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Showing posts from May, 2011

音楽と世界

最近、今まで聞けなかったバンドや作品について少し手を広げていってます。 困ったことにCDが入手困難なバンドが多いのですが、ぼちぼち曲を聴くこと自体は出来ているかなと。 NeBeLNeST はもう完全に固有の音楽性が定着してますね。ワンパターンと表裏一体の部分はありますが。やっぱりここのドラムは変態だと思います。 X-Legged Sallyはただ凶悪なだけでなく、遊びもあるところが凄いです。手に負えない。かなりノリノリですが、合わせて踊れるかどうかは微妙ですね。 Alamaailman Vasarat はアコースティックで哀愁のある曲とディストーション・チェロを加えて走る曲の二本柱のようです。後者の格好良さが半端でないですが、前者も味わい深いものがありますね。 入手がこの中で圧倒的にしやすかったのが嬉しい。 そして Flairck は民族音楽系バンドの頂点ではないでしょうか。演奏力が凄まじすぎてもう何も言えませんが、楽曲自体のすばらしさだけでも一流。"Symphony for The Old World"を一刻も早く再販していただきたい。ワールドミュージック的なものを聴く、作る人は絶対聴くべきものだと聴いた範囲だけで確信したぞ。 まあ、挙がったラインアップを見ればどういう音楽を漁ってきたのか一目瞭然。 色々刺激やヒントも得られたし、これからも曲作り頑張るぞー。

おおっと

現在MIDIで曲を作っているわけですが、MIDIの(というか音源のMSGSの)仕様上どうしても出来なかったことを解決しそうな方法を思いついたので試してみたらうまくいきました。 これは結構、出来るなら使うところは多そうなテクニックなのでちょっと嬉しいかも。 とはいえ、別に画期的なアイディアというほどのものとも思えないので、自分が喜んでるだけでその筋の人には基本だったりするかも知れない。 しかしそれだけでは如何ともしがたい、山積みのMSGSの問題点……。 それにしても、作業をやってて思うのは打ち込みにも慣れてきたなぁということ。 割り切ってシンプルな作りにしている面もあるのですが、作業の速度は昔からかなり上がっていると思います。 今の一番の問題は感覚で作り始めると確実に途中で展開に詰まるところかも知れない。 まさに今がその状態。

そろそろね。

祖父が亡くなってからもう一週間が経ちました。 そろそろ、追悼ムードから立ち直っていつも通りのことを書いてもいい時期だと思います。 ため込んでいた話題が幾つかあるので、軽く触れていこうかなと思います。 魔法少女まどか☆マギカ が完結しました。 関東と東海では放送中に地震速報が流れたり、関東では謎の白い液体に浸食されたりと色々ありましたが、無事最後まで放送されたのは嬉しい限りです。 内容ですが、素晴らしかったですね。 ネタとしては決して新奇なものではなく、むしろ手垢の付いたものだったかも知れませんが、これまでの話数で何気なく描かれていた様々な要素が見事にこの結末への道を示しており、終わった後で味わい直してみればまるで全てがあるべき場所に収まったような、見事なエンディングでした。 画面演出的にはちょっと頑張りすぎたようなところもあり、シーンによってはもう少しあっさりしてもよかったのではと思ったのですが(特に11話のほむらの家と最終話の宇宙でのシーン)、戦闘の描写などはそれがハマって凄まじく盛り上がりましたね。 1クールでは若干情報量が過密気味な部分があり、ストーリーを読み取るのに充分な情報が余裕を持って入れられなかったようにも感じましたが、一応の答えやそれに繋がるヒントは全て物語の中で提示されており、限られた物量の中で破綻無く纏め上げた作劇の手腕には感動さえ覚えました。 間違いなく、今年を代表するアニメの一つとして名を刻むことになるであろう作品であり、これをリアルタイムで楽しむ事が出来たのは本当に幸せでした。

……そういうわけで。

先日、葬儀を終えました。ようやく疲れも取れてきました。 はい、去る5月8日、父方の祖父が亡くなりました。 だいぶ前から病気で老人ホームにて介護を受けて暮らしていたのですが、深夜に電話があり容態が急変したということで、起きていた家族で急いで向かいました。 到着したときには既に死亡していました。 部屋にあった家族からのメッセージや生活の跡が、この期に及んではとても寂しく感じました。 それでも、晩年をそれなりに幸せに過ごさせてくださった施設の方には、本当に感謝しています。 施設のベッドで見た死に顔は、元気だった頃とは違うのだと実感させられるようなやつれたものだったのですが、死に化粧を終えた顔はまるでまだ生きているかのようで、色々なことを思い出しました。 棺に花を納めるときはとても辛かったです。 また、火葬を終えて焼き上がったお骨を見たときには、もうお祖父ちゃんはこの世にいないんだと思い知らされて胸が苦しかったです。 それでも、会う機会の無かった親戚と久々に会って話をするのは楽しかったですし、そのことでだいぶ落ち着くことが出来ました。 亡くなってから葬儀が終わるまでの二日間は、自分の人生の中で忘れられない時間になりました。 最後に、故人の思い出と、今回関わってくださった全ての方に感謝を表明したいと思います。

はぁ……。

本当は色々と書きたいことがあったのですが、そういう状態ではなくなったので、何日か保留することにします。 詳しいことは諸々のことが済んでから触れたいと思います。 自分としても、人生で初めて触れる(そして、この先何度か触れるであろう)出来事なので、ちょっと気持ちが整理し切れていない部分があります。 ですけど、これも生きていく上で大事な経験の一つと思いますので、この経験を一つの糧にしていきたいと思っています。 では、手短ですが。