これは……いい。

CryptonのサイトにてToontrack社製ピアノ音源"EZkeys"の情報が公開されたのですが、これはいいものですね。
今更ピアノ音源? しかも低価格製品で? などと思ってはいけません。個人的にここまで購買意欲を掻き立てられた製品は久し振りです。
最大の売りは、Smart Transposeと銘打たれた機能。いわゆる五度圏をデザインに取り入れたものですが、まずそのデザインが素晴らしい。五度圏におけるコードの関係が丸わかり。しかもクリックすれば音も出る。
この時点で教育ツールとしても優秀ですが、それを駆使してフレーズを並べていけば簡単にピアノトラックが完成し、それをMIDIファイルとして出力できるという始末。
更にフレーズにはグリッサンドのような実際に収録するのが意外と大変な奏法も含まれているようで、ピアノが上手く弾けない、入力に使えるキーボードがないという場合も思い通りのピアノフレーズを作っていけそうです。
外部のMIDIファイルも使えるので簡単に演奏してトランスポーズしていくことも出来ますし、勿論他のピアノ音源を持っている場合もそれと一緒に使うことができますね。

思えば、コード進行を理論で理解するのはなかなか大変です。もっと早くこういうものが出ていれば、僕も実用的な制作をしながら身体で覚えることができたのではないでしょうか。
……あ、まだ全然遅くないやー……(笑)。

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