むぅ。

Pineapple Thiefの公式サイトに繋がらない。
今までこういう形で繋がらなかったことはなかったので、更新のために落ちていると考えて良いのでしょうか。
(追記:そんなことはなかったんだぜ)
少し前には新作ジャケットとおぼしき画像がチラ見せされていましたね。
発売まで後一ヶ月ですし、いよいよ楽しみです。

そういえば、The Amber Lightから脱退したLouis Gabbianiですが、90年代にはLight Seems Darkというグループで活動していたらしいです。
唯一作は99年の"Psychedelic Virgin"。メンバーはLouis Gabbianni(Keyboards, guitar & Vocals)とJanu Feldmann(Drums, Bass & Vocals)の二名。
トラックリストは以下の通り。
1. Between The Clouds (Gabbiani) 4:51
2. Mind In Cage (Feldmann/Boyer) 6:51
3. Callings From The Distance (Gabbiani/Feldmann) 7:48
4. The Psychedelic Virgin (Gabbiani/Feldmann) 28:58

ここで音源を入手可能ですが、かなりPink Floyd的な音です。録音そのものはやや古めかしく、70年代の作品を聴いているような気分にもなるのですが、特に"As they came they slightly disappeared"あたりのThe Amber Lightに繋がる要素は感じさせます。
また、ベース、ドラム担当の人は名前からして北欧系のようですが、このリズムセクションの音がまた70年代的なイメージを強めています。
1はさっそくPink Floyd風の曲。この気怠い雰囲気はThe Amber Lightよりも確実に70's Floydのイメージ。正直、とても90年代の作品には聞こえない。
2も気怠い感じだが、ヴォーカルにPeter Hammill(というかMatthew Parmenterに近いかも)的な表情も現れる。何にしても、やはり70年代英国の発掘ものみたいな感じ。
3はまたしてもかなりPink Floydな曲。歌い出しから絶好調。中盤オルガンがリードするインスト・パートが良い(タイムスリップ感も絶頂だが)。
4は29分に及ぶ時間をたっぷり使ったサイケデリック大作。オルガンを中心にエキゾチックかつメロディアスな前半、様々な音が散発的に現れる後半、ともにかなり印象的。中毒性がある。

個人的には、The Amber Lightを脱退したLouisが再びこっちで活動を始めるのも充分にありかな、と思いました。
The Amber Lightのような音を経た後でこのグループの音楽がどのようになるのか、結構興味があります。
それにしても、これを聴く限りThe Amber Lightにプログレ的な音を持ち込んだのはやはりLouisと見て間違いないようです。
"Play"と聞き比べると彼が脱退した要因が何となく見えてくるような気になります。

さて、その"Play"ですが、予想以上に長いポストになってしまったので感想は次回に回します。

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