Posts

Showing posts from April, 2007

続らき☆すた、とか

前回話題にした らきすた に関しては一時かなり酷い騒ぎにもなりましたが現状は正常化しているみたいですね。 ニコニコ動画を話題に出すとからしくない事をしてしまったような気もしますが、原作からまったりした雰囲気が好きだったので、騒ぎって似合わないと思うんですよ。 とか言ってたら スケッチブック が今度はアニメ化するようで、最近四コマ原作のアニメブームだなぁと思う一方で不安も当然あるわけで。 らきすたはアニメのああいう作りが受け入れられる作風だったわけですが、この作品に関してはあんな風に予想外の暴走をされては困る作風ですから。そういうスタッフではないので、大丈夫と思ってますが。 サイトの紹介文を読んでも、ちゃんと原作の大事な部分は生かしてくれそうな感じがします。 さて、ちょっと訳あって今fra-foaの"13 leaves"を聴いてます。 fra-foaって、と言う話なら間違いなく宙の淵が良いですが、こちらの方が心にすんなり染み入る内容ですね。 当時批判も多かったと記憶していますが、改めて聴くとテーマがより心情的、実体的になったのが主な違和感の元で、音楽の力自体はそれほど変わっていないような気がします。 宙の淵のような凄味はないのですが、こっちの方が素直に「泣ける」作品かな、と思いました。 で、その「理由」ですが、これは河上として公に出す事は多分しないと思いますので伏せておきます。 とりあえず泣ける曲がほしかった、とだけは言っておきます。

Lucky Star

絆創膏が引っかかるのもピアノが弾きにくい原因だったかもしれない。 ここ最近、ニコニコ動画が外山恒一、ゲリゲリ、そしてらきすたと神がかってますね。主に狂った方向に。 らきすたのOPに関して言えば京都アニメーションがハルヒから丁度一年の節目にまた仕掛けたという側面も持っていそうです。 あれでダンスするアニメが売れると認識したという判断も無くはないような気はしますが、むしろあのEDが山本氏主導で作られたことの単なる再提示に過ぎない気がします。 そして作りとしては(OPとEDという違いはあれど)ハルヒを上回るものになっていると思います。 実のところ僕も(東海での本放送はまだなのですが)楽曲を含めた当該OPにかなりはまってしまい、ちょっと危ないかも(笑)。 というかこのオープニングテーマ、かなり中毒性が高いです。ノリに少しEcholynを思い出したのは秘密。 現在のコミュニティはある程度のインパクトのあるものを提示すれば迷わずにそれを話題にあげますし、それが何かしらの引っかかる要素を持っていればその話題が大きくなるのも必然といえます。 そして話題にする声が大きいほどそれに引き寄せられる人も多くなる。 今回のOPは(少なくともニコニコ動画という限定的なコミュニティに於いて)確実にその流れを非常に強く掴んだわけで、そのことが面白い(ある意味では作り手にとって非常に都合の良い)現象に結実したと思うのです。 インターネットにおける「口コミによる」話題の拡大の強力さを改めて鮮烈に示したとも言えますし、現代の広告戦略上の必然に過ぎないかもしれません。 制作者側がどれだけの効果を期待してこれを作ったのかわかりませんが、少なくともここまでの強力な流れが発生する事は予期されていなかったはずです。 よく考えると、(多分)制作者の意図した方向性で、意図した以上の話題を呼ぶ作品というのは(少なくともアニメに関して言えば)非常に希有だと思うのですが。 意図しない方向で強烈な話題をを招いたMUSASHIなんてのはありましたが。 うだうだと書き連ねましたが、要約すると「東海での本放送楽しみだなー」