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Showing posts from August, 2009

あれも欲しい……。

どうも、買いたい物があるときはもたもたしてると余計お金をかける羽目になると学んだ河上です。 少し前に発表されたカシオの新しい Privia が結構良さそうな気がするんです。 前からPriviaの鍵盤は安価ながら結構気持ちいいタッチで、個人的には好きなんですよ。今回、鍵盤と音源がともに大きく改良されているそうですから、どんな物かと思って。特に連打性が向上したらしいので試してみたいです。 そういえば、少し前に Native Instruments から立て続けにいろんな発表があって大変わくわくしたわけですが、その内の一つ、Kontakt Player3を採用する音源もいくつか情報が出てきてます。 特に気になるのが Vir2 の"Q"と Sample Logic の" Morphestra "。 前者は詳細な情報が全くないので今のところどうにもなりませんが、後者はある程度詳細が公開されています。 気になるポイントは Kirk Hunter Studios の協力の下制作されているということ。そういえばKHの過去の製品に同じ名前の物があったような。 サイトではサンプルとビデオが公開されていますが、とても魅力的な音です。Sample Logicの製品はやや製品ごとの区別がよくわからなかったりするのですが、そこはまぁ特徴が一貫しているということで。 ちょっと風邪を引いたようです。時節柄、新型インフルエンザの疑いとかあると困るのですが、どうやら大丈夫なようです。一応マスクはしておきますが。 ピアノは前より指が回るようになってきたような気が。練習の成果が出てくると嬉しくなりますね。

日本的な物って良いよね。

主に音楽方面の話。 この前から頻繁に東方を話題に出してますが、実際のところはまったのは最近ながらアレンジなどを耳にして興味を持ったのは大分前の話で(おそらく一年半くらい前)、理由はもちろんタイトルにある通りのことなのです。 ここでいう日本的というのはいわゆる和風とは違って、もっと身近な日本的郷愁、自分が小さな頃くらいのレベルの懐かしさを感じるようなものですね。 fra-foaの「宙の淵」っていったら伝わるかなぁ。大半の人には伝わらないだろうなぁ。 他には S.E.N.S. の曲とか、ジブリ映画(特に千と千尋の神隠し)のサントラとか、その辺が僕の好きなその手の音楽でしょうか。 松田昌 さんの「春待人」とか良いですね。収録曲の中には決して日本の物ではない要素(そもそも二胡が大活躍してたりする)も含まれていたりしますが、少なくとも懐かしさを感じる要素はどの曲にも貫かれているはず。本人の楽曲解説もそんな感じだし。タイトル曲が素晴らしいのですが、それ以外も佳曲揃いです。「道行」「5月の風」「この指とまれ」あたりが特に好き。 で、なんでこの作品についてだけ長々と語っているかと言えば、単に今これを書きながら聴いてるからです。 実は東方ファン(激しいのが好きとかいう人は知りませんが)にもかなり受けそうな曲調だと思うんですが、聴いてる人はどれくらいいるんでしょう。 自分がこういう風に懐かしいと感じる曲は、スケールやコード進行、音色などにある程度の傾向があるような気はするのですが、未だにはっきりと掴めていません。 中には日本的というより明治大正あたりの頃の「洋風」を思わせるような曲もあるからなぁ。 何にしてもノスタルジックは自分の創作の大きな柱の一つです。 こういう曲に関していつも思うのが、世間では癒しだのなんだのって持て囃されてるじゃないですか。S.E.N.S.なんてまさにだし。 個人的には、別に「癒し」じゃなくて良いじゃないかって思うんですよね。音楽が積極的に癒しに来てくれるっていうのもなんか気持ち悪いと思うんです。曲を聴くのは自分な訳で、それでどう思うか、どう感じるかも自分で決めることだと。 それで癒される~っていうならそれでもいいし、逆に心が乱されることもあるかもしれない。むしろ僕なんかは高確率でそうなりますが。元気になるかもしれないし、落ち込むかもしれない。 それは自分で曲を

そういえば、

先日15日に、その日がコミケのあった日だと失念したまま何の気なしにニコニコ動画で「東方」タグにアクセスしたら(実はこのタグ自体にアクセスしたのは初めてだったりする)、東方星蓮船「製品版」のプレイ動画があって、ちょっとびっくりしました。 それで、どうせ当分手に入らないからと見てみましたが、今回の音楽は面白いですね。 前半はシンセとサックスが前面に出て透明感・浮遊感が強い現代的なイメージだと思いましたが、後半はむしろ閉塞感の方が強く感じられたような。体験版の感じで最後まで行くのかと思っていたのですが。 四面道中曲「幽霊客船の時空を越えた旅」や六面道中曲の「法界の火」あたりはかなり「東方っぽい」というイメージとは異なりましたが(前者は聞き込むとらしさを感じる部分はありましたが)、それ以外の曲は概ね前作の延長線上にあるのかな。 とはいえ、典型的な東方色がバリバリ出ていたのは最終ボス戦の「感情の摩天楼 〜 Cosmic Mind」だけだったかもしれません。 この曲に加えて一曲挙げるならEXボスのテーマ「平安のエイリアン」でしょうか。 出だしあんまりパッとしたイメージはなかったのですが、途中のピアノパートあたりでおっと思い始めて三回目くらいから物凄く良く感じるようになりました。東方の音楽ってどんなのか一曲で説明しろって言われたらこれを挙げるんじゃないかというくらい(いや、本作の中ではやっぱり感情の摩天楼か)。 過去のいろんな曲を思わせる雰囲気が混じっていて、本来は初視聴時の印象が強烈な曲なのかもしれませんが、個人的にはそうでもなかった。 あと、もしかして今までと比べて音質の向上が著しいのではないかと。特にドラム系。聴くからに打ち込みと感じさせるところがあまり無かった所為かもしれませんが。シンバルの音は明らかに向上しているような。 ゲームの方については、まぁやってみないことには何とも言えませんが、キャラクターは今までと違ったイメージの方が多いような。単に絵柄が違うからでしょうか。いや、デザインのコンセプトとか性格設定(特に基本的にみんな善人なところ)がやっぱり違う気がします。 個人的には音楽から入った身ですが、調べて行くにつれて世界観や物語の作りにも魅了されつつあります。でもきっと東方の「キャラクターに」興味を持つきっかけになったのがkamSさんの動画である僕は少数派に違いありま

追悼

といっても、今テレビで大きく報道されてる山城新伍さんではなくてLes Paul氏のことであります。 言うまでもなく、ギタリストや、それに限らず多くのロックファンにとってはGibson Les Paulギターの生みの親として知られているわけですが、その名があまりにも伝説的に知れ渡っている故に僕にとっては既に歴史上の人物という感覚が強く、改めて訃報を聞くとショックと言うよりは何かものすごく意外な話を聞かされたような気がして、逆に同じ時代を生きていたのかという印象の方が強かったです。 実際94歳ということで、もっと前に亡くなっていたとしてもおかしくはないし、むしろロック界の伝説的ヒーローとしてこれほど長く生きた方はそういないように思います。 今回の訃報を受けて彼の功績を改めて確認してみましたが、自らの名前がついたギターの他にも彼の生み出した様々な発明が今の(特にポピュラー)音楽界に与えた影響の大きさが思い知らされ、改めて彼の偉大さを実感しました。 今は、これまでのあまりにも偉大な人生の分、安らかにお休みください。 ところで、疲れて少し眠い状態で目を閉じると時々面白いイメージが浮かぶことがあります。 それはいわゆる萌えキャラ絵であったり風景であったり、あるいはもっと抽象的なイメージだったりするのですが、共通するのは自分にとって魅力的で、かつ覚醒しているときにはまず思い浮かばない類の物ということです。 同じようなことは音楽のメロディや言葉のフレーズにもあるのですが。 おそらく自分が普通に考えている意識より少し奥のところで、今まで見聞きして魅力を感じた物を集めて再構築しているのが眠い拍子に意識下まで浮かんでくるのだと思います。 思うに、芸術方面で才能のある人とそうでもない人の差はそれを創作時に意識できるかどうかなのではないでしょうか。自分で言うのも何ですが、そうして浮かんだイメージの中にはこれが既存の作品にあったらこの作者は天才じゃないかと思うであろうレベルの物も混じっています故。 だから偉大な芸術家は妙な思考をしていたり時に精神に異常を来したりあるいは薬に手を出したりすることがあるのかも。 あ、もしかして お酒が入ると調子が出る人 がいるのもそのせいじゃないか? ピアノは今更になって重大な発見。 今までの練習の非効率さが浮き彫りに。ちくしょう。

何というかですね。

個人的には、頭の中で曲のイメージがはっきりしてくるほど、打ち込みには向かいにくくなっていくわけです。打ち込みなら音を置きながら考えていくという方が作業として楽なような。 イメージのはっきりしている曲は一回弾いてみた方が形にしやすいようです。良い機材持ってたらリアルタイム入力でそのままデータにしてしまうところなのですが。 そういえば先日何月かに一度思いつかくくらいのすてきなメロディが浮かんだのですが、書き留めたりする前に盆踊り会場のあたりを通ったせいでほとんど忘れちゃいました。 以前も似たようなことがあったなぁ。そのときもなかなか作れないくらいのメロディだった気が。 あ、この前東方の曲が結構好きって書きましたが、最近原曲もぼちぼち聴くことが出来てます。本来は原作を入手して聴くのが筋なのですが、そもそもどこで手に入るの。とらのあなで見付けられなかったのだけど。 それでいくつか思ったことがありまして、 まぁ曲によってはピアノがやばいとか(ネイティブフェイスとかはまだしも、夜雀の歌声あたりが恐ろしい。スピードの面だけの話ですよ)トランペットの存在感とか小刻みなドラムとか、その辺は割と当初からわかっていたのですが、ベースが恐ろしく作り込んであるのは新発見でした。 なんとなく、いわゆるベースギターのフレーズとして作ってはいないような気がします。演奏の難易度はともかく、フレージングとして弦楽器の演奏を前提にしているとは思えない。 とにかく、ベースが難しいという話です。いや難易度自体はそれほどでもないか。キーボードの低音といった方がしっくり来るパターンが多いんですね。 それと、今までアコースティックなダンス音楽系というイメージでいたのですが、曲作りの方向性としてはむしろヘヴィメタルに近いような気がしました。あくまで個人の感覚ですが。 もう一つ、これは曲に関することではないのですが、音色に対する感覚は音楽の性質によって変わるのだな、という。 簡単に言えば、東方曲のトランペットやストリングス、ドラムなど(あとはギターなんかも)は通常のバンド演奏の中だとシンセサイザー、電子ドラムの音として認識されるような音色だったりするのですが、曲全体がそういう音色で出来ているので、その中では実際にトランペット、ストリングス等のパートとして聴いてしまうということですね。 これ