Wisdom Of Crowds revealed

先日公開されたWisdom Of Crowdsですが、Bruce SoordとKatatoniaのヴォーカリスト、Jonas Renkseのプロジェクトである事が明らかにされました。
Twitterで正解を導き出していた人も居ましたね。僕はあまり馴染みがないのでわかりませんでした。
Katatoniaはスウェーデンのヘヴィメタルバンドであり、ここで思い出すのはSteven WilsonOpethのMikael ÅkerfeldtによるStorm Corrosionだったりもするわけですが、英国のよく比較される二つのバンドのリーダーが北欧のヘヴィメタルバンドのヴォーカリストを招いてサイドプロジェクトを始めるという流れに何らかの共通意志があったのか、はたまた単なる偶然か、ちょっと気になります。
Katatonia自体が最近のヘヴィ化したPorcupine Treeと共通する部分のある音楽性を持っていますから、 The Pineapple Thiefのサイドプロジェクトへの人選としては不思議ではないとは思います。

前回かなり悩んでいた通り、Jonasの声もSteven Wilsonと似た表情を見せるところがありますが、Broceがその声を見込んでPorcupine Treeしたかったのかと言えば、新たに公開されたサンプルを聴く限りそうではないように思えます。

その新しいサンプルでは四曲が紹介されているようですが、TPTからそう離れた音楽ではないものの、曲調はBruceが歌ってもTPTには聞こえないだろうと思われます。
最初はTPT直系のギターが高鳴りつつTPTにはないタイプのメロディ、次がシンセベースの唸る重めの曲調、続いてエレクトロニカなリズムとストリングスが気持ちいいバラード、最後にストレートなギターロックという具合。
全体に、メロディは不思議な事にシンフォニック、ネオ・プログレッシヴ系のバンドに近いように個人的には感じました。
通しての印象としては非常にスタイリッシュで洗練された、完成度の高いロックという感じ。
特に気になるような部分もなく、これは手放しで期待して大丈夫という気にさせてくれました。

最後に、曲目も発表されています。
Pleasure
Wisdom Of Crowds
Radio Star
Frozen North
The Light
Stacked Naked Pretend
Centre Of Gravity
Flows Through You
とのこと。

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