世の中騒がしいですが。

なんだか世間では小学館の漫画編集問題だとか秋葉原の事件とか首相の問責決議とかで騒がしいですが、一つだけ思うのは世間で何があったとしても自分の人生はちゃんと普通に生きていこうと。
薄情に響くかも知れませんが、自分と離れたところで起きた事件が「起きたこと」で自分の暮らし方まで変えてしまうのはアメリカ同時テロの時にやりすぎちゃってもういいやって思いました。
どんなに悲しい事件があったとしても、そのせいで世界中の人が楽しい時にも笑えなくなるとしたら、そんなのいやです。
僕がこれらの事件に対してやる事は、小学館の編集を糾弾して、秋葉原で亡くなった犠牲者のご冥福をお祈りして、首相もともかく民主党の方も駄目じゃんと言ってやる事くらいだと思います。

さて、本題。
Rogues' Galleryのアーカイブを見ると判りますが、このWebラジオで今までにMagentaの"Metamorphosis"とPineapple Thiefの"Tightly Unwound"の(たぶん他にもあるはず)アルバム全曲が配信されてます。他の多くの曲も詰め込まれたmp3ファイル(およそ200MB前後)をダウンロードする気があれば今でも全部聴けますよ。
過去にはPineapple Thiefの"What We Have Sown"を一度に全曲流した事もありますが、こういう番組が当該アーティストのインタビューまで入って無料で堂々と配信されているのには、日本と欧米の著作権観念が同じではない事を感じます。
これも使用料などは支払っているのでしょうが、それでもただでアルバム収録曲のフルバージョンが聴けて、それをいつでも保存できるなどということを日本でやったらまず間違いなくあっという間に叩かれるような気がします。動画サイトとかでの無断共有はありますが。
もともと洋楽を聴くようになって公式サイトで何曲かのフルをダウンロードできたり時には全曲聴けたりするのを見かけるようになったので、日本の(JASRACに支配されている)著作権構造が大いに問題があるのではないかと感じた次第。

最後に。
Bela D MediaRetro Flute
サンプル聴いたんだけど、これすげー。製品情報に書いてあるとおり、本当に多くのプログレッシヴ・ロック・バンドで聴いた事のある、そのまんまの音。
扱いやすさにもよりますが、これソロフルート専用の音源としては決定版になるかも知れません。それくらいびっくりした。
サイズ的にも雰囲気的にも、Garritanが以前出してたヴァイオリンやチェロのライブラリに近いような気がします。そういえば最近それと同じ技術を使ったSamplemodelingのトランペット音源も知って、ほー、と思ったりしましたが、他にもRolandのSuper Naturalとか、最近はサンプル自体の巨大化が一段落して独自なサウンド・デザインによる効率・表現力の追求が流行なんでしょうか。
個人的には、いろんな奏法のサンプルをつなぎ合わせて演奏を再現するという手法はいつか行き詰まると思っているので、そういう傾向があるなら大歓迎です。

ところで、Lyrical Distortionはどうなるの?

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