何というかですね。

個人的には、頭の中で曲のイメージがはっきりしてくるほど、打ち込みには向かいにくくなっていくわけです。打ち込みなら音を置きながら考えていくという方が作業として楽なような。
イメージのはっきりしている曲は一回弾いてみた方が形にしやすいようです。良い機材持ってたらリアルタイム入力でそのままデータにしてしまうところなのですが。
そういえば先日何月かに一度思いつかくくらいのすてきなメロディが浮かんだのですが、書き留めたりする前に盆踊り会場のあたりを通ったせいでほとんど忘れちゃいました。
以前も似たようなことがあったなぁ。そのときもなかなか作れないくらいのメロディだった気が。

あ、この前東方の曲が結構好きって書きましたが、最近原曲もぼちぼち聴くことが出来てます。本来は原作を入手して聴くのが筋なのですが、そもそもどこで手に入るの。とらのあなで見付けられなかったのだけど。
それでいくつか思ったことがありまして、
まぁ曲によってはピアノがやばいとか(ネイティブフェイスとかはまだしも、夜雀の歌声あたりが恐ろしい。スピードの面だけの話ですよ)トランペットの存在感とか小刻みなドラムとか、その辺は割と当初からわかっていたのですが、ベースが恐ろしく作り込んであるのは新発見でした。
なんとなく、いわゆるベースギターのフレーズとして作ってはいないような気がします。演奏の難易度はともかく、フレージングとして弦楽器の演奏を前提にしているとは思えない。
とにかく、ベースが難しいという話です。いや難易度自体はそれほどでもないか。キーボードの低音といった方がしっくり来るパターンが多いんですね。
それと、今までアコースティックなダンス音楽系というイメージでいたのですが、曲作りの方向性としてはむしろヘヴィメタルに近いような気がしました。あくまで個人の感覚ですが。

もう一つ、これは曲に関することではないのですが、音色に対する感覚は音楽の性質によって変わるのだな、という。
簡単に言えば、東方曲のトランペットやストリングス、ドラムなど(あとはギターなんかも)は通常のバンド演奏の中だとシンセサイザー、電子ドラムの音として認識されるような音色だったりするのですが、曲全体がそういう音色で出来ているので、その中では実際にトランペット、ストリングス等のパートとして聴いてしまうということですね。
これは逆に言うと打ち込みで一つだけ飛び抜けてリアルな音が入ると他が途端に嘘っぽく聞こえ始めてしまうおそれがあるかもしれないと。
いい音が出せるようになるとつい喜んで使ってしまいそうですが、全体でバランスが取れないようなら諦めた方が良いのかも、という。まぁ教訓というか自戒ですね。

最近はいろんな曲やフレーズにチャレンジしているせいで自分の鍵盤演奏力のなさを思い知らされてがっくり。ちゃんと練習しないとなぁ。

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