痛かった

この前旅行に行ったらまた大雨に降られました。
んで、それだけならまだしも濡れた金属のふたに滑って足首ひねった。盛大に腫れました。
しかも丸一日以上痛みと腫れがまったくひかなかった。三日たった今でようやく外に出かけられそうなくらいまで回復いたしました。

さて。その一週間前のことですが、ミュージカル「レ・ミゼラブル」を観に行ってきました。
いやー、とてもよかった。ストーリーに関してはまあ今更何か言うこともないと思うんですが、音楽がまた良い。
冒頭、重々しく始まる「囚人の歌」や第一幕オープニングの「一日の終わりに」(公式で聴けます)がまず印象に残りました。
ほかには「ABC Cafe」「民衆の歌」「One Day More」(どれも公式で聴けます)など作品のテーマといえる曲がやはり印象的。
「宿屋の主人」(公式で聴けると見せかけて聴けません)も重苦しいストーリーの中でほっとする(まあ、ほっとするっていう歌詞ではないですが)コミカルな調子が良いですね。

こういった印象に残る曲は第一幕に圧倒的に多いのですが、第二幕では見せ場が続き、高いテンションを保ったまま最後まで流れていくのが気持ちいいです。
中でも最大の見せ場は「最後の戦い」、さらに「カフェ・ソング」はマリウスの悲しみが伝わってくる好作品。

見終わった後はかなり充実した感覚が味わえました。
ストーリーをより印象的に演出し、互いに引き立て合うという、理想的な劇音楽の形を実現していると思いました。
演出という面で、参考になる部分もかなり多い舞台だったと思います。

性格が性格なので音楽面の感想ばかりになってしまいますが、もちろんストーリーは古典的名作のそれです。悪かろうはずがありません。
ただ、この音楽がなければ舞台としてはこれほど面白くならなかったとは間違いなく思います。

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