とりあえず転売屋は滅びろと言いたい

今更な話題ではあるのですが、まんがタイムきらら10月号の件です。
「けいおん!」の最終回が掲載されたことでやたらと売れて、聴くところによると発売日で六割売れたらしく、一週間後には編集部のブログでほぼ完売と書かれるような状況でした。
当然自分も購入できませんでした。
最終回ということでアニメファンがこぞって購入したか、それなら読者として良い迷惑ではあるが仕方ない、という気持ちもあったのですが、ネットでろくに読む気もないのに買った人を見てイラッとしたりはしました。
のですが、Amazonのマーケットプレイスの2000円からスタートという出品価格、更にYahoo!オークションで非常な高値で「新品」を販売している出品者の存在などに非常な不快感を覚えまして、ふざけんなと。
何得意げに「5冊ありますので」とか書いちゃってるんだと。その五冊どこかの書店で買ってきてそこを利用してる読者に迷惑かけただけだろうと腹が立ちました。
中古に高値を付けるのも出品者が自分で設定してるんだから腹立ちますが、新品を高値で売るって事はもうそれ目的で買いに走ってることが明らかなわけで。
当然、読者の中にはそうしたものに手を出すことを考えつかない人もいるし、不当な高値では手が出しづらかったり、そもそもこういう商品に手を出すのは不当転売行為を助長するような行為でもありますから、こうした商品がまともに売れるとは考えにくいです。
それは結局のところ読者に渡るはずだった発行部数の一部が転売用に確保されたままの商品として残ることを意味し、つまるところ本誌を手に取れない読者が増える結果を招くことになります。
更にこういう事をする人がいれば、発行部数が増えてもあるだけ買って行かれてしまう可能性があり、部数が増えるほど被害も増えることになり得ます。
編集部でも品薄を見越して発行部数を大幅に増やしたそうですが、結果的には転売屋を大量発生させる事態を招いたに過ぎなかったかも知れません。

出版業界の内情は知りませんが、店頭で減った雑誌の数が回復したのを見たことはありませんし、性質上雑誌の増刷というのは難しいのでしょうから(今回は複雑な付録もありますし)もっと刷って自分にも買わせろとはもはや言いません。
オークションに手を出す気もないですし、Amazon等にも善意の出品者などが見当たらない以上、今月号の入手はもう諦めています。
毎月読んでいますし、直接的な続きが気になる作品もありましたから残念ではありますが、仕方ありません。
しかしながら、このようなことで転売行為を行う人が得をするという構図は好ましくありません。
そのためにはみんなが不当転売商品は買わないという心構えを持ちたいものです。それを捨ててれば変えなくはないのですが、今後に汚点を残すので絶対にイヤです。
もちろん、まさかの増刷で転売屋涙目というのが理想的な展開ではありますが。
ちなみに、善意で出品しているらしき人はYahoo!オークションで一名だけ見かけました。300円だった価格はみるみるつり上がって1000円を超えていましたが、ああいう形でなら良いのかなと思いました。

あ、それと話は全然変わって。
Cinematique Instruments Bowed Guitars。こういう系統は最近の流行りなのでしょうか。
Sigur Rosよろしくエレキギターも入ってれば更によかったのですが、いい音です。
デモソングには微妙に意識が見えるような?

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