作品が発表されて、ちょっと盛り上がってるみたいですね。第一号があの方だったのが面白すぎるわけですが。 折角なので宣伝にはならない場所ですが貼っちゃう。 ゆうゆさんのCD「 虹色の花 」でます。 さて。 何故かここのところ連続で更新しててそろそろネタも無いわけですが。 あ、そうだ。 今日から各地の学校は夏休みではないですか! 道理でここ最近暑いわけだ。そりゃあ暑いですよね。もう真夏ですから。 しかし、やっと梅雨が明ける頃に休みに入って秋がさしかかった頃に休みが明けるってどうなんでしょうね。 夏休みなんだから実に自然な事ではあるんですが、体育でプールっていうシチュエーションがですね。なんかプールが一番楽しい頃は休みなのに、漫画とか見てると体育のプールがどうのってよく見かけるわけです。 そりゃープールなんて授業よりも自由に遊んだ方が楽しいに決まってるからいいんですが、プール授業って旬を外しすぎなんじゃないかと。 というかいつやりましたっけ。水泳の授業。夏休み期間中に学校でプールの何かがあったような記憶もあるのですが、授業やったはずですよね。雨でプール休みとかあった記憶があるので梅雨時からやってたんでしょうか。無茶な気がしますが。確かに少し前から晴れも多かったですけど。 それより、何で僕はプールの授業についてこんなに語ってるんでしょう。なんか変態っぽいじゃないか。 別にスク水を着た女子がどうとかいう事はないんですよ? 言わなきゃ誰もそうは思わなかったような気がしますが。 何が言いたいかといいますとですね。 これからが水泳の気持ちいい時期ですよと。分かり切ってますねごめんなさい。 (15:10追記) 起きて読み返してみたらあまりの電波&支離滅裂に苦笑が止まらんかった。 面白いのでそのままにしておきます(笑)。 あと、実は話題が無くもなかったようで。 MI7.JP 。MI7ニュースに 入ってきてました 。目を通してみたら、結構面白そうだったので今後チェックしてみようかと。

そういえば

Project SAM のサイトにSymphobiaの情報が(遂に)公開されてました。 昨日見てみたらトップが妙な事になってて、暫くしたら元に戻ってたので近く何かあると思ったら、予想通りでした。 というか、新しいデモ曲が予想以上に増えてるようなんですが。どれもいい感じです。ほぼ全曲に何時間で作られたとか書いてあるのが面白い。 個人的には、18GB程度と容量が比較的少ないのが意外でしたが、値段は普通に高いから困る(笑)。 普通にオーケストラ系音源として良さそうに見えるのですが、他に特殊奏法も入っているのに、多くの高級オーケストラ専用音源と比べるとサイズが小さめです。不思議。 ついでに一緒に更新されてたダウンロードのConcert Harpもいい音でした。 この会社の製品はどれも独特な魅力があります。 音源の話ついでに、 Future Audio Workshop のCircle。 デモを聴いていい感じだと思ったら、ガイドのビデオを見てこれは面白そうだと。見てるだけで弄ってみたくなるものがあります。 あと、 Heavyocity のEvolveというのは総合音源というくくりでいいのかな、これもどんなものなのか気になります。デモソングの音が良すぎるったら。 話は変わって(実際はそんなに変わってない)、明日は鏡音リン・レン ACT2のデビュー日です。 そして昨年の発売日に続いてニコニコ動画のメンテナンス予定日でもあります(笑)。 このアップデートで、リン・レン曲のレベルがどのように変わるか楽しみです。

いわゆるBroken.

いや、Magentaとは何の関係もない話ですが。 ピアノの練習中に右手の中指と人差し指の皮がずるりと剥けまして。暫くちょっとグロい事になっていましたが、今はすっかり治りまして練習再開です。はい。 そういえば、この前「 ピアニスト音楽理論 」というのをコード編とスケール編で買いました。 CDがついてるわけですが、これがコード編は普通に聴いてて色々と為になったり面白かったりするのですが、スケール編は正直CDだけではどうにもならない代物でしたね(苦笑)。 著者さんの名誉のために言いますが、勿論、本と一緒にして学習目的で聴くぶんにはとても有益なものです。ただ、スケール練習のような(ようなじゃないか)フレーズが延々と繰り返されるCDというのははっきり言って目的がなければ聴いていられないです。 せめて各スケールの特徴を意識してもう少し楽曲の体を成したものが収録されていれば、と思わないでもない。 それとテンポを二段階にして収録した意味がいまいちわかりませんでした。 さて。そんなものに手を出して曲作りに成長が見られるのか? んなことは知りません。 そういえば最近夢の中でかなりいい感じの楽曲が出てくる事が多いです。 以前によくあったうとうとしている時に頭の中で流れるのではなくて、完全に夢の中である曲として現れる感じで。 設定は誰かの新曲(この前はPineapple Thiefだったりした)だったりして、何らかの形で流れる事になるのですが、何にしても起きた時にはその時聴いていた音楽要素の殆どは忘れ去られているわけですな。 わずかに残った断片からでも、少しでも再現できればいいんですが。

みっくす。

ニコニコ動画の「 組曲『初メテノ音』 」がすごくよかった。 所々繋ぎなどで音の重なり方が不自然なところはあるのだけど、全体的に繋ぎのセンスがよく、選曲や曲順も上手く考えてあって、最後まで聴いてるとちょっとじんわり来ます。 特に第二部(「白の季節」から)以降が感動的。という表現も違うかも知れないけど。 これを観て思い出したのは、ミク曲を聴き始めたときのこと。 VOCALOID自体はMEIKOの時代から認知してましたし、KAITOの名前公募も見てたし、ミクの事もVOCALOID2が出るらしい、デザイン発表でびっくり、その後の製作をブログで見守る、というところから見ては来たわけですが、発売直後のカバー曲が三十何曲かあった程度の頃はともかく、加速度的に曲が増えていくとともにとてもボカロ曲を積極的に聴くなんてやってられなくなって、2ちゃんねるで話題になって目についた曲を時々聴くくらいになったわけです。 多分、 きりたんP と ゆうゆP がいなかったら今でもVOCALOIDオリジナル曲を積極的には聴いていないはずで、それらの思い出深い曲をその他名曲達とともに改めて聴くのは何か感慨深いものがあります。 思えば、2ちゃんねるのVOCALOIDスレで発売前「出たらこの画像付けてニコニコにあげる奴出てくるんだろーな」なんて話してた頃からもうすぐ一年……いや、まだ一年なんですね。 ミクのデビューがなんだかもう遥か昔のように感じるほど、色々あった一年でした。 しかしあれだ。ミクの一回目の誕生日までには僕もボカロデビューしたいな。 あ、そういえば。 Bela D Media Vocal Tools Classical Edition。 なんかサイトリニューアル以降製品開発が活発ですね。そろそろLiry(略 今のところテノールのダウンロード版だけの情報公開ですが、面白そうですね。 説明とデモを見た感じ、ある程度歌詞を歌わせる事も出来るのかな? VOCALOIDのように自由に歌わせは出来ないでしょうが、苦手な部分を補う用途はいけるかも。

世の中騒がしいですが。

なんだか世間では小学館の漫画編集問題だとか秋葉原の事件とか首相の問責決議とかで騒がしいですが、一つだけ思うのは世間で何があったとしても自分の人生はちゃんと普通に生きていこうと。 薄情に響くかも知れませんが、自分と離れたところで起きた事件が「起きたこと」で自分の暮らし方まで変えてしまうのはアメリカ同時テロの時にやりすぎちゃってもういいやって思いました。 どんなに悲しい事件があったとしても、そのせいで世界中の人が楽しい時にも笑えなくなるとしたら、そんなのいやです。 僕がこれらの事件に対してやる事は、小学館の編集を糾弾して、秋葉原で亡くなった犠牲者のご冥福をお祈りして、首相もともかく民主党の方も駄目じゃんと言ってやる事くらいだと思います。 さて、本題。 Rogues' Gallery のアーカイブを見ると判りますが、このWebラジオで今までにMagentaの"Metamorphosis"とPineapple Thiefの"Tightly Unwound"の(たぶん他にもあるはず)アルバム全曲が配信されてます。他の多くの曲も詰め込まれたmp3ファイル(およそ200MB前後)をダウンロードする気があれば今でも全部聴けますよ。 過去にはPineapple Thiefの"What We Have Sown"を一度に全曲流した事もありますが、こういう番組が当該アーティストのインタビューまで入って無料で堂々と配信されているのには、日本と欧米の著作権観念が同じではない事を感じます。 これも使用料などは支払っているのでしょうが、それでもただでアルバム収録曲のフルバージョンが聴けて、それをいつでも保存できるなどということを日本でやったらまず間違いなくあっという間に叩かれるような気がします。動画サイトとかでの無断共有はありますが。 もともと洋楽を聴くようになって公式サイトで何曲かのフルをダウンロードできたり時には全曲聴けたりするのを見かけるようになったので、日本の(JASRACに支配されている)著作権構造が大いに問題があるのではないかと感じた次第。 最後に。 Bela D Media の Retro Flute 。 サンプル聴いたんだけど、これすげー。製品情報に書いてあるとおり、本当に多くのプログレッシヴ・ロック・バンドで聴

なんかだるい。

文字通りです。最近体に力が入らなくて、動くのも面倒に感じてしまう。 おそらく精神的なものでしょうから、暫くゆっくり休んで疲れを取ろうかなと。 なんか鏡音リン・レンがACT2になるとかで。 ニコニコ動画にあった、発表の模様を収録した音声を聞きましたが、どうやらリン・レンマスターの名作の完成度を引き上げるというよりはリン・レン曲全体の最低レベルを底上げするような効果のアップデートになりそうです。 まあ以前からミクと比べ歌わせづらいという声が多かったようなので、それをミクに近いレベルまで扱いやすくするのが目的という事のようですね。 で、目標であるミクの方はパワーアップの予定はないと。 滑舌で苦しんでたPの中には修正版を作る人も出て来そうな予感。 ところで、昨日、面白い製品を知りました。 こういうもの なんですが、なんだか触ってるだけで色々楽しそうですよ。光るし。 ヤマハの TENORI-ON も最近日本でのリリースが発表されましたが、どうやら最近は単に音を出すだけではない楽器が一つの流れとして現れてきているようですね。 操作方法が従来と違う、見せ方が面白い、ものとしてのコンセプトが普通の楽器と違う。 方向性は様々ですが、こういうひねりの利いたものが出てくると使う方は新しい音やパフォーマンスを探求できて、見る方をエンターテイメント性が高くなって良いと思うんですよね。 今後も色々と面白い製品が登場してくる事を期待しましょう。 あ、もちろん楽器としての術実用性を追求した製品もね。

放置したなぁ。

今後のために更新のペースは保とうと思っていたのだけど。 とりあえず、黙ってた期間中の話題。 ・ doriko さん「歌に形はないけれど」通常版、「夕日坂」6/11に同時発売。 買います。ええ勿論二枚とも。オリコンに入って世間にミクの力を見せつければいいと思います。 まさかの本当だった「がくっぽいど」とあわせてMステのエムトピとかで紹介して貰えばいいと思うのです。 ・ Bela D Media のサイトが リニューアルしました。 デザインは好みによってどっちがよかったか違いそうな気がしますが、まぁどうでもいい。 情報量は間違いなく増えてますよ。 あと、Divaの個別タイトルが無くなって再構成版の"Diva Revamp"として再発になるそう。 Lyrical Distortionの再発も期待して良いんでしょうか。 ・ Yes が ツアーに向けて新曲を作っているとの事。しかも組曲構成。 おお、これは期待。アルバムになるかどうか判らないそうですが、ぜひして欲しいところ。 ・ぼかりす 例の、人間の歌をVocaloidの歌唱パラメーターに置き換える技術。 難しい技術です。 個人的に、実際の歌唱を別の声でなぞり直すという手法は技術的には勿論、音楽表現の手段としてもかなり面白いものだとは思っています。 歌ものを作れて歌も歌えるけど声が合わない、そもそも性別が違う。そんな人にとっては願ってもない救世主かも知れません。 それが一個。 でも、はたしてある歌い手の歌をトレースする事にVocaloidならではの面白さはあるのか? これは難しい問題。 ボカロ曲は職人が手作業で丹誠込めて組み立てるもの。そんな事は言いません。生活雑貨だって昔ながらの職人技で作られたものは素晴らしいけど最新技術で生産された市販品も手軽で便利なんですから。 ただ、結局は歌を収録する必要がある技術がVocaloidのそもそもの目的にフィットするのか? 何よりみんながそれぞれの解釈と腕と手間を駆使して思い思いに「歌い手としての」初音ミクらVocaloidを作り上げている今の状態に、これで作られた曲は馴染むのか? という事を考えると、この技術をどう扱えばいいのか悩むところです。 以前の、歌手の代用としてのみVocaloidが存在していた時期ならもっとすんなりと受け入れられたでしょう。 でも、今や初音ミ

昨日取りこぼしてた話題とか。

こ、 これ は……! なんか jamバンドパッケージ どころかMMユーザーですらないし、そもそもループを多用する派の人間ではないのですが、思わず欲しくなってしまった! それにしても絵柄が随分変わったなー。率直に言えばより「萌え絵」の方向に近づいたと思う。 特にマキが服装はほぼ同じはずなのに妙に色気が増したような気がするんだが、どうか。 個人的な想像ですが、この会社は元々キャラクター戦略がうまかったところで初音ミクブームの波に乗って可愛い女の子キャラを使った音楽制作ソフトを出すという戦略にスムーズに進めたのかな、と思います。 で、最初のjamバンドではまだ突き抜けきらない部分がありましたが慣れてきて徐々にこなれてきたのではないかと。 ネイティブ女学院なんかはこの土俵に上がるのが早すぎて可愛さを追求できる方向にいけなかったのが敗因なのかなぁ。 はっきり言ってキャラ使ってバンドものの映像作るとすれば僕ならリグ美よりもマキ使うだろうしなー。 話は変わりまして。 The Amber Lightのシングル" Waste "およびアルバム" Play "のダウンロード販売ページがmusicload.deにて出来たようです。 注目は勿論"Play"の方。 先日触れたリストから漏れてた"Drake"は四曲目に入る事が発覚しました。そして全曲サンプル有り。 気になったのはAmazonのビデオで使われていた"All Over Soon"と"No Love Lost"。タイトル曲である"Play"もよさそう。最終曲の"...and then it stopped raining"は美しく憂鬱という印象のバラード。そして"Fire Walk With Me"はハードロック風味。ストリングスが良い味。 残りは聴いた事あります。さすがにちょっと曲を晒しすぎたのでは。 で、こうして全曲聴けたところで改めて考えるに、今回の作風はより現代的、シンプルなロック。それに、電気の味付け。というところでしょうか。 特にストリングス系のシンセサイザーを始め、キーボード系の音に存在感有り。一方ギターは今までより音がストレートに。ドラマー

今回は音源話。

近く音楽用のコンピューターを用意する事になりそうなので、この手の話も少しは現実に近づいたような気がします。 Westgate Studios がようやくModular Seriesの Rare Winds と Harps をリリース。 Rare Windsが遅かったのはHarpsをまとめて出すためだったんでしょうか。 何にしても、初めて聴いたHarpsのサンプルはかなりいい音です。 ところで、今回発売されたふたつはケルティック系の音も一緒に収録されているのですが、これはソロストリングスにフィドルが収録される事を期待しては駄目でしょうか? 駄目な気がするなぁ。 SONiVOX は Anatomy を発表。 まさに今日情報が公開されるとの事で、ワクワクしながら見に行きましたよ。 正体は人間の体や声を使ったとても個性的な製品でした。 この手の音を全面的にフィーチャーした音源はほとんど見た事が無く、これほど大きく駆使されたものはおそらく初めてだと思うので、非常に面白いです。使いどころは難しそうですが。 もうちょっと何か話題無いかな……あ、そうだ。 Magenta のMetamorphosisが発売されました。今回も国内版が出る模様。 DPRP の レビュー がなんだか微妙な感じですが、これは自分で聴いてみないと判らない部分ですね。ただ、趣味が近いと思っているMark Hughesさんのレビューがふるわないのは気になる。 ところで、とらのあなに行ったら 歌に形はないけれど の同人版はもうありませんでした。がっかり。 通常版の発売はいつだー!

Jan Sydowのインタビュー

どうもThe Amber LightのギタリストJan Sydowさんのインタビューがあるという事なのですが、ドイツ語のサイトだったのでGoogle先生の力に頼りつつ読んでみました。 インタビューのページは こちら 、翻訳されたページは こっち 。 まあ、翻訳なので所々読みにくい文章があったりすることもあってあまりよくはわからなかったのですが、なかなか面白い話もありました。ドラマーは今後も変わる可能性がある模様。 それとどうやら今作は大作指向ではなさそうです。 それと、アルバム"Play"の トラックリスト も見つけたのですが、内容は moody all over soon waste never fade out the deep twist fire walk with me still going nowhere does it ever get better play no love lost ...and then it stopped raining 最後のが曲のタイトルなのかここで終わりという意味なのかわかりませんが(後者だとするとrainingという表現が意味不明なのでたぶん前者)、とりあえず ……あれ、Drakeは? これで全部なのかとか順番はこれで良いのかとか、なにしろタイトルが"Play"になってないリストなので確定なのかどうか断定はできませんが、とりあえず曲タイトルは今までの作品と少し違う感じです。そして、並んだタイトルを見てると期待がふくらむ。 そうこう言ってる間に発売までもう一週間。日本にはきっと入ってこないんだろうなぁ。 ……Amazon。

っくぁーーーーーっ!

まーた眠りかけてる時に出来た曲わすれたぁぁぁぁぁーーーーーーっ! 今回は歌詞も一緒に出てくるくらいはっきりと出来てたのに……忘れないように階名で復唱までしたのに……眠ってしまってはどうしようもない。 なんとか記憶の断片から復元できるだろうか……。 それはともかく、これから堂々と芸大生って名乗れるよ。わーい。 まー、芸大ってもそう大層な学校ではないですし、それほど自分の技能に対して大きな部分を占める要素にはならないと思うんですが、まあはったり程度には効くのではないかと。 でも、逆に芸大生の割に作曲力低いなーって話になりそうなのがやだなぁ。 あ。 独Amazonの Playのページ に動画が追加。今回はDoes it ever get betterのビデオクリップみたい。 うーん、正直よくわからないセンスだ。旧サイトの時にあったA New AtlantisとHide Insideのビデオの時もそうだったけど、表現が先鋭的すぎて何を意図した映像なのか一見ではわかりづらい。 とりあえず、主演の男性は普通にLouis Gabianni本人だと思います。 "Play"の収録曲(と思われる)のうち現時点で手元に7曲がある(Still Going Nowhere、Drake、Never Fade Out、Moody、Waste、The Deep Twist、Does it ever get better)のですが、それでなお買ってよかったと思えるキラータイトルが収録されてるのか、楽しみなような不安なような。 公式で流している音源ですから、この辺りの曲は事前に聴かれても困らないという事だとは思うのですが。 Magentaの"Metamorphosis"ももうすぐ。それが過ぎたらPineapple Thiefの"Tightly Unwound"もすぐそこだ。 わくわく。

近況というか。

最近久しぶりに Kino のアルバムを聴いてました。 当時の印象より良い作品だと思い直しました。どの曲にも印象に残るメロディがある。 ただし、サビのメロディが強烈に印象に残るのに対してその他の印象が薄すぎるのが問題。特に"Letting Go""People"なんかはサビが絶品なぶんだけその感じが強い気がする。 とはいえみんな演奏上手いんだな。最近まで知らなかったのですが、このあとドラマーが It Bites のBob Dultonに変わったのですね。そしてオリジナルメンバーのJohn Beckに加えて再結成でJohn MitchellもIt Bitesのメンバーになったためほとんどベースが変わったIt Bites別動隊になってるわけだ。 うーん、Kinoもまだ続けるようだけど、本当にこの編成で続ける意味があるのかどうか。音楽的なメンバー間のパワーバランスとか色々違いはあるのだろうけど。 John MitchellはFrost*にも参加してるわけだけど、こっちも解散したと思わせといてやっぱり続ける事になっている模様。リーダーの Jem Godfrey のブログには継続的にその活動の様子がYouTubeビデオで掲載されてますが、制作現場のレポートという性質のものではない様子。 なんかJemさんが Fantom-G7 を入手して喜んでるみたいですね。 Nord Wave もお気に入りの様子?な、仲間か。 最近ちょっと展開が全く発想できなくなってしまってオリジナル曲作りが止まってます。 どうも自分の中に眠る神は自分が眠りかけた時に目を醒ますらしく、睡眠でも覚醒でもないうとうとした状態の時に物凄く良いメロディを提供してくれるようです。 それは良いメロディを思いついた気がした! というレベルではなく、その時ははっきりと音も追えるくらい明確に流れてるんですが、結局目が覚めると忘れているという。 いやー、さっきそれで四曲ばかりすごい良曲を作り逃したようなのでめっちゃ悔しいんですよ。 悔しいからさっさと寝てまた良い曲が流れてくるのを期待します。もうさっさと寝るという時間じゃありませんが。 しかし、そのような経験をする度に、自分にも頭のどこかにすごい作曲家が潜んでいるのかなぁ、と思うわけですよ。もしかしたら殆どの人はそれが顕在化しないだけで誰も

どんどんいくぜー。

実は先日、自分の身の回りにかなり大きな変化があったのですが、まあそれについては適当な時に適当な形で触れるとして。 最近リリースされる(た)CDの買い物リストをまとめてみようかと。 既発: A Time Of Day/ Anekdoten The Sum of No Evil/ The Flower Kings Nil Recurring/ Porcupine Tree The RPWL experience/ RPWL Songs From The Lighthouse/ Moongarden これから: Metamorphosis/ Magenta Play/ The Amber Light Tightly Unwound/ Pineapple Thief あと The Watch のPrimitiveとか、 Echolyn のいつ出るかわからない新作とか。 方向性を変えれば doriko さんの「歌に形はないけれど」とか。 そういえば、The Amber Lightの"Play"、独Amazonにビデオが載ってました。 こちら 。 実は動いているThe Amber Light見るの初めてですよ。とりあえず感想。  結構普通なステージアクション。  最初と次の曲は初めて聴く曲。かなり良いじゃないか。  2'50あたりからのピアノ曲も"Play"からの曲なのかな。これ好きです。  ドイツ語わからないよ。  ギターもベースもいつもと違うように見える。  Jan Sydowってイケメンだよね。 こんなところでしょうか。 ついでにAmazonで予約できるようになったよっていうニュースレターに記載されたURLがMySpaceのそれだったので、どうやらサイトは現在閉じているという事らしい。 今月末から来月にかけて、お買い物の山場です。がんばりましょう。

やっとー。

前回更新以降、更新の機会がなかったのですがなんとか三月中に更新できました。 これで二月の月刊最多更新記録を超えて9回に。うーん、誰も見てないとはいえ少ないなぁ。 さて、最近ミク関係か自分の曲の話ばかりでしたが、今回は話題を戻してMagentaの話。 YouTubeに、もうすぐ発売の"Metamorphosis"のメイキング(DVDの抜粋)が公開されました。 Part 1 Part 2 今まで一曲目が紹介されていたわけですが、今回は他の曲もあるようです。 なんにしても、とても良い出来です。特に本物のストリングスが良い。 キーボードとChris Fryのギターについて全く触れられていませんでしたが、これはDVDで見なさいという事でしょうか。 あと三週間、楽しみに待ちたいと思います。

うはぁ。

おいおい……。 まあ、今年は「河上渓として」忙しくなると思えばそれは嬉しい事でもあるのですが。いやはや。 ちなみに本名では疑心暗鬼x3とバイトだったとか何とか。 そういえば、歌に形はないけれどの 詳報 がきてました。 六月に二作目かー。テクノサウンドかー。秋にはアルバムかー。大きくなったなぁ。 勿論、全部買う方向で考えてます。あぁお買い物リストが膨れ上がっていく……。 願わくば、儲けに走ったと言われるような方向性にずれていきませんように。 第一弾は同人作品ですってやるくらいだから、大丈夫だと思いますが。 たまぁ~ず さんのオリジナル曲も良い曲でした。 予想通りというか、daiさんに近い感じの音でしたね。 最近の個人的流行は Moongarden 。 Round Midnightってすごい名曲って最近気付いた。 新作もいいね。特に後半の曲(MySpaceのPREVIEW part2に含まれる曲)が心に響く感じでよろしい。 前半の曲はプログレっぽくテンション高い感じでこちらも良い出来のようだ。 で、なんで今更またはまってるのかというと……まあいいや、この話は。 追記: いつのまにかThe Amber Lightの MySpace にシングルになる"Waste"のサウンドが追加されてました。 冒頭のギターで久々に"Goodbye to dusk..."のバンドだと再認識。んで、曲自体も今まで公開されてきた曲の中では間違いなく一番「良い曲」です。先に公開されていた"Never Fade Out"と同タイプの曲で、アルバム"Play"の聴き心地がどういうものか、何となく見えてきた気がします。 今回もプログレがあるのか、そういう要素は廃してポップに振り切ってるのかはまだよくわかりませんが、後者だとしたら個人的にはちょっと寂しいかなぁ。 それでも内容自体が良さそうなので問題はないです。 あとはこれだけ多くの曲を発売前に公開してアルバムで聴いた時に新鮮味を持続できるほどの追加内容があるかどうかです。 あとオフィシャルサイト(theamberlight.deあるいはthe-amber-light.com)のURLがMySpaceに自動転送になってる。落ちたのかリニューアルへのつなぎか知らないけど。

サプライズ

「歌に形はないけれど」がCDで販売予定。 やったね! そういえば、 ゆうゆ さんのところに投下したURLは これ なわけなんだけど、やっぱり健康に悪そうな感じはするよね。 今まで色々と聴いてきたなかで感じるのは、音楽に対して「怖い」とか「気持ち悪い」「嫌な感じがする」と感じるのは不協和音とかノイズとかを使ってるという事よりも音色やリズムや演出に因る部分が大きいなと思うのです。 かなり多くの不協和音が含まれていても怖いよりも格好いいの印象が強い曲( Isildurs Bane とか)もある一方で、 Comus なんか曲調は明るい要素しかないのに上に挙げた要素が全部当てはまってると思うわけですよ。 Osanna の"Palepoli"なんかも導入から続く、音としては楽しげでしかないところに狂気を感じたりするじゃないですか。 まあ Univers Zero とかどっちの観点で見ても真っ黒なグループも多いけど(笑)。 んで、先に挙げたNeBeLNeSTがどうして怖いかという話ですが、これは無機的で性格悪そうなドラムとウネウネと気味悪く動くベースのリズム隊に、体に悪そうな音のキーボードとギターが乗っかるという演奏形態そのものが大きな要因だと思う。 公式で1stの収録曲"Crab Nebula"のMP3をダウンロードして聴いてみたらこの演奏がかなり異様な事に気付くと思います。 加えて曲も凶悪だったりするのですが、実はそこにはあまり大きな意味はないんじゃないかとも思うのですよ。 で、何が言いたいかというと要するにあれです。逆に不協和音とかの「怖い要素」を満載してもポップな雰囲気の曲を作る事が出来るんじゃないかという話です。 これにそのうち挑戦してみたいのです。ゆうゆさんは「やるなら今だ」とか言ってましたが、無理です(笑)。

これは……

Project SamがFrankfurt Musikmesseで"Symphobia"を発表 これがあれだろ、この前"Movie Box"として情報公開された製品な訳だな。 前からこの会社の製品に対するスタンスとか、独特な製品作りがとても好きだったのですが、これは他のオーケストラ系ライブラリとどれだけ違ってくるのか本当に気になるものですよ。 個人的にはこの類の音が非常に好きな事もあって、いつかちゃんとした音楽制作が出来るようになった時は手にしてみたい製品です。 今でも買えないくせに商品情報見てニヤニヤ出来る気持ち悪い人間ですが。 そういえばMusikmesseでは E-MU がEmulatorX3を発表したのですね。 まぁサイトの「MusikmesseでEmulatorXに関する発表」という予告から予想はしてましたが。 X2よりだいぶ値段上がったなーとか思ったりオーディオカードとのお得なバンドルはあるのかなーとか余計な事を考えたりしつつ、いやどっちにしても買う予定無いだろと冷静になったりもするのですが、こういうのは買えないうちにあーだこーだ妄想している間が一番楽しいと思います。 Roland は今回もたくさんの新製品を送り込んできたのですね。NAMMからそれほど経ってもいないのに、何て精力的な。 ただし、個人的な趣味からはそれほど魅力的なものは無かったなという印象。目を引くものはNAMMで出尽くしたのかなと。 追記: The Amber Lightのライヴ予定に3/14,15 Musikmesse Frankfurtってのがあって吹きかけたよ。 どこでどんなパフォーマンスをやるのか、気になる。どこかのレポートで触れて……くれねーだろうなぁ。

余談とオリジナル曲。

まったくの余談な上、今のところそれが何か自分に関係する話題では全くないのですが。 木管楽器ライブラリで名高い Westgate Studios のModular Seriesの製品情報が、昨年十月以降ぱったりと途絶えています。ClarinetとBasoonが発表された時はわずか三ヶ月で二つとも発売されたのですが、今回は半年の間二つの製品がリリースされないまま。 更新履歴を見るとこれだけ長期間更新なしなのは初めてみたいです。Rare Windsなんかデモソングは既に存在するのに、なんで音沙汰なしなんでしょう。 そして、20数個予定されていると思われるラインアップはいつ完成するのでしょうか。 閑話休題。 さて、オリジナル曲の製作がちょっとストップしてますが、新しい曲のアイディア自体は色々あります。 とりあえず今作ってる曲の方を完成させてから取りかかりたいなと。 ところで、初音ミクオリジナル曲を聴いてて思ったのですが、結構な割合で「三拍子でトラッド風のメロディ、構成」という曲が存在する気がします。 そこの「フルみっく伝染歌プレーヤー」に収録されている分でも「白の季節」「flow」「鳥のうた」「ever」「森の中の赤い川」「雲の遺跡」「虹と花滴」など。まだあった気もする。 まあ、こういう曲が大好物なので印象に残る分多く聞こえるのかも知れませんが、それでもこれだけの数がある事自体は間違いないわけで。 ミク使いの人たちにこういう指向を持った人が割と多いのかな。 Zabadak、霜月はるか、志方あきこ、Sound Horizonなどのファンはミクに興味を持つ層と作曲をする層に共通してそれなりの数いそうなので(僕はKircheですが)、そういう人の作品がこういう形になるのかも知れません。ニコニコ動画の作者コメント欄を見たらはっきり判る可能性もありそうですが、面倒なのでまだそこまでやってません。 いや、こういう曲は本当にもれなく大好物なのでいくら供給されても需要が足りなくなる事はないので良いんですけど。

追記。

今日二度目だ。 Pineapple Thiefの"Tightly Unwound"サンプル。 聴きました。すごい。かっこいい。これは洗練度から言っても過去最高作になるのは間違いなさそう。 これがメジャーレーベルの力……なわけは無いと思いますが、気合いの入り方が今までとひと味違うんじゃないかというくらいの出来です。 "Little Man"で何か新しいものを生み出そうとして、"What We Have Sown"で新たな世界への道標を得たという感じのするこのバンドですが、レーベル移籍第一作の今作はまさに次のステージにたどり着いた事を示す作品、ある意味で再デビュー作といっても良いのかも知れません。 内容的な事を言えば音やリズムはぐっとシャープに。そして予告通り全編にわたって七拍子が聴かれるところが興味深い。 七拍子といえばプログレの常套句な訳ですが、この作品に於いてはプログレ的典型的七拍子の扱いというわけではなく、このリズムの持つ独特な突っかかるような感覚を求めて自然と行き着いた結果という気がします。 全体的な印象はかなりハード。ギターリフは今までで一番激しいかも知れない。 そこにストリングスの穏やかなパートを挟んで、全体としての振り幅が非常に大きくなっている感じ。 更に言うと、"Little Man"以降かつて野暮ったかった部分が少なくなってきていたのだけど、ここに来て完全にそれは払拭されたとこのサンプルの範囲では感じました。 これはもう発売が楽しみですとしか言いようがない。 もうひとつ、メーリングリストに登録すると聴ける"Shoot First"のアコースティック・ミックスも良い感じです。上のサンプルで頻繁に登場するフレーズがこの曲のテーマなのね。 ついでに、あまりに情報がないのでもう諦めかけてた The Amber Light の新作。 情報来てました。タイトルは"Play"、4/25発売。Magentaの"Metamorphosis"と被りやがった。 また、"Waste"と題されたシングルも三月末に発売の予定との事。ニュースの記事を読む感じ、ダウンロードとアナログレコードでの販売になる模様。 更にレーベル

さて、と。

初音ミクオリジナル曲にあまりにも良作が多いので、よりみっくみくになるために「フルみっく伝染歌プレーヤー」を試験的に貼り付けてみました。 これで自分のブログに来るだけでいつでもみっくみくだ! まあ、それはおいておく。 今、オリジナル曲のアイディア(だけ)がじわじわと継続的に染み出してくる感じで、ミク曲は経済的・環境的の両面の問題で作れませんが、身の丈にあった形(要するにMIDIですな)で継続的に何か作っていきたいな、と思っております。 自分の曲は九割り増しくらいに良く聞こえてる危険性がありますので、他人から見た評価が欲しいんですけどねー。 そういえば、自分の話にかまけてすっかり忘れてたのですが、 Pineapple Thief が契約レーベルを K-Scope に移籍したという事です。 Mini-site がとうとうオープンしたようですから、まあタイミングとしては良いんじゃないですかね。 とにかく、このレーベル、Porcupine Treeで有名なSnapper系のレーベルでして、ついに同じレーベルの所属になったわけですね(実際、ブログによればPTとの縁がこの移籍の一因になった模様)。 サイトでは"Tightly Unwound"のサンプルも配信されてるようですが、それは今聴くところ。 何か音楽的インスピレーションを与えてくれる内容だと良いな。 とりあえず、サイトにあったプレイヤーバナーおいておきます。

やっぱり楽しいですよ。

MIDI始めて以降のブログ記事タイトルを改めて見直してみたら、だんだん気力が減退していく流れになってて吹き出したぞ。 いや、疲れる事が多いのは確かですけど、続けるにつれて保たなくなってきたとかでは全然無いですよ。第一曲目で詰まって辛いのも間違いないですが。 で、気分転換に作り始めたファンタジーな曲、気分転換のつもりがかなりのめり込んでしまって、相当な大作になりつつあります。 現状パート3(くらいだと思われる)まで行きましたが、まだ2~3パートが残ってる予定なので、最終的には5分超えくらいになるかな。 余談ですが、細かい調整はしていないのですが、この時点でもFluid R3(GS)ではかなり良い雰囲気で鳴ってくれてます。でも一部効果音が今ひとつ上手く合わない。こんな贅沢言ってはいけませんが。 とりあえず、現在の状態は こちら で。 打ち込みで曲を作り始めて気付いたのですが、楽器の前で音を出しながら曲を作るのとは感じが違うのは当然ながら、出来る曲も(最初からどんな曲にするか明確に決まっている場合は別ですが)違ってくるようです。 自分の個人的な感覚では、凝ったフレーズやコード進行は打ち込みの方が出て来やすいようですが、自然な感じのメロディや流れなどは楽器を使った方が生まれやすい気がします。 両方を上手く組み合わせられればいいのですが、今はそういう環境にないので……頑張ります。 今回の曲なんかは結構打ち込みだから出来たという部分のある曲ではないかな、と。

限界に近い。

相変わらずあれです。例の曲について(もうタイトル飽きた)。 現在、二番のサビに入る直前当たりで作業ストップ中。この辺でアレンジに手詰まりになった。演出的にはもう1コーラス増やせば辻褄は合いそうだけどそうすると再生時間が完全にプログレの領域に突入しそうだし。 そうそう、この時点での再生時間が既に3分超えてるんです。これにサビ入って間奏にヴァースにブリッジ、サビ繰り返してとかやってると7分に迫りかねない。もうアホかと。演出過多すぎるんじゃないかと。いや、アイディア片っ端から放り込んだらこんなことに。 もしかしたらこのバージョンも没になるかも知れない。もうどうすれば良いんだこれ。 とりあえず気分を変えて別の曲を作ります。きっとその方が体に良い。

さすがに疲れた。

先日、学校のゼミパーティに行ってきました。 のですが、集合場所の駅を利用した事がないもので、 集合場所のマクドナルドが判らない↓ やっと着いたら誰もいない↓ 連絡を取ろうと思ったら携帯電話の電池が切れる↓ 仕方ないので乾電池チャージャーを購入↓ 出費&使い道orz という非常に辛い状況でした。雪降るし。 それでも、料理は美味しかったし、それなりに楽しい時間を過ごせました。 自分が頼んだのは餃子とオレンジジュースだけであとは残り物処理に回らざるを得なかったのはあれですが。 で、毎度の話題ながらMIDI頑張っております。 最初のup物である「世界の縁(相変わらず仮)」のフルバージョンをいま作ってるわけです。 それで、とりあえず一番の分は原型が出来たのですが、この時点で同じところまで作った破棄版(サイトの当該ページの二つめ)より1分近く長くなってます……うん、確かに大幅にイントロ追加したよ。もうプログレ系の大作ばりに要素が詰め込まれたのを。 ここで一旦upするかどうかまだ考えてませんが、前のバージョンより良くはなってると思います。多分。 でも、ここまででもまだ直したいところは山のように……あぁ、充実しているような辛いような。

楽しくて仕方がない。

ピアノロール上でぽちぽちとノートを打ち込んでいく楽しさに目覚めたような気がします。 ああ、でもベロシティの設定はやだ、面倒くさい。でも最後まで仕上げるにはやらなきゃしょうがないし。 というわけで、飽きもせずにMIDIをせっせと作ってますよ。 今回は気分転換を兼ねて制作中の曲とは真逆な曲調のものを(ノリだけで)作ってみたのですが、出来上がったら「あれ、これ結構良いじゃん」な感じになったので上げてみました。 進行中の「世界の縁(仮)」とあわせて、 こちら 。 しかし、いくら打ち込みが楽しくなっても、やっぱり音楽的な音を入力するには鍵盤で弾くのが一番です。ベロシティとか調整しなくて良いし。 まともな音楽製作環境にしたいなぁ……せめてMIDIキーボードくらいは。 JUNO-Dは割と音も良いし、MIDI接続すれば入力に使えるんですが、親のコンピューターに繋がってるから使えないしなー。 やはり頑張って稼いで何とかするしか。

初のMIDI

タイトルは初音ミクとかけて……るわけでは……、 少しあるよ! んで、ミク使いの皆様の素晴らしい曲に触発されて音楽を作る事を少しちゃんとやってみようと思い立ったわけです。 とりあえず、思い立った時点でなんとなく出来てきた曲をMIDIに打ち込んでみる。 これだけ手を抜いて一晩で一分ちょっとしか出来ない事に音楽製作の大変さを感じますね。 その一晩の成果物は こちら 。 割とまともに仕上がったと思うのですが、どうも煮え切らない。イントロがださいのは仕様だ! 今このデータはとりあえずここで破棄して、いちから作り直す予定です。 完成版では多分調が変わります。もう少し上げた方がよさそう。 いままでも曲をMIDIにしてやろうと思った事は何度かあったんですが、いつもリズムを打ち込む辺りで断念していました。 今回はピアノで弾いてある程度具体的な形が見えていたので、今までよりスムーズに進んだのかな、と。 打ち込みで一曲作る形では処女作ということになりそうです。勿論ピアノで作った曲の処女作は別にありますが。 まずはこの曲を終わらせるところからですが、次回はちゃんと作曲した曲を作りたいなぁ。 話は変わって、 Magenta にEzraのColin Edwardsがギター・キーボードで加入しました。 これでMartin Rosserの抜けた穴が埋まってライヴでのラインアップが完成したことになります。 今後このメンバーでライヴをやっていくと思いますが、今までとどのように変わるのか、楽しみです。

Undecided - Part2

Kayakのサイトのニュースを見たら"Undecided"のプロモーションビデオが新しくなったとの記述が。 これは前のとはほとんど別のビデオですよ(笑)。 まず、ちょっと凝った編集になり、演出も割と施されてます。それと、ステージ映像の割合が増え、演奏に比重が移ってきたようです。見せ方も前よりスタイリッシュになっていますね。特にエンディングの演出がそれっぽくなったのは大きい。 しかし曲自体が別バージョンになっている事に一番驚いた(笑)。 ところで、 たまぁ~ず さんのメドレーの影響で、Vocaloid、主に初音ミク関連の曲をわずかながら聴いているのです。 デPの「永久に続く五線譜」など相当なクオリティ。全体的にミク使いは相当レベル高い人が多いようです。作りたくて作ってる人が殆どというのも大きそうですが。 個人的には、 ゆうゆ Pの「 白の季節 」が特に凄かった。同じ作者の「桜の季節」と人気は互角のようで、どちらが好きという人もそれぞれいるようですが、個人的にはこっちでした。 「歌に形はないけれど」が聴いてて胸が痛くなるようなと言ったと思いますが、この曲はもう少し下、もっとはっきり言えば胃の辺りが痛くなる曲です。 何か辛いことがあったときにお腹の辺りに感じる違和感、その感覚を思い出させてくれる(というか再現する)感じがしました。 それだけ感情に働きかける時点で、相当な力を持った音楽だと思います。 中盤の語りの後、ストレートにサビに流れても良かったと思うのですが、そこを一旦断ち切って、でも最終的には大団円という展開が何度か聴くと心地よくなります。 個人的に好きなんですけどね、予想を一旦裏切って最後に予想通りに持っていくのが。

12分ですって。

MagentaのWeb サイトに、新作"Metamorphosis"の一曲目"The Ballad Of Samuel Layne"の12分に及ぶサウンドクリップが公開されました。 とりあえず聴いてみれば今までYoutubeで公開されたプロモーション・ムービーに含まれた部分は全部入り。 第一印象、Tim RobinsonのドラムはAllan Mason-Jonesのものとはかなりイメージが変わっていると思いました。リズムキープではそれほど違いはないんですが。 音としては"Home"で得た新しい要素は受け継ぎつつ、それ以前の良さも復活、更に新しい面も垣間見せる、実に見事なもの。 冒頭から変拍子をかなり積極的に盛り込み、ラジオ的な音に加工されたギターを挟んだ展開がなかなか独特。 演奏面では、ドラムは従前ですが、ギターは相変わらずセンスの良い音色とフレーズで聴かせます。キーボードも、ソロやギターとの絡み、伴奏のピアノと良い演奏をしています。ベースはどうしてDan Fryが参加していないのかわかりませんが、演奏としては問題ありません。そして、Uilleann Pipeの導入やオーケストラアレンジも決まってます。今まで見られなかった音も取り入れているようです。 楽曲面ではプログレらしく劇的な展開がたっぷり。流れていた音が不意に途切れるような演出が多用されているのが面白い。さらにMagenta節ともいえそうな良いメロディもしっかり用意されています。もうMagenta進行と言って良さそうな独特のコード進行を今回も見せています。 そういうわけで、内容としては文句なく期待通りの出来。新しい面をしっかり見せつつ、初期からのファンにも馴染める音です。 国内版が出るかどうか気になるところですが、対訳はつかない可能性も高いし、国内版の解説って大して訳に立た(ry

昨日は

バレンタイン・デーでしたね。 いや、別にどうでもいいんですが。自分がチョコレート以前に家族以外の人間と接触すらしてないことは。 大学って他もこの時期休みだと思うので、やっぱりあげるだの貰うだの言う人はわざわざ相手のところに行ってるんでしょうか。 余談は置いておくとして。 Magentaの新作プロモーション第三弾。 今回はヴォーカルパートの抜粋。だんだん曲の雰囲気がつかめてきました。やっぱり良い感じです。 これは(多分前のも)一曲目のサンプルなので、これ以降他の曲は紹介されるのか、楽しみ。 そういえば、今更ながら(というか、やっぱりというか) デンカレ いいです。 メタル苦手な僕が言ってるんだから間違いない。 ダークなメタル曲はまあ定番なんですが、ポップやバラードの曲もいける感じ。 イメージの縛りから自由だという事に因るかも知れませんが、妖精帝國と比べると似ているようで曲調の広がりに大きな差が。 あと、メタル曲もそっくりではありますが微妙にこちらの方がこなれている感じがします。 まあ妖精帝國はさほどメタルではないですけど。とにかく妙に耳に馴染む。 キリスト教色を持ち込んだ楽曲はメタル界では定番のようですが、個人的には欧米の本職のメタルバンドはあまり肌に合わないものが多いので不思議な感じ。 改めて聴いてみても一般のメタルバンドは苦手でしたが、音楽的に明確な違いはわからないので、よくわかりません。 まさか声が華憐さんだからというわけでも無いと思うんですが。 あ、最後になりましたが、 Pineapple Thief のサイトのトップに、特に何の記述もありませんが、新作"Tightly Unwound"のジャケット画像と思われるものが掲載されました。 綺麗な画像です。内容の情報も近く発表されるでしょうから楽しみです。

外は白かった。

昨日は雪で外に出られませんでしたが、今日は晴れて夕方には雪もほとんど解けていました。 それにしても予想していないくらい降ったな。ちょっとわくわくした。 ところで、先日うとうとしてるときにふと「来世も愛してくれるなら」というフレーズが降って湧いてきたのですが、僕はこのフレーズをどう取り扱えばいいのでしょう。 やっぱりここは何かの曲名にでもするべきなのかしら。言葉としては臭すぎて適切な扱いがしにくそうなのですが。 これ以外にも、ほとんど睡眠に近い状態の時に自分で後から思い出して恥ずかしいくらい臭かったり意味不明だったりする言葉がぽんと出てくる事がありまして、自分って実はこういう趣味なのかしらとちょっと疑いたくなります。 面白い事に、こういうフレーズは多くの場合、言葉そのものではなくて夢(という表現で良いのか?)に出てくる何かに書かれた文字列の一部という形で現れるのですよ。 それを読んだ中の一部が覚醒しても記憶に残っているという雰囲気で。 それらの言葉、せっかく思い浮かんだのだから何かに使いたいものです。 時に最近、暗い系統のアニソン・ゲーソン系に少し熱を上げています。 きっかけはMarqueeの World Disque にて re-incarnation ∞ YURIA のアルバムが紹介されていたのに気付いた事なのですが、このユニット自体は某ゲームの主題歌をやってるグループとして認知はしておりました。 これや、Marqueeで引き合いに出されている Ali Project 、 妖精帝國 、 Sound Horizon などは勿論の事、立場は違うながら同系統の 電気式華憐音楽集団 など、この辺りの方々の音楽は妙なJ-Popよりもずっと刺激的で強い印象を与えるものです。世間では未だにアニソン冷遇の風潮が無くはないようですが、これらに限らずアニメ・ゲームの主題歌は音楽としてそこら辺のJ-Popより洗練されたものが多いと思います(だからアニソンが凄いとも言いませんが。コード進行やアレンジ手法など、一部定型化している面もありますし)。 ついでにいうと、いわゆるジャパニーズ・プログレとされているバンド達と比べても下手にプログレにしようとしていない分ポピュラーミュージックとして洗練されていると思うのです。 というよりも日本の自称プログレバンドってろくなのがいない気がするんですが。

Magentaのサイトは

定期的に更新されていく模様です。 今回メインページに表示されるビデオが新しいものになってました。 前のものよりはぐっと音楽の様相が見えてきたかなと思いました。 真っ先に気になったのはギターの音が以前よりハードになっている事。事前の情報でもハードエッヂになるという事ではあったので予想は出来ましたが、思った以上の変化でした(このビデオでの出だしの音なんかメタル一歩手前)。 次にシンセサイザーの結構派手なソロも少し驚きました。キーボード系は控えめとの情報だったのですが、量が少ないというだけで演奏を抑えるという事ではなさそうです。 その辺りを超えると、曲調にはそれほど大きな変化はないのかなという感じも。 クリップも近いうちに公開されるだろうから期待。 四月の発売に向けて楽しみ、というか本当に待ちきれない思いですが、幸いにもそれまでの間にも各バンドの作品発売は控えてますので、そちらも楽しみにしつつ待ちたいなと。 あ、待ちきれないと言えば、The Amb(ry Moongarden の" Songs From The Lighthouse "もう発売されてたんですね。 なんだかThe Flower Kingsみたいになりましたね。ヴォーカルの声もRoineと少し似てるし(特に二曲目)、ベースにもJonasを思わせるところがある。べつに狙ってやってるわけではないと思いますが。 曲調自体はそれほどそっくりなわけでもないですね。オリジナリティはあります。 六曲目"Flesh"がかなり好き。そこまで重めの曲が続くようなのでこういう曲が入ると心が綻んでしまいそうです。

昨日の続きとか

Magentaの新作クレジットにDan Fryが入ってないのはなんでだろうね。 さて、Kayakのシングル"Undecided"ですが、Youtubeにクリップがアップされてました。 冒頭のギターから既に60~70年代の名曲群を思わせる香りを漂わせてると思ったら、よく考えればサビのコード進行なんかはThe Beatlesの"Let It Be"とよく似ている(後半、ギターソロが特にそれっぽい)。 それでもパクリとか無個性とか言った印象にならないのはさすが。 曲としては決して斬新な要素があるわけではなく、本当に70年代の曲だと言われたら信じそうなくらい、懐かしいと言っても良いほど定番的な音なんだけど、優れたメロディとアレンジがしっかりと曲を支えている。 ある意味古くさいと言ってしまえるような作風ですが、Kayakの魔力かノスタルジーか、結構新鮮に響くものです。 しかし、曲は相変わらず素晴らしいのですが、ヴィジュアル的なセンスも相変わらず今ひとつです。 メインになっているCindyさんの歌っているところはそれなりですが、ステージ映像が入ると演出のなさにどうも気分が乗りきらないし、最後の最後で笑いを取りに走ったかと思うようなRob Vunderinkのポーズもいまいち。 でもそんな垢抜けきらないところも好き。 そういえば、 Tiles のサイトを見たら、 Discipline が再結成という情報が。というか正式に解散してたんですか。 Matthew Parmenterのソロ活動もどうなってるのかよくわからない状況だったので、これは嬉しいサプライズです。 新作があればもっと嬉しいのですが。どうなる事やら。

Metamorphosis

前から気になっていたMagentaの新作情報がついに公開。 タイトルは"Metamorphosis"、4/21発売。 ジャケットのイラストがあまりにイメージと違うものだから最初 DPRP で見た時同じ名前の別バンドかと思ったよ。 とにかく今までは想像できなかったくらいダークな雰囲気で、プログレ界ならCarptree、さもなければメタル系のバンドみたいな感じがします。ああ、とはいえこれは結構かっこいい。 Album Information: Track listing: 1.The.Ballad.Of.Samuel.Layne.[20:17] 2.Prekestolen.[03:43] 3.Metamorphosis.[23:15] 4.Blind.Faith.[6:01] Lead Vocals: Christina Keyboards, guitars, bass, recorder, backing vocals: Rob Reed Drums: Tim Robinson Lead Guitar: Chris Fry Detuned guitar: Martin Rosser Uilleann Pipes: Troy Donockley Backing vocals: Stephan Rhys Williams とのことで、今回はフルにバンド編成で録音が行われた模様。そして久々にプログレらしい大作指向。 ドラムはTim Robinsonに戻っているようですが、個人的にはFyreworksのころから彼のドラムは好きだったので期待。実際、トレーラーを聴いた感じでも良い感じの演奏をしています。 ついでに言えば、曲の方はこれを聴く限りジャケットほどは大きな印象の変化は無い感じ。とはいえやはり今までと違う雰囲気は感じさせます。 Metamorphosisってのは変身のことだけれど、まさにそういう印象が個人的には感じられました。 念のため、去年後半から今年にかけての購入予定。 The Flower Kings /The Sum of No Evil Kayak /Coming Up For Air Magenta /Metamorphosis Pineapple Thief /Tightly Unwound(?) RPWL /不明 The Amber L

歌に……

ここ数日、ニコニコ動画の「歌に形はないけれど」を延々とリピートして聴いてます。 勿論、他にもここ最近良い曲だと思った曲はたくさんあるんですが、聴いてて胸が痛くなるような気持ちになったのは久しぶり。 ここまで曲が胸にすっと入ってきたのは The Flower Kings の"A Kings Prayer"ぶり、日本語の曲ならチョコボレーシングの「心のたからばこ」以来かも知れない。 コード進行とかの理論的な面だけならJ-Popとかのつまらないと思ってる曲とそれほど大きな差は無いのかも知れないけど(そもそもA Kings Playerなんか冷静に曲としての出来を評価するとかなり怪しい)、この評価を分けるのは歌詞とか色々なセンス、それに作者の思いの強さというところでしょうか。 自分もそんなところがあるのですが、本当に「良い」と思う曲というのは少なからぬ場合、何日も考えてここはこうしようとか作り込んでいった結果出来るものではなくて、ほんの短い時間ですっと最後まで出来てしまう事が多いものです。なかには作曲に手間取ったらこの曲は生まれてくるべきではなかったと破棄する方もいるとか。 それは時間をかければそれだけ思いから離れていき、作曲が作業化するとか、時間がかかるような曲はそもそも感性の部分から離れているとかいろいろ考えはありますが、確かなのは良くできた曲が良い曲というわけではないという事でしょうか。 なんにしても、複雑な変拍子とか妙な和声とか高度な斬新な曲を聴くのも楽しいものですが、こういう曲を聴く耳をなくしたらおしまいだと思います。 ちなみに、曲のタイトルでぐぐればトップに当該ページが来るはずなので聴きたい人はそうしてください。 (追記:ニコニコ見られない方は こちら ) 良い曲と言えば、 Kayak の新作"Coming Up For Air"が発売になりました。 公式サイトのニュースページからiTMSに飛べるので、まずはそこで試聴すると良いと思うのですが、これはかなり良さそうです。 ぐっと来る美しいメロディと怪奇コミカルのKayakらしい二本柱を軸に70年代に近い音も取り込みつつ、実にかっこよくスリリングなアレンジで仕上げられており、ファンは満足の出来(下手すりゃ最高傑作だ)なのは勿論、ロックファンなら誰しも気に入る曲があるんではない