そういえば、

先日15日に、その日がコミケのあった日だと失念したまま何の気なしにニコニコ動画で「東方」タグにアクセスしたら(実はこのタグ自体にアクセスしたのは初めてだったりする)、東方星蓮船「製品版」のプレイ動画があって、ちょっとびっくりしました。
それで、どうせ当分手に入らないからと見てみましたが、今回の音楽は面白いですね。
前半はシンセとサックスが前面に出て透明感・浮遊感が強い現代的なイメージだと思いましたが、後半はむしろ閉塞感の方が強く感じられたような。体験版の感じで最後まで行くのかと思っていたのですが。
四面道中曲「幽霊客船の時空を越えた旅」や六面道中曲の「法界の火」あたりはかなり「東方っぽい」というイメージとは異なりましたが(前者は聞き込むとらしさを感じる部分はありましたが)、それ以外の曲は概ね前作の延長線上にあるのかな。
とはいえ、典型的な東方色がバリバリ出ていたのは最終ボス戦の「感情の摩天楼 〜 Cosmic Mind」だけだったかもしれません。
この曲に加えて一曲挙げるならEXボスのテーマ「平安のエイリアン」でしょうか。
出だしあんまりパッとしたイメージはなかったのですが、途中のピアノパートあたりでおっと思い始めて三回目くらいから物凄く良く感じるようになりました。東方の音楽ってどんなのか一曲で説明しろって言われたらこれを挙げるんじゃないかというくらい(いや、本作の中ではやっぱり感情の摩天楼か)。
過去のいろんな曲を思わせる雰囲気が混じっていて、本来は初視聴時の印象が強烈な曲なのかもしれませんが、個人的にはそうでもなかった。
あと、もしかして今までと比べて音質の向上が著しいのではないかと。特にドラム系。聴くからに打ち込みと感じさせるところがあまり無かった所為かもしれませんが。シンバルの音は明らかに向上しているような。

ゲームの方については、まぁやってみないことには何とも言えませんが、キャラクターは今までと違ったイメージの方が多いような。単に絵柄が違うからでしょうか。いや、デザインのコンセプトとか性格設定(特に基本的にみんな善人なところ)がやっぱり違う気がします。

個人的には音楽から入った身ですが、調べて行くにつれて世界観や物語の作りにも魅了されつつあります。でもきっと東方の「キャラクターに」興味を持つきっかけになったのがkamSさんの動画である僕は少数派に違いありません(ちなみに、音楽にはまるよりも幾分前)。

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