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The Pineapple Thief - Where We Stood

発売は10月に延期となったThe Pineapple Thiefのライヴアルバムですが、購入者にはMP3アルバムのダウンロードが送られてきました。 最初のファイルにタグ情報がなくタグ情報を入力し終わったところで修正版ファイルが送られてきたので些かぐったり。 さて、本作のポイントは何と言ってもGavin HarrisonとDarran Charlesの参加。 "Your Wilderness"収録曲は勿論のこと、これまでの楽曲でもこの両名によるテクニカルな演奏が入ることで「今」の彼らのパフォーマンスに生まれ変わっています。 正直なところ、演奏は荒削りと言ってもいい内容だし、音の強弱差がそれほど大きくないのでスタジオ版にあった静と動の妙はあまり感じられないのも確かなのですが、代わりにライヴならではの勢いとアグレッシヴな表現が新たな表情を見せているように思います。 特にDarranのギターが原曲より遥かに大胆かつテクニカルに攻めることで強烈な印象を与える曲が幾つか存在していますね。 フェイバリットの一つである"Reaching Out"などは典型といえると思います。 代表作"Part Zero"でも原曲のギターソロが完成されているから大人しいかと思ったら見事な速弾きを披露するシーンあり。 また、スタジオ盤ではあまり主張しないキーボードも時々強烈な音で前に出てきます。 そしてヴォーカルはアコースティックギター弾き語りになった時に最大の存在感を放っています。 総じて、印象としてはファン向け。 新規のリスナーにはスタジオアルバムの方が適していると思います。 ファンが「ライヴ」なTPTの姿を求めるなら好適な作品でしょう。 特にギターファンにはお勧め。勿論、Gavinのドラムの存在感は抜群なのでドラム好きにもお勧めできます。 あとは、BDで映像がついた時にどれだけ印象が変わるのか、楽しみです。

Ceruleanと8月31日

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昨日8月31日、8月の終わりを期して二つの新曲をアップロードさせていただきました。 "Cerulean"はそのタイトル通り、夏の晴れた日の青空をイメージした楽曲です。 最初と最後のピアノソロは夏の終わりの空気を、中間部は夏空の爽やかさを表現したつもりです。 シンセサイザーによる浮遊感と疾走感を感じて頂ければ幸いです。 "8月31日"はやはりタイトル通り、8月の終わり、過ぎゆく季節と夏休みの終わりをイメージしました。 当初ベースやドラム、ストリングスなどの導入予定もあったのですが、ピアノパートが完成した時点で楽曲として完結していると感じ、これ以上の追加は蛇足だと思いました。 結果としてシンプルなピアノソロとなり、またその表現は使い古されたものかもしれませんが、僕にとって偽らざる夏の終わりへの気持ちを音にできたと思っています。 ともに夏の終わりと秋の始まりという季節の移ろいに対する感情を込めた楽曲です。 "8月31日"がより日本的な季節感を押し出したものとするなら、"Cerulean"はやや西洋的な夏の感じ方を含めたものといえるかもしれません。 そして、夏が終われば秋が始まります。 僕の一番好きな季節にして、9月は僕の誕生月でもあり、これらの曲はそんな思いもこもった作品となっています。 楽しんで聴いていただけると嬉しいです。

深夜廻~メインテーマ~

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去る24日にゲーム「深夜廻」が発売されました。 僕もサウンドトラックCD目当てで日本一ショップ限定版を購入しました。 CDの曲数は少ないですが内容、ほかの特典、パッケージ含めてすばらしい仕上がりでした。 ゲームは……まだPS4持ってないのにPS4版を選んでしまったので。 さて、このほど自身二回目の( あれ はノーカウントで)カバー曲の試みとして本作のメインテーマをカバーしてみました。 選曲の理由として、公式サイトで流れていて非常に耳に残ったこと、発売のタイミングが近かったことがあります。 今回は 前回 とは違って原曲の流れを完全になぞった上でアレンジを施す手法で挑みました。 というのも、ピアノのコピーが大変だったのでとにかくまず全部聴き取らないと始まらないぞと。 前回は何だかんだテーマがはっきりしていたので構成に変化をつけてもやりやすかったんですよね。 で、結局不完全なピアノコピーをベースに肉付けをしていくことになりました。 聴き取れなかった部分は自己流で補完している訳ですが、聴き取れた部分も自己判断で改変しているところが幾つかあります。  ここで問題なのがどうアレンジするか。 原曲通りストリングスなどを導入しても原曲の劣化コピーにしかなりません。 であれば別の道を探るべきだと思い、その類の楽器を一切用いない方向でアレンジを始めました。 結果としてトラックは8トラック、内訳は Evolve Mutations 2 が1、 The Giant が2, 残りの5つが Una Corda となりました。 冒頭のオルゴールに使ったEM2以外すべてピアノ音源という内容です。 最近これらの音源の面白さにはまっていたのでなんとなくそういう方向に収まっていきました。 ただ持続音系がふわっとした音になりがちで、 この辺 があればストリングスの音をカバーできたのにとも思ったのですが。 全体にちょっと音が響きすぎの感はあります。 内容について触れると、メインのピアノはUna Corda Pureのベーシックプリセットを少しいじったもの。 打撃音はThe GiantのGiant Noiseプリセットです。 前者は普通のピアノとは異なる響き、後者は通常のパーカッションにはないインパクトを求めました。 このコンピは Eclip...

[オリジナル曲]Dreaming Doll

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"Azure"以来久しぶりの普通の曲です。 今回はいつものループ音楽を作ろうとしていたのですが、展開が大きくなってループに向かなくなったという事情で通常の楽曲として構成しました。 三拍子の比較的よくあるチェレスタ中心の楽曲です。 ジャンル的にはゴシックと言っていいでしょう。 フレーズごとに器楽構成を少しずつ変えて、最後にピアノソロで締める構成です。 各フレーズを二回繰り返して次に展開するので若干水増し感がなくはないですが。 最後に少し転調がありますが、急な同主調転調は癖みたいなもので、若干違和感があるかもしれません(最新の" Across The Border "でもやってますが) 。 個々のフレーズ自体は割とよくできたと思っています。

反応

曲の改善点が知りたいことと動画の宣伝も兼ねて、Cakewalkの フォーラム に"Azure"の動画を投げたわけですが、ポジティヴな反応やちょっと手厳しいアドバイスなど少しコメントを頂けてうれしく思います。 フォーラムの方々の温かい反応は非常にありがたく、またコメントは技術的にもモチベーション的にも助けになります。 日本語の記事で届くことはないと思いますが、あらためて感謝申し上げます。 さて、それを置いても最近ニコニコ動画でコメントやマイリストを頂けることもあるようになってきて、これもまた嬉しい限り。 更にありがたいことに、多くが評価や応援のコメントで本当に励みになります。 最重要なはずのYouTubeでは再生が増える以外に何もリアクションがなく寂しいですが。 やはりYouTubeで目立つくらいまでレベルアップしないとなと思わされます。 このように日々成長を続けている手応えを感じています。 願わくばもっと多くの人に音楽を届けられるように。

曲のこだわり

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ネット上に曲を公開し始めてから一ヶ月以上経ちました。 前に書いたように多くはゲーム音楽を意識した作りになっています。 なのですが、そこにも自分なりにこだわりというものがあったりします。 それは単独で楽しめる曲にすること。 何を当たり前な、と思われそうですが、多くのフリー音楽素材屋さんの曲を聴いて感じるのが、不特定の目的に使われるため主張を抑えたプレーンで馴染みやすい作りになっていることが多いということです。 そうするとどれだけ質が高くても単独で聴いた時の印象はそれほど強くないということが多いのです。 そういうタイプの素材作家さんは沢山いますし、僕よりもずっとプロフェッショナルな制作をされているので同じ土俵では勝負になりません。 ので、自分は自分の作りたい曲を作る、ピンときた人だけ使ってくれ、というのが自分の姿勢であり、そんな自分の癖が目立つためには必要になるのかなと思っています。 正直、自己評価として自分の素材曲は特にループのタイミングに結構癖がある事が多く、具体的には通常ループは(繰り返し主体なら特に)偶数フレーズで行うことが多いと思うのですが、僕の曲は奇数フレーズで妙なループの入り方をすることがあるので、繰り返した時に独特な感覚がある(と、自分では思っている)わけです。 これは最近アップロードした「 Keep Me Breath 」や「 時の残光 」 などで聴かれると思います。 また、曲自体もあまり汎用性を考えずにやりたい放題やることがあります。 これは昨夜(と言うか今朝)アップロードした「東の風」が典型ですかね。 そういうわけで、自分は自分の道を行く、そういう姿勢でこれからも行きたいと思います。

Symphony Series - Completed!

KOMPLETEにEssencial版が3タイトルで収録されたときはもうないのかもしれないと思っていたNative Instrumentsの Symphony Series - Percussion が発表となりました。 制作はまさかの Sonuscore 。 Soundiron かと思っていたので意外でしたが、スタジオ収録ということで使い勝手は良さそうです。 そして期待していた バンドル も無事発売。 アップグレード版は75800円と総合オーケストラコレクションとしてはお手頃なのがうれしいポイントですね。 僕の場合それを使いこなすべく修行とキーボードを買うのが先決ですが。 通常版の価格は129800円ということで、 Spitfire Symphony Orchestra が比較の視野に入ってきそうですが、あちらのほうが大規模かつ通常のオーケストラとして使いやすいと思いますが、より高額なのとパーカッションが別ラインなのがネックになりそうです。 Cinesamples はもっと高いし、 Cinematic Studio Series は来年に遅れているし、 Sonokinetic Orchestral Seriesはいつ完成するかわからないので、外ならぬNI製品である点も含め現時点でKONTAKT用オーケストラ・ライブラリーの最右翼と思われます。 ただ、Essencialを使った感じWoodwindsのノイズが少し気になるんですよね。