近況というか。

最近久しぶりにKinoのアルバムを聴いてました。
当時の印象より良い作品だと思い直しました。どの曲にも印象に残るメロディがある。
ただし、サビのメロディが強烈に印象に残るのに対してその他の印象が薄すぎるのが問題。特に"Letting Go""People"なんかはサビが絶品なぶんだけその感じが強い気がする。
とはいえみんな演奏上手いんだな。最近まで知らなかったのですが、このあとドラマーがIt BitesのBob Dultonに変わったのですね。そしてオリジナルメンバーのJohn Beckに加えて再結成でJohn MitchellもIt Bitesのメンバーになったためほとんどベースが変わったIt Bites別動隊になってるわけだ。
うーん、Kinoもまだ続けるようだけど、本当にこの編成で続ける意味があるのかどうか。音楽的なメンバー間のパワーバランスとか色々違いはあるのだろうけど。
John MitchellはFrost*にも参加してるわけだけど、こっちも解散したと思わせといてやっぱり続ける事になっている模様。リーダーのJem Godfreyのブログには継続的にその活動の様子がYouTubeビデオで掲載されてますが、制作現場のレポートという性質のものではない様子。
なんかJemさんがFantom-G7を入手して喜んでるみたいですね。Nord Waveもお気に入りの様子?な、仲間か。

最近ちょっと展開が全く発想できなくなってしまってオリジナル曲作りが止まってます。
どうも自分の中に眠る神は自分が眠りかけた時に目を醒ますらしく、睡眠でも覚醒でもないうとうとした状態の時に物凄く良いメロディを提供してくれるようです。
それは良いメロディを思いついた気がした! というレベルではなく、その時ははっきりと音も追えるくらい明確に流れてるんですが、結局目が覚めると忘れているという。
いやー、さっきそれで四曲ばかりすごい良曲を作り逃したようなのでめっちゃ悔しいんですよ。
悔しいからさっさと寝てまた良い曲が流れてくるのを期待します。もうさっさと寝るという時間じゃありませんが。

しかし、そのような経験をする度に、自分にも頭のどこかにすごい作曲家が潜んでいるのかなぁ、と思うわけですよ。もしかしたら殆どの人はそれが顕在化しないだけで誰もの中にそれはあるのかもしれない。
才能ある作曲家という人種はその神を意識レベルまで引っ張り出せる人たちなのかな、とか、そう思ったりもするわけです。
きっとあとから学んだ音楽理論とかは、メロディの発想に関してはそれほど重要じゃない気がします。自分の中にある神にどれだけ餌を与えるか。それを如何にして見えるところに引きずり出すか。やっぱり一番大事なのは良い曲をどれだけ聴いたかというところじゃないかと。

いや、神が起きてる時にぱっと目を覚まして覚えているうちに曲を書き留めてしまえれば良いんですがね。

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