The 27 Club

Magentaの新アルバム、The 27 Clubの概要が発表されました。
タイトルのみならずジャケットも今までとは趣の異なる仕上がりになっていますね。

本作のテーマは27歳で亡くなったミュージシャン、シンガーにあるとの事で、タイトルが発表されたときに27という数字に特別な意味を見出せなかったのですが、このような意味が込められていたとは想像できませんでした。
Jimi Hendrix、Jim Morrison、Kurt Cobainらが全員27歳で亡くなっているということは思いも及ばなかったのです。
また、ドラマーにはKieran BaileyでもSteve Robertsでもなく、なんと元IQ、Frost*のAndy Edwardsが就いています。
ネオ・プログレッシヴ・ロック界の大物ドラマーの一人ですが、確か家庭の事情で活動を一時休止していたと思うので、名前を聞くのは久々ではないでしょうか。
YouTubeにレコーディング動画がアップロードされていますが、当然の如く7拍子のフレーズが用いられているのが嬉しいですね。
おそらくベースはまたRobが担当していると思われます。

そして今回も前作のChameleon Projectに続く予約キャンペーン、Area 27が行われています。
多数のダウンロードコンテンツに加えてアルバムのCD/DVD版やポストカードなど充実の内容が予定されているようです。

最後に、プレビュービデオでの各曲の印象を述べておきます。
The Lizard King:前作、前々作に近いハードでエキゾチックな曲。
Ladyland Blues:今までMagentaでは聴かれなかった感じ。King Crimson系やSteve Hackettに近いか。
Pearl:ジャジーでブルージー。Christinaのソロアルバムにこういう曲があったような。
Stoned:ギターソロだけでもMagentaの王道路線の雰囲気。
The Gift:シネマティックともいえるストリングスが印象的。これもMagenta節。
The Devil At The Crossroads:やっぱりChrisのギターソロはMagentaをMagentaたらしめている重要な要素だと。
前半の曲は若干新鮮な印象、後半は割と典型的なMagentaらしい曲を揃えてきたというのが現時点での印象ですが、何せ曲の長さが6分から、ほとんど10分超えということから考えても、そのまますんなり収まりそうな気はしませんね。
何より、この3分足らずのプレビューで「今までの全てのアルバムを集大成した」作品であるとの言葉を納得させるだけのものがあるのが凄いです。

発売は9月2日。もうすぐです。

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