Mercy Of The Sea

何度か取り上げたKompendium、昨日新しいビデオが公開されました(YouTubeの投稿日は一昨日だったりしますが)。
時間が予告されていたので、PCの前で今か今かと待っていましたよ。
アルバムの4曲目となる"Mercy Of The Sea"となります。
前回の"Lilly"とはアルバムでは連続した曲になりますが、純粋な演奏ビデオであった"Lilly"とは異なり、映像はストーリー仕立てとなっているようで、曲順と合わせて色々と想像を巡らせるのも面白いです。
映像や各曲のタイトルを見るに、どうやら全体的には悲劇となっているような印象ですが。

曲の方ですが、本物のストリングスだけでなくサンプリングと思われるブラスまで入った壮大なオーケストレーション、バグパイプやフィドルによるケルト的な演出など、映画音楽をも思わせるスケール感のあるアレンジが印象的です。
そして、それに乗せて哀愁のあるメロディを歌うSteve Balsamoのヴォーカルがそれはもう素晴らしく、この曲の壮大な印象を最後に一押ししているのはこの声と言ってもいいでしょう。
声質、声量、音域、安定感、どれをとっても完璧に近いパフォーマンスです。
Francis Dunneryのギターも見事な演奏で哀感を引き出すのに一役買っています。
冒頭、雄大なストリングスのアルペジオとイリアン・パイプスのメロディで引き込まれる事間違いなし。
ケルトとオーケストラを取り入れたポップミュージックという面では「タイタニック」等の映画主題歌を思い出すのもありでしょう。

今後タイトル曲"Beneath The Waves"のビデオも公開となるようなので、そちらも期待したいと思います。
アルバムは予約完了しました!

RobはKompendiumの作業が完了し、既にMagentaの新作に戻っているようです。
まさかの復活を果たしたCyanも併せ、今年はRobにとって大きな年になりそうです。

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