もう春ですよね?

桜も咲いてるみたいだし。
それにあわせてというわけではないですが、コメント投稿欄がちょっとややこしいと思ったので形式を変更しました。
あとは「続きを読む」記述ですが、今は一番簡単なテンプレートでやってますが、全部の投稿の後ろに「続きを読む」がぶら下がってて気になるので、やっぱりもう少し複雑なテンプレートにした方が良いかもしれません。

そういえば、Frankfurt Musikmesseが4/1から開催されていたわけですが、会場で嘘発表でもあれば面白かったのですが当然そんなものはなく、本当に魅力的な発表がいくつかありました。
初お目見えの中で最大の注目株はやはりこれでしょうか。
SSLは最近比較的安価で個人での音楽制作に親和性の高い製品に(Duendeなんかその典型だ)力を注いでいるようなので、いつかコンパクトミキサーも出てくるだろうと思いましたが、本当に現れたと言うところですね。
というかSSLの銘がついたミキサーが予価30万強程度ですからねー、そりゃあ注目もされるってものです。
その他、派手な新製品はNAMMでおおよそ出尽くした感がありますが、鍵盤好きとしてはNord C2は気になるところです。
あと、今回一番インパクトのあったのはこれかなぁと思います。
MelodyneのDNAに続いて登場してきた超技術ですね。技術の進歩はここまで音楽を分解できるまでに到達したんですね。
人によってはこのためにMacに乗り換えようとか言い出しかねないくらい凄いものですが、よく考えたら制作段階での使い道はあんまり思いつかない気も。使い道自体は非常に多そうですが。

特に最近、音楽制作のための機材のコストがどんどん下がってきているのは強く感じます。特にソフト関係(主に音源、エフェクトですが)なんかはダウンロード販売が普及して値段がかなり下げられる状態になってますから、質の高いものを安価に(あるいは、無料で)手に入れるのも難しくないのですね。
思えば、初音ミクブームから日本の音楽制作人口は一気に増えたわけですが、それを支えていたのがこうした環境なのかな、と思ったり。
時代が質の高い音楽を作る事を難しくなくした(もちろん作曲力は別ですよ)ところに乗って「作ってみたい」と思わせるものが現れたからこそ今のような状況にまで発展したのかな、と。
たぶん、どちらが欠けていてもこれほど多くの人が音楽を作って発表する、という行為に及びはしなかったと思います。
いろいろ言われてて嫌いな人も多いらしいVOCALOIDですが、少なくとも現象面ではVOCALOIDが日本の音楽会の未来を明るくしている面もある、と個人的には思うのです。

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