これは来たー!

ClaviaがNAMM 2010でNord Pianoを発表するようですよ。
でも、Nord Stageがあるしその機能限定版的なものかなぁと思って読んでみたら、予想以上に魅力的なものになっているようで、これだと正直、欲しい。
ペダルがちゃんとフル機能になっている(連続検出対応)のは意外と少なくて、ローランドはほぼ全機種対応なのですがヤマハは不明、カシオが一部上位機種のみ対応という感じで、その中でもあまり存在感が大げさではなくてMIDI入出力がついているものは殆ど無いという感じだったので、そんな製品が一つ現れたというだけで有り難いことなのです。
要はコンピューターの隣に置いて浮かない外見とそうやって使える機能を備えているということです。
で、その言い方だとまるでコントローラーとしてだけ見ているような感じですが、実際ピアノとしての能力も記事を読む限りかなり高いようで、とりあえず出回り始めたら一度弾いてみたいですね。パネルの機能もわかりやすくて良い感じ。デザインもすっきりしていて良いです。当然ながら真っ赤ですが。

ピアノ系で言えばもう一つ、ヤマハからはCP-1(気合いの入ったネーミングだ)という製品が発表。
こちらは明らかにどの角度から見てもローランドV-Pianoの対抗馬で、Nord Pianoとは若干異なるカテゴリーの製品でしょうか。
これで国内の二強から新世代ステージピアノが出揃ったことになるので、また楽器市場は賑やかになりそうです。
さすがにCPの名前を背負うだけあって、見た目からして伝統を感じさせるスタイルに仕上がっていますね。あまりにもデザインがクラシカルなので最新という雰囲気は見た目にはあまりなく、その辺がV-Pianoに対する特徴でもあり、弱点にもなるかも知れません(完全に趣味の問題)。
まぁデザインがクラシカルなのはV-Pianoも似たような部分はあるのですが。
機能的にも向いている方向はやや異なるようなので、どちらを選ぶかは好みの問題になりそうですね。
おそらくステージでの選択として無難なのはCP-1で、とがったことが好きなこだわり派にはV-Pianoというところでしょうか。
でも、一番の違いはCPの方は下位機種を加えてシリーズ化されていることかも知れません。

何気にラインアップが充実してきているカシオや独自路線を行くコルグも併せて、いま電子ピアノ業界が熱い!
……絶対キーボードマガジンあたりがそのような特集をやってくれると思うのですが。

Pineapple Thief "Little Man"再販は2010年1月18日!
いきなりかなり直近の作品から再販されるのでこれはどうしようか悩みどころですが、まずは"3000 Days"を聴いて音質を確かめてからね。内容も完全に同じかどうか気になるし。
そしてジャケットが変わっている模様。個人的にはこっちも好きです。
完全新作の方も来年4月の発売に向けて順調に進んでいるようで、こっちはもちろん楽しみです。
ブログの記述によれば"Barely Breathing"という曲がもっともメロディックかつ唯一のソフトな楽曲ということで、前々から言っていたように今回は「ヘヴィで攻撃的な」作品になるようです。
思えばロック的なヘヴィさ、あるいはハードさからは"10 Stories Down"以来6年間距離を置いていたように思うので、この作品で果たしてどうなるか、期待したいと思います。

しかし、今出てる中では一番欲しいアルバムはMoongardenの"A Vulgar Display of Prog"だったりするんですよね(公式サイトオープンおめでとう)。
試聴するだに"Aesthetic Surgery"はかなりの佳曲だと思うんだ。

(追記)
Jadisの公式サイトが復活してました。
これから活動を再開して、来年にはShadowlandとライヴを行うようです。アルバムは今のところ決まっていないとのこと。
しかし、暫く音沙汰がないと思ったらGaryはあらゆるパイを食べるために(作るためかも知れないけど、言い回しを見る限りこっち)23カ国を巡り18ヶ月を費やすなどしていて音楽から離れていた……ってなんだそりゃ?
まあ、元気にやってくれていることがわかっただけで嬉しいです。もちろんそのうち新作も出るだろうと期待しておりますよ。

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