NAMM、その2

今年のNAMMは先にも書いたようにMIDIコントローラーの妙な充実が個人的に一番のポイントだったのですが、終わって改めてみると、面白いものは多いイベントになったように思います。

何故か目立ったのがBOSSのOD-1X及びDS-1X、IbanezのTS808DXと古典的名機の名前を受け継いだギター用エフェクターの新製品でした。
Uni-VibeEchoplexも(若干事情は異なりますが)似た感覚かも知れません。
長年愛されてきた定番の機材が元のメーカーによって生まれ変わるというのはなかなか興味深い事象だと思いました。

個人的に驚いたのが、CasioがDJ機材を発表した事でした。
特にヘッドフォン。カシオがヘッドフォン? という時点でびっくりですが、musicradarの記事にあった衝撃的な写真がなかなかに目を引きました。
さすがタフネスのカシオ、ということろ……なんでしょうか。

それと興味を引かれたのはiConnectivityのiConnectAUDIO4+
iOS製品との連携が売りになっていると思いますが、単に二台のPCで負荷を分散させたいという用途にも非常に良いと思います。
あとはオーディオインターフェイスとしての性能が問題でしょうか。
プリアンプやコンバーターの質は未知数ですが、とりあえず192kHzに対応してたら嬉しかったですね。
そういえば今回も各社からオーディオインターフェイス新製品が登場していましたが、Thunderboltの二とSteinberg UR44(これはここでの発表じゃないし)以外は揃って96kHzまでの対応だったように思いますね。

昨年のNAMMではVir2社のAcou6ticsが発表されていました。
夏予定と予告され、デモはまだかなーと待っている間に一年が過ぎてしまいました(しかもその間に後の発売になると思っていたCinematic Thunderが先に出てしまった)。
今年も展示され、トレイラーも公開されたようですが、いよいよ発売になるのでしょうか。
ナイロンギターのデモ早く。

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