追悼

といっても、今テレビで大きく報道されてる山城新伍さんではなくてLes Paul氏のことであります。
言うまでもなく、ギタリストや、それに限らず多くのロックファンにとってはGibson Les Paulギターの生みの親として知られているわけですが、その名があまりにも伝説的に知れ渡っている故に僕にとっては既に歴史上の人物という感覚が強く、改めて訃報を聞くとショックと言うよりは何かものすごく意外な話を聞かされたような気がして、逆に同じ時代を生きていたのかという印象の方が強かったです。
実際94歳ということで、もっと前に亡くなっていたとしてもおかしくはないし、むしろロック界の伝説的ヒーローとしてこれほど長く生きた方はそういないように思います。
今回の訃報を受けて彼の功績を改めて確認してみましたが、自らの名前がついたギターの他にも彼の生み出した様々な発明が今の(特にポピュラー)音楽界に与えた影響の大きさが思い知らされ、改めて彼の偉大さを実感しました。
今は、これまでのあまりにも偉大な人生の分、安らかにお休みください。


ところで、疲れて少し眠い状態で目を閉じると時々面白いイメージが浮かぶことがあります。
それはいわゆる萌えキャラ絵であったり風景であったり、あるいはもっと抽象的なイメージだったりするのですが、共通するのは自分にとって魅力的で、かつ覚醒しているときにはまず思い浮かばない類の物ということです。
同じようなことは音楽のメロディや言葉のフレーズにもあるのですが。
おそらく自分が普通に考えている意識より少し奥のところで、今まで見聞きして魅力を感じた物を集めて再構築しているのが眠い拍子に意識下まで浮かんでくるのだと思います。
思うに、芸術方面で才能のある人とそうでもない人の差はそれを創作時に意識できるかどうかなのではないでしょうか。自分で言うのも何ですが、そうして浮かんだイメージの中にはこれが既存の作品にあったらこの作者は天才じゃないかと思うであろうレベルの物も混じっています故。
だから偉大な芸術家は妙な思考をしていたり時に精神に異常を来したりあるいは薬に手を出したりすることがあるのかも。
あ、もしかしてお酒が入ると調子が出る人がいるのもそのせいじゃないか?

ピアノは今更になって重大な発見。
今までの練習の非効率さが浮き彫りに。ちくしょう。

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