これは面白いな。

この前発表されたKirk Hunter StudiosのConcert Strings 2なのですが、気がつけば同様のコンセプトを持ったストリングスライブラリーLA Scoring Stringsが国内で正式発表されてまして。
共通点としては
ロサンゼルス(=カリフォルニア=ハリウッド)にて制作された製品
全体、1/2、1/4、ソロのセクションを一つの製品にまとめたもの
というあたりで、似通った時期に情報が明らかになったことも含めて何か関連性を考えてしまうのは邪推というものでしょうか。

とはいうものの、製品情報をよく読むとそれぞれのコンセプトには若干の違いもあるようですね。
たとえばLASSはレガートを特に重視しているとか、KHCSは複数のスクリプトバージョンを使い分けられるとか。読み落としがあるおそれもありますけど。
KHCSは与えられた演奏をどう再現するかが重点で、LASSのARTのような機能は無いようです。
そして容量自体はLASSの方が大きいようですね。しかし何より画面デザインはLASSの圧しょ(ry
情報を読んで、デモも聴いてみた感じ、LASSはより「ハリウッド的」な作り、音になっていて、比較するとKHCSはクラシック・オーケストラ的な色が強めのような気がしました。

何にしても、同時期にこのようなコンセプトを持った製品が二つも出てくるというのは面白いですね。
これもいわゆる"Next Generation of Sampling"の一つの形なのでしょうか。

そういえば、Westgate StudiosのModular Seriesはどうなったんでしょう。
長いこと音沙汰がないと思ったら夏頃からサイトが小さくなってるし、それで更新があるのかと思ったら全然無いし。
ええわかってますよ、当初の予定より製品を改良してたり、一気にフルラインアップ発表する準備をしてたり、フルラインのバンドルを用意してたりするんですよねそうなんですよね。
というかそれ以外にこの状況に対する前向きな解釈が思いつかないのでそうであってくださいお願いします。


あ、思い浮かんだメロディを普通のノートに走り書きする形式をあとで再現しやすいように変えたのです。
とても簡単な記述なんですけどね。これが結構助かる。

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