そうか、

この時期はDAWソフトの新バージョンが発表される時期でしたね。
ということで、SteinbergからCubase7が発表されたようです。
先行したSonar X2は特に使い勝手の面で正当強化が施された印象でしたが、こちらは基本は同様ですが一つ大胆な機能を搭載してきました。
それがコードトラックとそれに伴う一連のハーモニー制御機能、ということで制作中に考え込む要素が一つ少なくなる、なかなかいい機能ではないでしょうか。
個人的に魅力を感じたのは"Hermode"技術です。平均率との互換性を保ったまま3/5/7度の和声的に重要な音程を調節する技術だそうで、その記述から読み取れる通りの働きをするとすれば非常に有益な新機能だと思います。Sonar X3に期待。
これだけとってもCubaseを採用する決定的な理由の一つになり得るのではないでしょうか。
それと、実に地味ですがASIOガードなる技術も嬉しいところかも知れません。
他の部分はどちらかというとライバルのSonar対抗という感じでしょうか。

スクリーンショットを見て思ったのですが、昔は見た目の面ではCubaseがSonarをはるか引き離していた感があったのですが、Sonar Xシリーズ以降むしろ立場が逆転している感じがします。
Pro Channelを意識したと思われるミキサーのインターフェイスも若干垢抜けないような。
とはいえ、別に欠点になるほどの事でもなく、特にソフト音源中心の制作に向いた機能の数々やVocaloiod Editorが使えるという面を見ても、最近のミュージシャンに魅力の多い選択肢なのではないかと。

ところでKompendiumのアルバムは少数が早期に予約された海外からのオーダーに対して発送されたという事で、既に入手報告がある模様です。
本格的な出荷は金曜日になるそうです。
僕のオーダーが「少数」に入っている事を祈りつつ。

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