碧。

えー、どうでもいい話ではあるんですが、最近またBlue Motionを聴き始めてます。
探すと他にも同名のグループが存在するような感じですが、スイスのFritz HauserのBlue Motionです。
Fritzのドラム、二名のキーボーディストによるピアノやオルガン、いずれも物凄い高度な音楽性・演奏技巧に満ちていて、なんというか今聴いても圧巻と思わせるものがあります。録音そのものの質も充分現代のレベルなんじゃないかな。
何が凄いって、ふたつのキーボードが、決して分厚くというわけではないのですが、非常に入念に重ねられていて、精密なドラムと合わせて完璧なほど緻密な音の構造を成しているのです。
楽曲自体も無調のところを含め高度な和声が用いられている(と思う)し、所々ではメロディアスなところも見せる(Stonehengeのエンディングは感動的)のがいい感じ。
何よりやっぱり演奏技術が凄い。Stephan Griederみたいにピアノを弾いてみたい、と思うのです。

国内版のタイトル「碧き衝撃」は個人的にどうかと思いますが。

とにかく、こういう現代音楽的な和声・スケールを用いた曲は聴き手としても作り手としても大好物なので、頑張ってものにしたいなと思ってます。
ロックを格好良く見せるとても有効な手法の一つでもあるしね(笑)。

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